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カテゴリー 《 内航ドットコムオブザイヤー 》   全1ページ
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2010.06.21    カテゴリ:  内航ドットコムオブザイヤー 

   シップ・オブ・ザ・イヤー2009

「シップ・オブ・ザ・イヤー2009」南極観測船「しらせ」に決定


しらせ 防衛省 18300GT  LppxBxDxd…126.0x28.0x15.9x9.2m
機関 ディーゼル 4基・主電動機 4基
ディーゼルエレクトリック(交流PWM制御 5,516kW×4)2軸推進 30,000PS 最大速度 19.5ノット
砕氷能力 厚さ1.5mの氷の中を3ノットで航行可能
乗員 179名 隊員 80名 輸送物資 約1,100t
2009.5 ユニバーサル造船株式会社 舞鶴事業所



SHIRASEプロジェクト
三代目南極観測船しらせ 艦番号AGB-5002は除籍後民間の気象情報会社「ウェザーニューズ」に売却(4000万円)
SHIRASEに改名され2010年5月2日から南極観測および気象観測の象徴として一般公開中

シップ・オブ・ザ・イヤー2009、満票でのしらせのShip of the year受賞。
素晴らしい技術での受賞。異論はありませんが・・・

船舶及び海洋工学に関する学術技芸を考究し、その発達を図ることを目的としているならば
選考委員の人選の再考。各部門賞の増設をよろしくお願いします
少なくとも商船学校や商船大の教授や海員学校などの先生、総連幹部
内航ジャーナルや内航新聞・共有船など業界メディア関係者くらいは選考委員に加えてもらわないと
どうだ。シップオブザイヤーだ参ったか!と言われてもイマイチ納得きません。

船舶は、千差万別です
外航船部門(カーゴ・タンカー)
近海船部門(カーゴ・タンカー)
大型内航船部門(カーゴ・タンカー)
中型内航船部門(カーゴ・タンカー)
小型内航船部門(カーゴ・タンカー)
フェリー部門(大型・小型)
漁船部門(大型・小型・密漁)
特殊船
など…

ここまでカテゴリー分けしろとは言いませんがせめて、内航船部門(大型・小型)くらいあってもよいのでしょうか?
そうすれば、内航建造造船所も内航船主も少し盛り上がると思いますけど。
別に賞金や賞品出せと言っているのではありません。(あるに越したことはないですが)
頑張っている人・素晴らしい技術に栄誉を与える機会を作ってください

あの選考委員の人選では、内航船が受賞するのは、エントリー船に恵まれないと厳しいと思います

そして・・・
内航ドットコムオブザイヤー2009は…

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2010.01.19    カテゴリ:  内航ドットコムオブザイヤー 

   2010年 排気管オブザイヤー ノミネート

若波丸【Wakanami Maru】木村汽船 日鐵物流 499GT 1800DW
2007.9 渡辺造船所本社 阪神内燃機工業 LH34LAG 1471 kW
IMG_2282_20100119113851.jpg
今まで、通常排気部門は、中谷造船の独壇場でしたが彗星の如く新星があらわれました
暴走族も顔負けのロングマフラー
鹿島に入港すれば茨城のヤンキーに注目の的かもしれません
IMG_2284_20100119113852.jpg
デザイナーズ排気部門
第十一八幡丸【Yahata Maru No.11】東海商船 新和内航海運 499GT 1570DW
2001.3 松浦造船所 阪神内燃機工業 LH34LAG 2000ps
s-IMG_0730.jpg

s-IMG_0727.jpg
ロングアッパー型
s-IMG_0731.jpg


  後方排気部門は、茂丸(現在は通常排気部門へクラス替え)とまやと言う二大エースがいましたが
こちらにも隠れた逸材がいました
海燕二号【Kaien No2】日鐵物流君津 
IMG_4555.jpg
サイレンサーか触媒でも付いているのでしょうか?
IMG_4556_20100119110201.jpg
これからのテーマは、引き続き環境・省エネですね
今後の排ガス規制など現状技術(と言うより設置スペース)・コストではかなり厳しいものがあります。
トンベースではトラックが逆立ちしても勝てない環境物流の内航海運
物流革命と業界アピールを期待します
IMG_4557_20100119110201.jpg
JAL、東京地裁に会社更生法適用を申請へのニュースで
インタビューに株が云々・マイレージが云々と語られていると同時に
安全は大丈夫なのか?コスト削減で安全はおろそかにならないか?
と利用者のインタビューがあります

これを船に置き換えてください。
用船相場と反比例する形で安全基準は上がっています。
安全=コストです
それをわかっているのかわっかっていないのか?
安全担当者はしっかりと仕事をしてくれます

この社会情勢・経済情勢での用船切り・用船ダウンは致し方のないことかもしれません。
用船ダウンの陳情に伺う担当者の方の心中穏やかではないことは承知です

しかし用船ダウン=その企業としては安全コストを削ってくださいと言っていると同等なのです
この言葉の意味をよく考えてください。安全放棄とも見てとれます。

大手企業が一番嫌う安全・環境のコストをないがしろにしてはないでしょうか?
安全に対する責任やコストを船主や船員に押し付けさらにその首を絞めてはいないでしょうか?

だからこそ、この経済情勢を鑑み、用船ダウンは致し方のない事と100歩譲っても
その先に見えるのは、内航海運の生き残りそして発展でなければならないのです
その為の痛み分けでないと若手には夢も希望もありません

本船が所属している会社は、小さいながらも頑張ってくれていて、
だからこそこちらも頑張りがいがあります

航海安全上問題なければ時化も少々がんばりますし、汚い荷物も積みます。
それは本船の価値観であり・生き残りの術なのです。

文句や自己主張ばかりしててもこの経済情勢では取り残され淘汰されるだけです。
安全に対する努力や省エネ運航に対する努力など何でも良いと思います。
それを単発でやっても知れています。
しかし船員・船主・オペレーター・荷主が協力してやれば
新しい内航海運・海上物流新ソリューションがうまれるのではないでしょうか?

私はバブルも知らない就職氷河期世代です。
この職業に誇りが持て・頑張っている人が報われる仕事でありたい内航海運。

昔の内航は・・・と言う人もいますがそんな日本昔話されても困ります
これからどうするか。どう生き残るか。どう変えていくかです


これは私に限らずバブルを知らない世代の内航海運業界、若手中堅おっさん仲間入り世代
みんなに言えることだと思います。

今のままの内航海運では、JAL同様、気が付いたら茹でガエル状態です

血糖値がどうのこうの…数値がどうのこうの…年金が…と言っている人たちに
内航の未来を任せてられません。逆に任せるのは酷な話しです

内航海運の特性・メリットを生かし新生海上物流革命 内航海運を業界の若手に期待しています。

そのサポート役として重鎮の方にご尽力いただき、次世代に置き土産と生きた証しを残し
ゆっくりと数値と老後の話をして心おきなく老後を楽しんでください


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