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海運ニュース

2017.09.09    カテゴリ:  月刊修繕ドットコム 

   船乗りDIY シリコンコーキング

そんな事言われんでも知っとるわいと言う方は、次のページへお進みください。

船に常備していて損はないシリコンコーキング 安い物ならホームセンターで200円前後からあります。
時にパッキンの代用(非常時)になったり、水漏れ等の穴あき補修に使えたり、もちろん室内の水回りのコーキング
そして船外では、ナット類の保護、ウインチ周りの隙間の防水・防錆保護

水密関係のパッキンと鉄部の防水・防錆 
皆さんも経験あると思いますが水密ドアのパッキンのフチのサビは厄介です
IMG_4444_20121030111012.jpg

サビ打ちが困難なウインチ架台などの隙間埋め(フラットバータップ溶接&コーキング)
ここの隙間をフル溶接で塞ぐと、ウインチの軸に影響でるのでご注意を!
IMG_6713_201410241035249e2.jpg

しかし、シリコンコーキングを使って厄介なのが手やヘラにシリコンコーキングがついたり、綺麗に仕上がらなかったりなどの経験はあると思います。
水回りの目地ならマスキングテープなどを使ってヘラでならしてやれば綺麗に仕上がります。
初めてでもできる水まわりコーキングのやり方

変形な場所は、ヘラを使おうがなかなか綺麗にはなりません
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誰でしょうか?こんなやっつけ仕事をする業者は(笑)
S__5955603.jpg

それでは、正しいやり方を説明します。
まずは、コーキングガンにセットされたシリコンコーキングを用意
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次に、台所用洗剤を数滴混ぜた水溶液を用意(分量は適当 振ったら泡立つ程度)
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今回は、わかりやすくドアの目地で行います
目地に沿ってコーキングしていきます
S__5955607.jpg
そして、台所用洗剤の水溶液を指につけて・・・


はい。出来上がり!

以上、進宝丸からの報告でした。

シンナーを指につけてやっても同様の事ができますが、台所洗剤の水溶液の方が手軽だと思います。
建築現場の裏ワザで唾をつけてやる方法もあるそうですが、菌によるカビ発生の原因になるそうです。

真似をするのは、全然、悪いことではない。
下手な自己流より、自分の目の前にいいお手本、すぐれたお手本があれば、どんどん取り入れて真似をするべきである。
モノマネから入って工夫し、最後は自分のものにすればいい。
(野村克也:元プロ野球選手・監督)

私も、このやり方は、諸先輩方から見聞きし、真似して実践しただけです。
私は、真似する事も大事だと思いますが、その前に自分で調べ自分で考え自分でやってみる事が大事だと思います。
SNSなどの進歩により会わなくともいろんな業界人とつながることができ、また情報も入手しやすい世の中です。
自分のツールの一つとして使うには良いですが、情報を鵜呑みにしたり、調べることもせず、聞いてみたり、本質を見失わないようにした方が良いのではと感じる事も多々あります。





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2011.05.16    カテゴリ:  月刊修繕ドットコム 

   春闘妥結

大型連休から続いておりました、全日本停泊用補機組合のストライキによる労使交渉で
ようやく妥結する事ができました。

全日本停泊用補機組合側は、経年劣化を理由に発電機の新替を再三要求しましたが
船主側が不況を理由に棄却。
部分修理で全日本停泊用補機組合も譲歩し、ストライキ解除となりました

入院していたオルタネーター
RIMG0191.jpg
オルタネーターの故障により、緊急停止が効いてたようです。
最近のエンジンは、高性能ですのでオイルと水の管理に間違いがなければ
エンジン自体が壊れることは、少ないです。
たいてい電気系統のトラブルなど小さな原因が本体を止めてしまう場合が多々あります
RIMG0192.jpg
設置後、ボスが新替したファンベルトのサイズが違うと騒ぎ始めました。
単なる、もう一箇所にベルトをかけ忘れてただけなんですが・・・
ボケ老人の相手するのも困ります

そして、始動・・・
ウンともスンとも言いません・・・
パネルすらスイッチが入りません・・・
バッテリー新品です。

この数日で完全に放電させたようです
旧バッテリーで始動と言うなんともお粗末な解決

とりあえず、問題なく動いています。
あと数年は頑張ってもらわねば。

頑張れ停泊用補機!

2011.02.07    カテゴリ:  月刊修繕ドットコム 

   月刊修繕ドットコム 2月号『漏水編』

毎月のようにトラブル(故障)を起こしてくれる本船です。
ここ数週間、水の減りが早く、どうしたものかと調査した結果。
船外排出口から常時水が流れ、風呂にはいると浴槽の一部壁が熱い
IMG_9783_20110207163926.jpg

温水混合器のボックスを開けてみると
IMG_9784.jpg
左が温水パイプ
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温水配管の根本は良く錆びているものの漏れなし
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エンジン場側も漏れなし、と言うことは・・・
はい。セメント埋没パイプからの漏れ決定です
とりあえず、風呂に入る時だけ、温水バルブを開けると言う対処で数日

今さら、風呂解体して修理するのももったいないですし、現実的ではありません。
幸い、浴室混合栓の裏は外なので漏れているパイプは殺してバイパス外科手術になりました
IMG_9849.jpg
パイプ経より一回り大き目のドリルで穴あけ。
傷も最小限で済みました
SUSパイプでバイパス
IMG_9850_20110207163929.jpg
エンジン場の温水ラインと接続して修繕完了

多くの船を造っているオーナーさんなら10年後15年後、ここが傷みやすいと考え造ったり
たとえ故障したとしても交換を出来る限り最小限の工事で済むよう考えていると思います。

安いに越したことはないですが初期コストが安くとも10年後15年後に手間やお金がかかるようでは、
良い船とは言えません。もちろん経済活動ですので高すぎても意味がありません。

造船所の丁寧さや技術であったり、オーナーさんや監督の技量やアイデアが
平均値の高い船造りになるのではないでしょうか

今年は、本当に事故やトラブルの情報を耳にします。
気を付けていても起こる事故やトラブルもありますけど
防げる事故やトラブルは出来る限り防いで行きましょう!

2011.01.26    カテゴリ:  月刊修繕ドットコム 

   NS WAVE CHASER

IMG_0126_20110126134654.jpg
16年オーバーにもなると年寄りがあぁ膝が痛い、腰が痛いと言うのと同様
あちらこちらで悲鳴を上げはじめます。
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昨年末の話しですがBSアンテナが職務放棄をしました。
これでは、韓流大好き チャングムの誓い 大好きの船長の船上ライフに影響が出ると言う事で
修繕要請。しかし製造メーカーは、大手製鉄の子会社でしたが現存していません。
そこでお願いするのは、舶用電装 世界大手 ビッビビビービBEMACの渦潮電機IMG_0128_20110126134655.jpg

数年前、時化で基板がダメになり交換修理に数十万
今回は、劣化による配線の不具合で半日修繕でした。
おそらく世界最大手 ビッビビビービBEMACの渦潮電機ですので格安修理で行なってくれたことだと
思っております。まだ請求書は見ておりませんが

IMG_0129_20110126134655.jpg

てきぱき作業で修繕完了です
さすが舶用電装 世界大手 ビッビビビービBEMACの渦潮電機BEMACですね。
安心・安全・親切丁寧な作業です


BS衛星放送は別として、2011年7月24日に予定されているアナログ放送の停止まであと半年足らずです

ほとんどの船舶では地デジ対応テレビに交換などで対応していますが
依然として、航海中の視聴は困難な海域が多いです。
それなのにNHKから受信料を取られるのはいかがなものでしょうか?

陸上では、地デジ電波の届かない難視聴地区向けの衛星放送がスタートしています

私は、これに問い合わせをしました。
やっとつながった電話も長いこと待たされ・・・船舶には適用外ですとの見解でした。

我々、海上労働者にはテレビを見る権利はないのでしょうか?

気象情報は命に関わる必要情報です。

ほとんど見れないNHKの受信料を払う義務はどこにありますか?

それでも払えというなら欠陥商品にお金を払うのと同じで詐欺です
それこそ、見れた日数の日割り計算にしてください。
そうなると面倒でしょ?

難視等地区向け放送を船舶まで開放してもらえませんか?
技術的には難しい話ではないと思います
多少の料金が発生するなら内航総連が払ってくれるはずです。
(多分・・・いや絶対払ってくれるはずです。じゃないと何の為の総連合なのか・・・)

あと半年あります。よろしくお願いします



注意:難視聴対策も2015年3月末までに限定された時限的措置なんだそうです。

□地デジ難視聴対策衛星放送のホームページ

2011.01.21    カテゴリ:  月刊修繕ドットコム 

   水中ムアリングウインチ

世界では、吸着盤による自動係船装置や最近では、電動ウインチの採用など
技術革新分野でもある係船分野ですが、水中にムアリングウインチを備えている船を発見しました
IMG_0625.jpg
低い岸壁用に考えられたものでしょうか?
中に羽のような物が見えましたが巻き込みはあの羽根のようなもので行うようです
既にあった考え方のようでしたが水面下の省エネ技術として特許申請
しかし、巻き込みはできても巻き出しは無理のようで鼻で笑われ却下
IMG_0626_20110121170417.jpg
随分と巻いていたようですが交通艇を下ろし荷役も止まらず
ノーダイバーでロープレッコーされたようです
幸いなことにロープも切断しないで擦れた程度で済んだようです
IMG_0627.jpg
原因は、補助ロープとレットが外れ、ロープが水面に浮かんでいるところへスラスター位置が
来たようです。
皆さん、レットは外れないよう今一度結びの確認を!

2011年、年明けから非常に海難事故が多くなってきています。
IMG_9663-1.jpg
沈没 1件 桟橋接触2件 ブイ接触1件 衝突1件 乗揚げ2件(うち外航国内船主1件)
錨鎖トラブル 1件 浚渫作業船乗揚離礁作業中に離礁失敗沈没 エンジントラブル数件など
(2011.1.25現在 内航.COM調べ)

以前は、海難事故速報を内航.COMのひとつのコンテンツとしていました。
内航.COM開発の海難事故発見解析ソフトと独自の情報網による
どこよりも早い海難事故速報を心がけ
内航海運の海難事故防止に向け注意喚起の意味をこめての掲載をしていました

・死亡事故は掲載しない
・ニュースに出ていない独自情報は掲載しない

など独自の基準を設けていましたが、某社から当ブログとは関係の無い本船オペに
消せと怒鳴りこまれたこともあったりして、おそらくその某社が海難事故防止の先頭に立って
内航海運の海難事故防止をしてくれるんだろうと私は解釈しましたのでVIP会員様向けサービスにしました。

当ブログにおいての内容についての全責任は、私個人がすべての責任を負う覚悟で運営しています
大人げない圧力のかけ方は、他のご迷惑になりますので4回目からはご了承ください。
直接私に怒鳴りこんだ方が話しは早いと思いすので次回からはそうしてください。電話番号は聞けば教えてくれるはずですから
こんなこと書く私も大人気ないですが(笑)

本船も、スラスターに何度か巻き込みかけたことはありましたが巻き込んだのは初めてでした。
網の形の工夫など、技術的な余地もあります

しかし、たかがロープ一本ですが、最悪、荷役が止まる、ダイバー要請、ボート要請
スラスター損傷、ドック回航など最悪の事態の場合もあります。
ざっと計算してもゾッとしますね
オモテやトモにスラスター・ペラ ロープ巻き込み注意!
巻き込んだ場合、最悪○○万~○○○万の修繕費用が予想されます
と書いていたら皆さん気をつけるでしょうか(笑)
その前に船員さんに嫌がられますね

昨日、読んだ本の中に

問題やトラブルをうまく処理して安心から気を緩めた時にこそ、

次の危険が迫っている可能性が高い


とありました。

この顛末を見て、うちも気をつけなければと思っていただければ幸いです。

内航海運における安全とは、人命・人員・荷物・船舶に危険がないことが本質ですが
荷主の顔色伺う安全であったり・安全担当の為の安全であったり
本質を見失うと・事故の数と書類の山は減らない迷走する安全になるのではないでしょうか

安全航海2011 頑張れ内航海運

なかなか仮バースの取れない危険物船は別として
使わないと言う理由から最近では交通艇を搭載しない船も増えました。
水面際の作業こう言ったものがあれば便利ではないでしょうか?

2010.12.25    カテゴリ:  月刊修繕ドットコム 

   船上のメリークリスマス

正月前にいらないクリスマス寒波が勝手にやってきました。
本日、四日市にてパーツセンターからクリスマスプレゼントが届きました
荷役会社のご協力の下、荷役レッカーを部品搬入に使用してくれました
IMG_8519_20101225002437.jpg
一応修理品ですが見た感じ新しいですよね。
実際、交換してまだ2年くらいしか経過していない新品に近いシリンダーカバーです
それを本船のボスがやらかしてしまったのです。
それは12月某日、宮崎県日向港にての出来事でした。
何事も感覚でやられる本船ボスがエアランのリズムが悪いと
朝一から始動弁をオーバーホール品と交換していたようです。
赤丸に始動弁が入ります
IMG_8521_20101225002438.jpg
⇒のあたりに銅パッキンがあるのですがこれが割と取りにくいのです。
本船では耳かきのような道具を作って取るようにしていますが
始動弁に銅パッキンは付いた状態で抜けた本船のボスは何を勘違いしたのか
あるはずもない銅パッキンと格闘しはじめたそうです。
いくらやっても取れませんよね。ないのですから。
そこでボスは、強攻策にでました。
銅パッキンを割って出そうと・・・また後先考えない強引なやり方で・・・
もう一度言いますが、すでに銅パッキンはないのですよ

ゴリゴリ・・・ゴリゴリ・・・ん? 銅の色でなくシルバー系の粉が??

しまったーしかし後の祭りです。

銅パッキン二枚重ねで入れてみるもエア漏れ

私はその当日、はいぱーえこのプレス発表解禁がAM11:00と決まってた日に
事前に作成していた記事を間違いがないか点検していた最中でしたが、
ボスからエンジン場に来いと怒鳴り込んできて、こちらは何事かと行ってみると…
シリンダーカバー外せとの指示0930に開放作業開始
IMG_8520_20101225002439.jpg
昼飯も食べないでぶっ通し作業予備品を組み終わったのが14:00
舶用部品販売・修繕大手の三栄工業で修繕した予備品があったものの、
これが予備品なかったら交通の便から考えて
二日は船が止まっているところでした
やれやれ、これでようやく昼飯が食べれると思いつつ…組み終わり
清水のバルブを開けると…
は??勢いよく清水ザーザー漏れ
オーマイゴッドです

シリンダーカバーは修繕されていますがジャケット部分のカバーのパッキンが
劣化状態で一部欠損していました。しかもヘッドとヘッドの隙間部分
まさかパッキンが・・・念の為パッキンも交換しておくかとの余裕もない
シリンダーカバー交換優先でしたので
まさかの落とし穴でした。
みなさん予備品と交換する場合、一応全てのチェックを!
IMG_8522_20101225003709.jpg
ボスは、なんとか漏れを止めようと隙間に入る自作工具を作り
必死にボルトを締めてましたがパッキン欠損なので意味ナッシングです

今組み終わったエンジンを開放するほど虚しいモノはありません。
そこで私は考えました・・・
短時間で二回もシリンダーカバーを組めるなんて良い勉強じゃないかと
モノは考えようです。そう考えれば腹も立ちません。
やらかした当の本人はイライラしておりましたが(笑)
イライラしようがどうしようが組み直さなければなりません。

黙々と開放・パッキン交換・組み立て・・・
昼飯も食べないで1600終了。荷役も1600終了

今日のボスの一言

『調子の良いエンジンは触らん方が良い』

本船のエンジン割と調子よく回っています。

これ、ボスがやらかしてますが我々、下っ端がやらかしてたら
ボスの脳みそ沸騰しながらピロリ菌マックス状態でしょうね

他人の失敗は、烈火のごとく怒り・自分の失敗は笑って済ませる優秀なリーダーです

2010.12.01    カテゴリ:  月刊修繕ドットコム 

   月刊修繕ドットコム 臨時増刊号

先週、ハッチのリフト曲損の後、次港荷物キャンセルで波止浜に向かいました
矢野造船、艤装岸壁にてJ-SHIPの修繕
本船のコーミングは68cmですがそれでも狭く難工事です
最近の499 18型はさらに狭くサンダーも入るか入らないかの高さです
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油圧シリンダーの根元ごと切り取り、あらかじめL字型に溶接していた補強用鉄板を
裏側に当てジャッキで固定
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IMG_0606.jpg
コの字型に溶接していき最後に手前を溶接して角パイプの補強終了
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リフトの位置調整して、シリンダーを付ける
ざっと磨いて、ジンクスプレー
IMG_0608.jpg
溶接面はその上からFRP樹脂塗装
IMG_0609.jpg
半日工事予定でしたが、ついでに他の補強や調整などで結局1日工事
年末の痛い出費でございます。
これくらいの仕事を自分たちで出来るようになれば良いのですが…
道具全部そろえても、船1日止めて修繕するよりは安いです
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新造船台では、12月2隻進水に向け急ピッチで建造中
左:藤岡汽船 JFE物流 199GT 730DW 新潟原動機 6M28BGT 1000ps
右:岡田海運 JFE物流 499GT 1650DW 阪神内燃機工業 LA28G 1800ps
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藤岡汽船 JFE物流 199GT 730DW 新潟原動機 6M28BGT 1000ps
今回、ビックリしたのがオーナーさん自ら二重底タンク内に入って
溶接面のバフがけ・タッチアップや下地処理をしていました。
ペンキ塗る前は、掃除機かけて埃を取る入念な作業を黙々としていました
私も、タンクに入って厳しいチェックをする監督さんやオーナーさんは何人も
知っていますが、自ら下地処理からペン塗りまでしているオーナーさんは初めてです。
聞けば、前の船で二重底には泣かされたそうで今のうちにやっておきたいとの話しでした。
顔は化粧で誤魔化せても、首に年齢が出るのと同じで
二重底タンクは、造船所の善し悪しを決める一つの指標ですね。
途中で延命の為、タンク内ブラストの船もいますが手間と費用は莫大ですね
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岡田海運のウインドラス・ウインチはウインチメーカーのトップブランドエスケエ鉄工
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ブレーキハンドルはSUS仕様 フルオーダーメイドのSKウインチです
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ホールド 16タイプです
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ブロック
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岡田海運のヘッドアップ型バルバス搭載
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【撮影は11/25 給料日】

2010.11.24    カテゴリ:  月刊修繕ドットコム 

   老朽船.COM

本船16年目 老体にムチを打って頑張っておりますが
毎月恒例行事のようにあちらこちらに・・・
IMG_9890.jpg
本日、ハッチを開ける時にリフトが一部半分しか上がらない状態
ハッチは、なんとか開き、荷役に支障はなかったですが
日帰り入院決定です
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油圧シリンダーの根元が角パイプにめり込んでいます
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この角パイプでリフトと爪が連動して動き水密ロックになります
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今日トドメを刺しただけで前々から亀裂は入ってたのでしょうね。
敬遠しがちなコーミングの錆打ち やはり日ごろの点検・整備が大切ですね
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バラ積み船は、清水洗いじゃとても間に合いませんのでデッキは基本、海水洗いです
海水洗いのあとに清水で洗ってあげればだいぶ違うのでしょうけど・・・

2010.11.04    カテゴリ:  月刊修繕ドットコム 

   月刊修繕ドットコム 『ハッチローラー取り外し』

本船、16年目に突入していますので人間で言うと60歳
あちらこちらに経年劣化の痕が見え隠れし、見て見ぬふりしていると
いつの間にか業務放棄してしまいます

このローラもその一つ。
気分屋でたまに固着してます。
IMG_0582.jpg
友人からローラーの抜き方を教えてもらい
ピン抜きとピンを入手
IMG_0581.jpg
しかしトンカチ・トンカチとハンマーで叩くも
ウンともスンとも言わず・・・
そこで油圧ジャッキで直に押してみると
バンと言う音とともに動きました。
IMG_0583.jpg
下から叩くのが叩きにくく
飛び出した上から叩くと案外簡単に抜けましたが・・・
今度は、ピン抜きが抜けなくなり焦りました下から細めのモノで叩くと抜けました
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サンダーが届かない場所なので楽しいくらいに錆びてくれています
エアチッパで一気にさび落とし。サンダー→カップブラシ
グリスの坑道は、落盤事故で塞がっていたので
ドリルで開通工事
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軸とローラーは、意外にも回るのですが
原因は、耳にありました。
グリス切れの要因から軸でスリーブに負荷がかかり
じわじわと耳ができワッシャーとピンとローラーの隙間がなくなり
固着気味になってたようでした
IMG_0586.jpg
面白いように錆が落ちた後にジンクスプレー
サンダーが届かない場所の錆が落ちると気持ちいですね
IMG_0587.jpg
スリーブの耳を削ってツライチに
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そして最強錆止め塗料 FRP樹脂でコーティング
IMG_0589.jpg
その上から錆止め
これを逆にすると硬化の差なのかヒビが出たりすることもあります
ピンの代わりに銅パイプで仮止め
スムーズに回りました
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先日のドックでついでにやってもらえば良かったのですが
ついでにやってもらうとついでに請求書に載ってきますので・・・

不況に負けるな!まずは節約から

2010.06.24    カテゴリ:  月刊修繕ドットコム 

   月刊修繕ドットコム 『定年退職』

先日、豊橋入港中。
私が操船しながら、何かオモテがザワザワしているなと思ったら
ロープを繰り出したところでウインドラスのスイッチが故障した模様。

とりあえず着桟。

起動スイッチが入っては切れるの繰り返し。

マグネットスイッチのカバーを外してみると、青(一番右側)の接点不良の疑いあり。
IMG_0163---1.jpg

船長が一生懸命、サンドペーパーとヤスリでゴリゴリ

ゴリゴリ…

ゴリゴリ…

ポロリ…
接点外れる…
ある程度でやめときゃいいモノを…

ロウ付けがないので半田付けしましたが一回スイッチがまともに入ってポロリ…
まぁ当たり前ですよね…
IMG_0164---1.jpg

さてどうする。
本日日曜日。明日は荷役。

そこは、さすが三信船舶電具株式会社 ( SANSHIN )さんです。
日曜対応もOKと言うことで伊勢から業者さんが来てくれました

マグネットスイッチを外して分解
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コイルも怪しいねとのことで
任期満了を待たずして本日付けで定年退職していただきました。
15年間お疲れ様でした
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さて、とりあえず、月曜発注で部品が届くまで直結対応となりました。

まずはヒューズを外し
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赤丸の右側の3点(赤・白・青)を赤丸の下側に同じように接続します。
IMG_0169---1.jpg
Y→U
Z→V
X→W
これでとりあえず直結は終了です。
スイッチはエンジン場の配電盤から直に入れます。
起動に通常の3倍の力がかかりますので本船の30KWのウインチ
約90KWが起動時にかかります。
スイッチ入れた瞬間
補機がケツを竹刀でしばかれたくらい気合いが入ってました(笑)
モーターが回りさえすれば通常の電力です。
スイッチ入れる前は、ウインチのリモコン。ハッチのリモコンが中立になっていることを確認!
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その前にこの配線じゃちょっと納得できないと業者さんが考え始め
大丈夫だとは思うけどと言っていましたが念の為
マグネットスイッチの配線を外しバイパスを取ることに。
IMG_0171---1.jpg
とりあえず、豊橋→名古屋→坂出まで直結対応で
入港前はとりあえずエンジンのポンプ類を一旦切ってからウインドラスのスイッチオン。
スイッチが入ったらポンプ類再起動

そして坂出にて新人のマグネットスイッチ君が就任
IMG_0213_20100624151045.jpg
最近の船ではポンプを15kw×2台のパラレル運転の船も多く見られます。

今回のトラブルは、船を止めることなく修繕完了となりましたが
後で思ったのが、これがもし荷役中で…

雨降ってきました。
ハッチ閉めてください。
ウインドラス故障でハッチ閉まりません。
荷物濡れました…

では、大変なことになりますから。
考えたらゾッとしました。


パラレル仕様じゃない船は、直結の方法を習得しておくか
マグネットスイッチの予備品を持っておくことも大切かもしれませんね。

船一日止めること考えたら安いもんです

電気関係の寿命は約10年と言われています。
本船の電気関係もあちらこちらでストライキを起こし始めています。
ここ数カ月、水道ポンプがストライキ(オーバーヒート)を繰り返し
先月付けで定年退職してもらいました。
現在、エンジン場の片隅で嘱託勤務しております

船もハイテク化になってきて電気系統の故障で船が動かなくなる場合もあります。
これからの船は、電気・電子に強いエンジンスタッフも必要になってくるでしょうね。


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