2012.02.13 カテゴリ: SHIPBREAKERS
シップリサイクル条約


シップリサイクル条約は、まだ発効されていませんが
遅かれ早かれ数年内に、条約発効要件(15ヶ国以上締結など・・・)を満たし、船主として必須項目となってきます。
適用船: 二層甲鈑船 約146GT以上 二層甲鈑船以外の約325GTが海外売船もしくは海外で解撤する場合
インベントリ(鑑定書)が必要
貨物船は、ほとんどが二層甲鈑船なので199GTクラス以上は、適用船です。
タンカーなど二層甲鈑船以外の船は、約325GT以上
環境を考えることは事業者としての責務であり、グローバルスタンダードになってきています。
船舶は、多くの良質な鋼材が使われており、かなりの部分でリサイクル可能です
その裏で、先進国から途上国への有害物質の移動(処理押し付け)など社会問題となっており
船舶リサイクル産業における安全、健康、環境および福祉に関する懸念が背景となっています
その現存船インベントリを取得するには発行期間、約3~4ヶ月、費用は100万オーバー
猶予期間は条約発行後5年間
猶予期間中の海外売船・海外解撤におけるインベントリ保有義務はありませんが、
相手国のバイヤーから条件として求められることが予想され、条約発行後速やかに取得することが賢明
では安くインベントリ取得する方法はないのか?
現状では、ありません。
ようするにグダグダ言わずJSTRAさんにお金を払いなさい。
早くしないと、対象隻数多いのですから後回しにされますよ。
との事と私は解釈いたしました。(私の個人的な感想)
シップリサイクルについてお聞きになりたい方は以下の連絡先にどうぞ
懇切丁寧にわかるまで説明してくれることでしょう!

“環境”と“安全”にはお金がかかります。
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