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海運ニュース
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このページのリスト
2009.10.01   カテゴリ:《 新造船 》
  白油タンカー 第八幸秀丸
2009.10.01   カテゴリ:《 新造船 》
  新造船 8かんのん
2009.10.02   カテゴリ:《 海運ニュース 》
  祝183万アクセス突破そして民事再生法申請へ・・・
2009.10.03   カテゴリ:《 海運ニュース 》
  6級海技士の短期養成コース開講
2009.10.03   カテゴリ:《 内航船〔カーゴ〕 》
  石炭船 代ヶ崎丸
2009.10.05   カテゴリ:《 内航船〔カーゴ〕 》
  石灰石船 第二興石丸
2009.10.05   カテゴリ:《 未分類 》
  宇部 クリンカー積み
2009.10.06   カテゴリ:《 海難事故 》
  漁船と貨物船衝突
2009.10.06   カテゴリ:《 台風 》
  平成の伊勢湾台風
2009.10.07   カテゴリ:《 進水式 》
  祝 進水 8かんのん
2009.10.09   カテゴリ:《 台風 》
  台風一過
2009.10.09   カテゴリ:《 造船所 》
  台風18号被害
2009.10.11   カテゴリ:《 AIS 》
  AISにおける台風18号回顧録(瀬戸内編)
2009.10.13   カテゴリ:《 内航〔コンテナ〕 》
  りゅうなん
2009.10.13   カテゴリ:《 タグボート 》
  淡路丸
2009.10.14   カテゴリ:《 試運転 》
  APL OREGON SEA TRIAL
2009.10.14   カテゴリ:《 内航船〔カーゴ〕 》
  定点観測   APL OREGON SEA TRIAL  海上試運転
2009.10.15   カテゴリ:《 海運ニュース 》
  新造船の受注好調
2009.10.15   カテゴリ:《 航海中 》
  備讃瀬戸物件曳航船
2009.10.15   カテゴリ:《 内航船〔カーゴ〕 》
  カルビーポテト丸
2009.10.15   カテゴリ:《 港 》
  HOTEL ZEROCITY(ホテルゼロシティ)
2009.10.16   カテゴリ:《 海運ニュース 》
  世界貿易センタービルの鋼材を使って建造
2009.10.16   カテゴリ:《 新造船 》
  祝竣工 バイオマス燃料輸送船 第二十一福神丸
2009.10.19   カテゴリ:《 進水式 》
  祝進水 松田海運 松星丸
2009.10.20   カテゴリ:《 進水式 》
  祝 進水 双星丸
2009.10.21   カテゴリ:《 進水式 》
  松星丸 進水披露宴
2009.10.22   カテゴリ:《 新造船 》
  新造船 松星丸
2009.10.26   カテゴリ:《 航海中 》
  博多~松山
2009.10.27   カテゴリ:《 試運転 》
  第八幸秀丸 海上試運転 SEA TRIAL
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2009.10.01    カテゴリ:  新造船 

   白油タンカー 第八幸秀丸

第8幸秀丸【Kousyuu Maru No8】 藤井綱海運
鶴見サンマリン・霧島海運商会 1833GT 3300㎥ 山中造船
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横着けされているのは、塗装とブラストのプロフェッショナル(株)ビショウのブラスト船BISYO
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タンク内塗装前のブラスト処理
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ファンネルは鶴見サンマリン
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操舵室
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船長室にある船長管理の倉庫
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ギャレーは、ステンレス張りの壁
これなら油汚れなど防ぎ、きれいに保てますね
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ダイハツディーゼル 6DCM-32F 2206KW*750RPM
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タンク内掃除機処理
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水密ドアロック ステンレス仕様
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9月17日に第8幸秀丸の進水式があって、9/26時点(船台期間10日)で船台はこの状態
さすが内航船年間建造数日本一(内航専業)を誇る山中生産方式ですね
IMG_9084.jpg
現在、藤井綱海運では、新造船竣工に伴い、若干名の船員募集枠があるそうなので
新造船に乗りたい方・タンカーに乗りたい方はこちらをクリック→藤井綱海運→求人情報
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2009.10.01    カテゴリ:  新造船 

   新造船 8かんのん

10月7日に進水予定の恒見海運 新造船 8かんのん【Kannon No8】 トピー海運 419GT 1200DW
阪神内燃機工業 LH28-G 735kw
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バルバストップを少し上げた設計
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ハッチはマック方式 観音開きタイプ
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スパーリングはレールハメ込み式
内側鉄板ボックス
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オモテウインドラス
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チェーンストッパー
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バラストエア抜き
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コーミングはメンテしやすい100cm仕様
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機関室入口 排気管はステンレス囲い
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サロン・キッチン
キッチンは対面式
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船長室
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サロンスペース
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2階通路
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各船室
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船型上のデッドスペースですがこう言った棚は案外便利です
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操舵室
イーチャート(e-chart) 新型電子海図表示装置 ECS-900-17 簡易型船舶自動識別装置 (AIS クラスB)搭載予定
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運航は、トピー海運
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2009.10.02    カテゴリ:  海運ニュース 

   祝183万アクセス突破そして民事再生法申請へ・・・

一昨年は、中国バブルで笑いの止まらない日々も続いたのですが・・・
プライベートな事情で、ほぼ全額納入の資産差し押さえに合い

折しも昨年秋に山本海運がゴールドマンサックスに外航部門を売却以降
(おそらくこれが海運史にのこる歴史的なタイミングと思われる)
その直後のリーマンショックを始め・世界同時不況に当ブログも巻き込まれ

加えて、この2月に飲んだ帰りに財布を落とすと言う不祥事を起こし・・・
(酔っ払ってこけた記憶が・・・)

自ら懲罰的な措置として財務省へ報告と同時に1万円減額と言う提案をしたところ
「当たり前です」と言うキツイお言葉と頂き・・・(自業自得・・・)

ブログ運営費用及び生活費 通信費込で3万円と言う状態で
毎月、債務超過状態が続いておりました。

いろんな方から画像掲示板 内航.NETが荒らされているよとのご指摘を受けましたが
これも有料掲示板だった為に更新費用が払えず・・・
画像投稿不可・迷惑自動書き込みし放題の野放しになっています

実際、もう少し盛り上がってくれるかなと思っていた掲示板ですが
アクセスはあるものの砂利船展示会さんはじめ、一部の書き込みしかないので
不採算部門として切り離しました

現在、民事再生法を適用し支援企業を探しつつ183万アクセスを超えたブログ運営に集中したいと思います
1日平均  2500アクセス前後(平日)
月間平均 70000アクセス前後

暫定的措置としてこちらに画像掲示板(携帯対応)作りました。
こちらをクリック→画像掲示板 内航.NET(暫定版)

海況情報などあれば良いかなと思い作った内航情報局もよろしくお願いします
こちらをクリック→内航情報局

携帯版はこちら→内航情報局(モバイル版)

コメントいただいても、なかなかタイムリーには返信できていない現状ですが・・・
勢いがついたら徐々に返信していきたいと思っています

一介の船員のブログにいろんな方が公式・非公式にかかわらず
協力してくれ、またアドバイスなど頂きこのブログが成り立っています。

今後も、ブログの品質向上と内容の充実・頑張れ内航海運をテーマに頑張りたいと思っています。

ブログを見た、知り合いのオーナーさんから

あいつは、ちゃんと家に帰っているのか・・・

仕事をしているのか・・・

航海をしているのか・・・とか

ご心配の声も頂いておりますが、一応優先順位はつけてやっているつもりではあります。

航海の方も、この苦しい状況の中、オペレーターさんの努力と関係会社の温かい協力で
なんとか現状維持で頑張ってくれています。

周りを見渡せば・・・
大分ホーバーフェリー:市民に親しまれ39年 11月から休止、清算へ

別府湾を走るドリームサファイヤ【Dream Sapphire】 大分ホーバーフェリー 50GT
2002.3 三井造船玉野 MTU 12V183TB32×2 1360ps 航海速力: 54.30 knots
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防予汽船再生法申請

大畠瀬戸を通過する おれんじぐれいす【Orange Grace】 防予汽船 694GT 
1996.2 内海造船田熊 ダイハツ 6DLM-26×2 3400ps
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国として何か対策を取らないと、この流れは止められないと思います。
フェリーは民間会社ですが、公共交通機関としての社会的使命がありますので
血税を湯水の如く投入している、高速道路事業を無料化や休日1000円にするならば
同時に公共交通機関としての航路の維持の為の支援は当たり前だと思います

外売船が続々と尾道の公共バースに入港してきていると聞きますが
今年も残すところ後3ヵ月。

まずは、安全第一・安全航海で頑張っていきましょう。

頑張れ 内航海運 2009秋
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2009.10.03    カテゴリ:  海運ニュース 

   6級海技士の短期養成コース開講

6級海技士の短期養成コース開講 尾道の専門学校 民間では全国初

かなりの進歩だとは思いますが・・・
終了後の6か月の乗船中は、船主側としたら余分なコストですよね。

一番困るのが、その免許取得までの6ヶ月を負担して、退職されるパターン。

これは、各オーナーさんが懸念しているところではないでしょうか?

このコストを国が負担するとかの話の前に、もっと期間短くすれば良いのにと思うのですが・・・
コース取得後に免許交付もしくは、1か月で良いのではないですか?
何を意味しての6か月なんでしょう?

6ヶ月をどうしても変えられない、理にかなった理由があるなら
多少譲歩して6ヶ月間は、仮免状態で甲板職のみで可能
6か月過ぎたら船長職も可能などと言った措置にすればどうでしょう?
6ヶ月で船長職を任せる会社はないと思いますけど・・・

だからこそ6か月の意味がないのです。

免状がある未経験者と免状がない未経験者では、全くコストが違いますから。

先日、テレビで漁業の魅力を全国に発信する漁業メッセンジャー「ザ・漁師’s」が特集されていました。

漁業も深刻な後継者不足。
一般向けに漁師の魅力を伝え得る・漁師と言う職業を知ってもらうという活動で
漁業支援制度(毎月20万円受給)を利用し転職してきた人などを紹介していました

このご時世、派遣切りにあった人や、大学院で博士号まで取って、就職難に直面した人が
漁師に目覚めたなど・・・

時代を反映した内容でした。

内航海運においても『海へのチャレンジフェア』などが開催されています。
これは主に離職船員や海事教育機関の学生等を対象でしたが近年では、船員未経験者にも
門戸を広げているようですが、もっと啓発活動が必要ではないでしょうか?

特に小中高と普通教育を受ける機関への船乗りの仕事を認識してもらうようパンフレットなどを置く

高校や大学において、職業選択の一つに船乗りと言う部門を船乗りへの道のりとセットで知ってもらう。など・・・

いくらでもやり方はあると思います。

ただ、一般の方へ内航海運の魅力や仕事を伝えるのは私の仕事ではなくて
内航総連や海事局及び国土交通省の仕事だと思いますので
国家機関及び業界団体の方々にご尽力いただきたいと思います

そして、何度も言いますが船員未経験者の入口となる
700総㌧以上の航海当直部員資格の履歴要件の撤廃もしくは緩和(1ヵ月)
今年度中によろしくお願いします

内航海運もやりますか 『ザ・船員’s』・・・
名前がダサいので却下・・・(笑)

5年後の目標年収600万円のキャリア設計を具体的に提案しながら
船員未経験者の採用・若年船員養成に特化したグループ企業 マリンジャパン株式会社などもあります

船員と言う仕事は、海上(船上)と言う特殊労働環境ですが
3食昼寝付きの個室完備です。

ギャンブルで散財せず・適度に節約し真面目に働けば30歳までに貯金1000万もよくある話です

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2009.10.03    カテゴリ:  内航船〔カーゴ〕 

   石炭船 代ヶ崎丸

代ヶ崎丸【Yogasaki Maru】 太平洋沿海汽船 太平洋興発 2879GT 4800DW
1994.4 村上秀造船 阪神内燃機工業 6EL38 2800ps
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2009.10.05    カテゴリ:  内航船〔カーゴ〕 

   石灰石船 第二興石丸

国内最大の内航貨物船 第二興石丸【Koseki Maru No.2】 宇部興産海運 15631GT 23932DW
1983.3 来島どっく大西 三菱重工業 6UEC52/125H 8000ps
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マストワイヤーも必要のない巨大なマスト
もしかしたら、昔デリックでもついていたんでしょうか?
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逆にブリッジのマストはたくさんワイヤーが付いています。
ベクツインラダー
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ほとんどハンディサイズと変わりありません
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隣には、パナマックスのCORAL EMERALD PICER MARINE, S.A 日本郵船
載貨重量75,500メトリックトン型 2007.3 サノヤス・ヒシノ明昌
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2009.10.05    カテゴリ:  未分類 

   宇部 クリンカー積み

クリンカーとは、セメントの原料(石灰石、粘土、珪酸原料、酸化鉄原料等)をキルン等で焼成して得られた焼塊。

雨でノックオフ 工場にて外出できず・・・
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第3ほうえい 日栄タンカー 199GT 579㎥
1995.7 太陽造船 阪神内燃機工業 LH26-179 1000ps
【情報提供:代理店 H氏】
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氏神丸【Ujigami Maru】 武田海運 山機運輸 199GT 700DW
1994.10 松浦鉄工造船所 阪神内燃機工業 LH26G 1000ps
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めかり丸【Mekari Maru】 森繁エンタープライズ 日本マリン 199GT 720DW 
1994.4 岡島造船所 赤阪鐵工所 1000ps
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好栄丸【Yoshiei Maru】 個人船主:古中さん 吉賀海運 199GT 707DW
1993.9 岡島造船所 ヤンマー MF26-STD3 1000ps
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LANA
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ものすごいシアーが効いていますね
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宇部運河
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2ヶ所積みのため移動
前に見えるのは宇部興産専用道路
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昭華丸【Shoka Maru】 昭栄海運 宇部興産海運 396GT 1080DW
1992.9 太陽造船 阪神内燃機工業 LH28G 1000ps
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旭山丸【Kyokuzan Maru】 辰巳運輸 辰巳商会 425GT 719㎥
1991.9 強力造船所 阪神内燃機工業 LH28G 1400ps
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第十一太陽丸【Taiyo Maru No.11】 太陽海運 富士海運 397GT 1145DW
1990.1 太陽造船 阪神内燃機工業 LH28G 1000ps
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ひの峰【Hinomine】 宇部興産海運 幸宝海運 749GT 2330DW
2009.8 山中造船
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白神山【Shirakamisan】 祐徳近海汽船 加藤海運 499GT 1795DW
2008.7 山中造船
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第五鹿児島丸【Kagoshima Maru No.5】 大山海運 徳山海陸運送 496GTG 1300DW
1995.1 三浦造船所佐伯 新潟鉄工所 6M31BLGT 1000ps
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第七十五恭海丸【Kyokai Maru No.75】 恭海海運 749GT 1380㎥(液化アンモニア)
1997.5 警固屋船渠本社 阪神内燃機工業 LH30L 1800ps
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清山丸【Seizan Maru】 山機運輸 4651GT 5714DW
1998.8 三浦造船所佐伯 ダイハツ 6DLM-40AF 4500ps
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ベクツインラダーで操船中
国内最大級の床面積を持つ操舵室 IBS(Integrated Bridge System/総合ブリッジシステム)搭載
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フレコン・バラ混載
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片上揚げ 前日雨でノックオフ 門限18時でノックダウン・・・
18エーコープ【A Coop 18】 小林海運 全農物流 202GT 700DW
2002.5 矢野造船 新潟鉄工所 6M26AGTE 1000ps
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網干揚げ
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2009.10.06    カテゴリ:  海難事故 

   漁船と貨物船衝突

漁船と貨物船衝突、けが人なし 和歌山沖
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2009.10.06    カテゴリ:  台風 

   平成の伊勢湾台風

1959年(昭和34年)9月26日に潮岬に上陸し、東海地方に死者4,697人・行方不明者401人・負傷者38,921人と言う
甚大な被害を及ぼした昭和の三大台風の一つ伊勢湾台風と酷似した進路を取りそうな気配の
今回の台風第18号 (メーロー)

予想進路はこちら→台風第18号 (メーロー)予想進路(米軍予想)



良い避難港は、早めに埋まります。

台風は爆弾低気圧と違ってある程度予想がしっかりしていますので
台風による重大海難事故はなかなか起こりにくいです。

しかしながら、判断を誤ると
平成14年7月25日 志布志での本船走錨乗揚げその後、大破(4人死亡)

平成14年10月1日 伊豆大島 自動車船乗揚げその後火災により全焼

2004年9月7日の台風 笠戸島東側の小島に座礁し大破インドネシア籍の貨物船「TRI ARDHIANTO」号(6,315総トン)。
生存者はなく、19人が死亡、3人が行方不明

2004年9月7日 
避難勧告を無視し廿日市の岸壁にて沈没したロシア籍の木材運搬船「BLUE OCEAN」号(3,249GT)

そして近年で有名なのは平成16年10月20日富山湾 
台風23号による航海訓練中の走錨座礁事故(奇跡的に全員帰還)

台風による船舶海難を防げ!
を読むと、危機迫るドラマチックな展開を克明につづっているのだが
台風の特性と港の特性を読み判断していれば実習項目にない『総員退船』を
実施しなくて済んだ事故であったのではないかとも思いました。

下手をすれば歴史に残る重大海難事故の可能性もあったことを思えば
奇跡の全員生還と言えるのではないでしょうか。

ニュースに出なくても走錨船と激突やハシケが流れてきて岸壁を壊したなど
台風直撃ドラマはあります。

本船が目撃したケースでは、岸壁にノーアンカー着桟で仮バースしていた船が
風が吹いてきた時には吹きつけで離岸できない状況。

巡視船に見守られ一時間くらいの攻防の末、最後は岸壁をぶち壊しながら、
岸壁の角でなんとか変針

翌朝、その船を双眼鏡で見ると外板とハンドレールめちゃくちゃ

岸壁ガリガリ・・・

現在では、パソコンを積んでインターネットができる環境の内航船も増えました。
インターネットがなくともオペレーターから随時台風情報をFAXしてくれる船が
ほとんどだと思います

船同士の情報交換も有効です

情報収集と早めの判断が早めの対応が大切です。

夕方のニュースでは最悪の紀伊水道コースになっていましたね

本船、なんとか神戸積み切り日向向け
途中で避難予定です
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2009.10.07    カテゴリ:  進水式 

   祝 進水 8かんのん

恒見海運 新造船 8かんのん【Kannon No8】 トピー海運 419GT 1200DW
LPP 62.0m B 11.5m D 6.7m MLD 3.84m 阪神内燃機工業 LH28-G 735kw
リアクションラダー搭載
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招待客のリストには載っていなかった台風18号も来られるようですので
船舶の安全を考慮して、放水式半進水。
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進水式式次第
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本日は、若葉幼稚園の園児約90名ほどご招待
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船の前での記念撮影
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オーナーさんの御子息も同幼稚園のようです
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支綱切断斧
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観覧席からの見学
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式典
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命名
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8かんのん
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支綱切断
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放水
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少しだけ進水
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台風18号を目の前にしていますので、幼稚園生には壮観な進水シーンを
見てもらえませんでしたが、それでも口々に「すごーい!」と声が聞こえてきました
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あいにくの天気でしたが、モノは考えようです

After a storm comes a calm.
雨降って地固まる

今後のご活躍を期待しています

こちらも活躍しました
ホテルのアメニティによくあるシャワーキャップ。
カメラとレンズの雨よけです
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動画について、細かいことはスルーしておいてください(笑)








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2009.10.09    カテゴリ:  台風 

   台風一過

伊勢湾台風の再来かと騒ぎたてられていたので皆さん厳戒態勢で
台風を待ちましたが、瀬戸内各地の避難船は少々肩すかしをくらったような状況
しかしながら、三河湾などでは風速50mを超えるような状況だったようで
走錨船など多数いたようです

翌朝台風一過の青空
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台風避難
瀬戸内某所
皆さん北東を警戒してもっと狭い島影に多数投錨していましたが
ここは、北東方面が少々広いので不人気なのか本船含め3隻だけ避難
こう言った時は、アルファマップイーチャートを始めとした電子海図があると
確実なアンカーポジションが取れます
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吹き返しには強い場所
赤い〇から船舶が出ると警報が鳴る走錨警報 アルファマップ
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点は、一晩で動いた本船の位置
アンカーは4節半投入単錨泊
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把駐力を高めるために双錨泊にするとアンカーチェーンがねじれて
抜錨に相当な時間を要し、バルバスもガリガリです
船舶の安全を考えれば仕方ないことですが・・・
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最近は、ACアンカーを採用する船が多いですね
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2009.10.09    カテゴリ:  造船所 

   台風18号被害

ユニバーサル造船津事業所で建造中の大型鉱石運搬船(29万7千トン積み、全長329メートル)が台風18号の影響で流される

そして思い出されるのが
1994年9月29日台風26号により、三重県津市出雲鋼管町のNKK津製作所岸壁から流され
海岸に、建造中の大型貨物船2隻が座礁


2トンコンテナが散乱 愛知・豊橋

台風に備えコンテナ固定中に落下
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2009.10.11    カテゴリ:  AIS 

   AISにおける台風18号回顧録(瀬戸内編)

2009年10月7日 20:30頃
牛窓沖
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大阪湾
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関空沖
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小豆島内海湾
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小豆島
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坂出
やはり北東を意識してか、少なめ。
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水島・玉島沖
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福山沖
ちょっと気になる陸にいるFUKUYAMA MARU
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百貫島付近
さんふらわあきりしまを始め、大型船が多数いました
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来島海峡
波止浜地区の新造船などは新来島どっく大西沖にアンカーしているようでした
来島海峡を見るとこの時間でもまだ走っている船はいましたね
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大崎上島西側
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蒲刈沖
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倉橋島南 黒島水道
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上関
山からの吹き下ろしがひどい時があります
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小型船から大型船・内航から外航船まで混在の下松・徳山地域
正直な話、小型外国船の近くのアンカーは避けた方が賢明だと思います
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別府湾
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部埼沖
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避難船は、AIS搭載船のみの表示なので実際の船舶はその3倍くらいと
考えて良いのではないでしょうか。

AIS(船舶自動識別装置)の搭載義務は、300GT以上の国際航海する船舶
500GT数以上の非国際航海(内航船)の船舶ですが
近年の新造船では499GTクラスでもAISクラスAを採用している船舶が増えています

海上保安庁におけるAISを活用した航行支援システムの全国展開が完了しています

24時間体制で沿岸海域を航行するAIS搭載船舶の動静をリアルタイムに把握しながら、乗揚げ及び走錨の
おそれのある船舶へ注意喚起を行うほか、各種安全情報の提供を行います

これは大義名分であって実際には、沿海ラインオーバーの船舶の取り締まりや
航路違反の取り締まりにも利用されています。
注意喚起を行うほかと言いながら、沿海区域を数マイルオーバーしただけで
検挙したケースもあると聞きます。それだけで罰金数十万円です。

沿海・近海区域も国境の話も関わってくる話ですが本州沿岸・北海道南部・日本海では、
もう少し広げて省エネ運航区域としてのショートカットを認めては良いのではないでしょうか?
船舶及び通信機器も昔と違ってずいぶん違います。
鳩山政権もCO2削減を明言していますしね。

本船も船長が明石海峡で漁船を避けるために50m航路をオーバーし200m走った罪で
検挙された時がありました。罰金20万円
その際、注意喚起なく航路アウト後いきなり検挙。
しかし女性保安官が船長操船で本船になかなか接岸できず・・・
しばらくトライの末・・・本船の船尾にオカマ掘り接岸

こう言った時は、漁船がいることを巡視船にVHFで通達し保安庁の誘導のもと行動するのが
正しいそうです。
その際男性保安官が言っていたのが女性保安官は容赦ありませんので・・・と
たしかに、航路オーバーした船長も悪いですが明石は航路ブイがないですからね・・・
まずは注意喚起・それでもダメならなら話はわかるのですが・・・

AIS搭載船は、常時保安庁に監視されていると言っても過言ではありません。
オーナーさんもオペレーターさんも朝一の動静連絡で動静は把握しているとは
思いますがそれだけで良いのでしょうか?

保安庁に常時監視されて知らないのはオーナーさんとオペレーターさんだけ。

それを解決するのがこちら→AIS Live Japan AiShip

船位通報などは、各メーカーから出ていますが通報は離隔時間通報です
コストも船舶設備(パソコンなど)やパケット通信料など月間・年間かなりのコストです

しかしながらAiShipでは、特定船舶監視サービス(シングルライセンス)5250円~
オーナーさん・オペレーターさんにとっては自社船1隻 1ヵ月5250円~管理できます。
ハーバーライン通過・入出港通知などのメール通知には別途電子海図のセル(1セル330円~)が必要です
アルファマップがベースなのでアルファマップ同様、避険船警報や座礁警報も利用できます

港湾船舶監視サービスでは、ハーバーエリア(シングルライセンス)1ヵ月 10500円~
こちらは、港湾に入港してくる船舶の監視ができますので
船舶代理店や荷役会社・タグボート会社・港湾を管轄する公官庁などにとっては
便利で安価なサービスといえるのではないでしょうか。


と言うことで、内航.comではAiShipの販売代理店を始めました


AiShipに興味があるオーナーさん、オペレーターさん。港湾関係者・代理店関係者の皆さん
また、内航.comの活動に賛同していただける皆さんにご協力のほどよろしくお願いします。

お問い合せ・ご注文の方はこちらへ→naikou0000@gmail.com

事務所の大画面に自社船の動静をリアルタイムに表示しているのもなかなかかっこいいのではないでしょうか。
土日にオペレーターから電話が携帯にあり内容にかかわれあずドキっとするオーナーさんも
多いと思いますが自社船の動静をリアルタイムで把握していれば
心臓にも負担がかからないのではないかと・・・(笑)

正直な話、私たち船員からするとオーナーやオペレーターから常時監視されているのは、
GPS携帯を持たされキャバクラにも行けない
世の男性方の気分と同じで、あまり気分の良いものではないですが・・・
保安庁からも常時監視されているわけですから、そこは、自社船及び船長との信頼関係のもと
注意喚起及び温かい目で自社船を見守り管理することが次世代型運航管理であり
これからのオーナー及びオペレーターの使命ではないでしょうか。

次世代船舶監視システム AiShipカタログダウンロードはこちらをクリック→ダウンロード
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2009.10.13    カテゴリ:  内航〔コンテナ〕 

   りゅうなん

りゅうなん【Ryunan】 南日本汽船 749GT 1380DW
全長 98.40m 型幅 13.40m 型深 7.31 喫水 3.91m
2004.5 山中造船波方 ダイハツ 8DKM-36 4000ps

噴火中の桜島をバックに
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エンジンはダイハツディーゼルの中でも最高峰の中速モンスターエンジン 8DKM-36 4000ps
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速力18.5ノット 水面を滑走するかのごとく走っていきました
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鋭利な船首で切り裂いた波がトモまでほぼ直線的に流れ造波抵抗を抑えています
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そしてこのダックテール型の船尾から放出されるこの引き波の盛り上がり
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2009.10.13    カテゴリ:  タグボート 

   淡路丸

台風18号前日 神戸沖で試運転及び撮影中のタグボート 淡路丸 金川造船
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一枚窓タイプ
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撮影には厳しい台風直前の天気
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その後ろには、国内最強の航海計器搭載実験艇「ペガサス」 FURUNO
45 フィート艇 米国製「ハトラス45コンバーチブル」 機関:550馬力×2
オモテには二つの空中線搭載可能なやぐら付き
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国内初のセメント船スーパーエコシップ 安鷹【Yasutaka】 平安海運(株) 新和内航海運 749GT 2219DW
2009.5 福島造船鉄工 電気推進船 ディーゼル発電機3台 2基の全旋回式ポッド推進器
積込設備はエアースライド式 揚荷設備はスクリューコンベア・空気圧送式
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2009.10.14    カテゴリ:  試運転 

   APL OREGON SEA TRIAL

幸陽船渠で建造され本日と明日海上試運転中のAPL OREGON
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すさまじい船首飛沫
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ド迫力のすれ違いでした
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2009.10.14    カテゴリ:  内航船〔カーゴ〕 

   定点観測

第十八文栄丸【Bunei Maru No.18】 文殊汽船 新和内航海運 202GT 670DW
1992.12 三浦造船所佐伯 阪神内燃機工業 LH26G 900ps
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第十一エーコープ【A Coop No.11】 大越汽船 全農物流 199GT 700DW
1995.11 新浜造船所玉野 阪神内燃機工業 LH28LG 900ps
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2009.10.14    カテゴリ:  外航〔コンテナ船〕 

   APL OREGON SEA TRIAL  海上試運転



投揚錨試験後、トライアルスタートで本船からあっという間に見えなくなり
しばらくすると向こうからやってきて、そしてしばらくすると本船をぶっこ抜いていきました。

小学生をオリンピックランナーが抜いていくかの如く、あっと言う間に見えなくなりました
この巨大な船が25ノット前後で走るのですから考えたらすごいことですね
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2009.10.15    カテゴリ:  海運ニュース 

   新造船の受注好調

函館どつく室蘭製作所(旧楢崎造船) 新造船の受注好調、来年度まで10隻見込み
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2009.10.15    カテゴリ:  航海中 

   備讃瀬戸物件曳航船

第二新珠丸  中央海運株式会社 新和ケミカルタンカー 2930GT 1781DW
2008.10 川崎造船・檜垣造船 阪神内燃機関工業製 LH36LA 1912kw
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2009.10.15    カテゴリ:  内航船〔カーゴ〕 

   カルビーポテト丸

カルビーポテト丸【Calbee Potato Maru】 エヴァライン 499GT【近海】 1312DW
1999.8 徳岡造船 新潟鉄工所 6N38GT 2000ps
全長 81.06m 型幅 12.80m 型深 6.40m
北海道から鹿児島谷山へジャガイモ運搬がメインです。
オモテから出ている海水はホールド内のクーラー用だと思います。
船型も取れてエンジンもでかいので北海道からの下りで
ROROやフェリーなど以外には抜かれることは少ないそうです
この船の前のカルビーポテト丸は、帆船タイプの省エネ船でした(三浦造船建造)
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北海道美瑛町 ぜるぶの丘で見た同じマーク
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新生丸【Shinsei Maru】 新生海運 JFE物流 497GT【限定近海】 1780DW
2007.3 福島造船鉄工森山 新潟原動機 6M34BGT 1000ps
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この二隻、ニイガタのエンジン以外共通項はなさそうですが、船主さんは同じです
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2009.10.15    カテゴリ:   

   HOTEL ZEROCITY(ホテルゼロシティ)

谷山港すぐそばの新しいホテルHOTEL ZEROCITY(ホテルゼロシティ)
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一階は漁師さんがやっている居酒屋 大漁市場こんんぴら丸で土日とも行列でした
そこの入口にあったオブジェ
FURUNO Sバンド空中線 営業中はまわっています
遠洋・近海漁船のマストでしょうね
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アンカーとペラ
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宿泊評価も良いようで谷山港へは徒歩1分
指宿・枕崎にもアクセスが良いようです。

私はパチンコはしませんが隣にはマルハンがあります
歩いていける距離にダイエーがあり少し行けばスーパーセンター ニシムタ
もう少し行けば、イオンといろはの湯があります







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2009.10.16    カテゴリ:  海運ニュース 

   世界貿易センタービルの鋼材を使って建造

2001年の9.11米同時多発テロで倒壊した世界貿易センタービル(World Trade Center)のがれきから回収した鋼材を使った米海軍の艦船がこのほど完成

がれきから回収された7.5トンの鉄鋼が使用された
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2009.10.16    カテゴリ:  新造船 

   祝竣工 バイオマス燃料輸送船 第二十一福神丸

本日竣工のバイオマス燃料輸送タンカー 第二十一福神丸【Fukujin Maru No21】
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630GT 1242㎥ ケミカル仕様のダブルハルタンカー 阪神内燃機工業 LH28G 735kw
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㈱丸掬・富晴産業㈱共有船 
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運航は、鶴見サンマリン株式会社 建造は伯方造船株式会社
バイオマス燃料供給有限責任事業組合
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【ニュース記事】
新日石にバイオエタノール納入 国産ETBE、普及に弾み
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2009.10.19    カテゴリ:  進水式 

   祝進水 松田海運 松星丸

2009年10月18日 快晴の大崎上島 松浦造船所にて第571番船 松星丸の進水式が行われました
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松星丸の船体色にマッチした祝い酒 銘柄『松星丸』限定品
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松浦造船所と赤阪鐵工所による祝い旗
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社旗
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進水式台
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命名
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松星丸

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松星丸【Syousei Maru】 松田海運 三星海運 499GT 1830DW
エンジンは赤阪鐵工所 AX33 2000ps
全長 73.00m
Lpp  68.00m
型幅 12.00m
型深  7.35m
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運航は、昭和30年から半世紀以上の所属の三星海運株式会社【MITSUBOSHI KAIUN】
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玉串奉天 松田峯夫 社長
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松田 茂 専務
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餅まき
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松田茂専務 御令嬢による支綱切断
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進水!
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それでは、感動の進水シーンを動画でどうぞ!


松星丸の雄姿を見守る松田社長はじめ御来賓の方々
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アンカーレッコー!
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私はファインダー越しの進水式ですが、やはり何度見ても船台にあった船が
海へ進水していくシーンは、船乗りとして感動の一瞬です
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水際までダッシュ
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造船所の突端までダッシュ
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220cm幅のブリッジセンター窓が目立ってますね
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トモ着け準備開始
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海に浮かんだ松星丸
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ブリッジとファンネル
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披露宴会場のホテル清風館(農協観光提供)へ移動


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2009.10.20    カテゴリ:  進水式 

   祝 進水 双星丸

本日、伯方造船にて進水した5000kl黒油タンカー 双星丸 3591GT 5600㎥
鉄道建設運輸施設整備支援機構・旭タンカー㈱・㈱吉邦・日伸運油㈱(株式会社デュカム)の4社共有船
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運航は、内航タンカーBIG3の一角 旭タンカー株式会社
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命名 双星丸【Sousei Maru】
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餅まき
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支綱切断
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進水!
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エンジンは阪神内燃機工業 6L35MC 5310ps 「高度船舶安全管理システム」搭載の次世代型最新鋭船
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【写真提供:S氏】

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2009.10.21    カテゴリ:  進水式 

   松星丸 進水披露宴

バスで高台にあるホテル清風館(農協観光提供)へ到着
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来島海峡方面を望む絶景
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手前に見える造船所は佐々木造船
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株式会社松浦造船所  松浦社長あいさつ
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大崎上島町長から松田社長へ感謝状
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乾杯の後、カーテンオープン 絶景ドーン
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舟盛りドーン
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この日の為にアルコールコントロールをして備えていましたので
キンキンに冷えたビールが格別においしかったです

しばらく歓談後、宴も酣

万歳三唱
↓写真をクリック
万歳三唱
記念撮影
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御一行を見送り
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松浦専務と造船所に戻り、スーツから作業服に着替え
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見学
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2009.10.22    カテゴリ:  新造船 

   新造船 松星丸

松星丸【Syousei Maru】 松田海運 三星海運 499GT 1830DW
11月下旬竣工予定 松浦造船所 赤阪鐵工所 AX33 2000ps
全長 73.00m
Lpp  68.00m
型幅 12.00m
型深  7.35m
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〔 型ブリッジ帽子付き
センター窓は220cm・熱線入りダブルスライドワイパー
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両サイドもスライドワイパー
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帽子付きのエアロタイプ
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Sバンド空中線 やぐら付き
コンパスデッキギリギリ
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ファンネルは三星海運株式会社【MITSUBOSHI KAIUN】
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排気管ステンレス仕様
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前船の立派なマストからは、スリムになった起倒式マスト
オーナーさん曰く、巨大すぎてペン塗りなど大変だったので普通タイプにしたと
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コンパスデッキへのアプローチ階段
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トモのブルワークは、セミブルワークのハンドレール仕様
ロープとフェアリーダーの角度を考えてのことだそうです
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スプリングローラーは、ユニバーサルローラー
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ハッチはエルマン・コンベックスタイプ
ローラーはステンレス仕様
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当たり面もステンレスダブリング
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ハンドレール支柱は一段上げた台座に溶接
ハンドレールの根元は、デッキ直溶接だと手入れがしにくいですからね
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オモテ、スプリングローラー
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ボースンストア入口
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入口は、防波風雨対策の囲い
これならば、水密ドアの劣化もほとんどないでしょうね
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ウインドラス
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フォアマストは、ガッチリボースンストアへ固定
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泥受けは後から溶接
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ロープドラムは、防錆び仕様の内側グラスファイバー巻き(ヤナセ鉄工)
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温水高圧洗浄機 岡常歯車製作所 MR-50(10Mpa 900L/h 200V 3.7kw) 
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ホールド内は、ほぼ完成
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電動カーテン・ダンネージ用引き揚げウインチ
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スラスター室 停泊用パッケージ型発電機 60KVA
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乾舷甲板通路 天井低部には、パトランプ
陸上の安全担当が見たら喜びそうな設備です
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エンジン場前から
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エンジンは軽量コンパクトで評価の高い赤阪鐵工所 AX33 2000ps
データー管理システム アカサカ巡之助搭載
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機関制御室
スペース最大利用のためエンジン場からのホールドへのアプローチは制御室を通ります
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デッキからは水密ハッチから直接アプローチの三方構造
右の出入口は制御室方面
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荷役作業員もこれなら便利ですね
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船尾
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前船の松星丸(まだ現役)
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今回、船主さんである松田海運 松田専務のご厚意で松浦造船所の進水式に招待されました。
松田専務の船へのこだわりは、松田専務自身も船長としてこの松星丸に乗り込むため
いろんな船を研究されこだわりの船造りになっています。
外観だけでなく、鋼材船としての使い勝手や省エネをテーマに時代にマッチした船造りを心がけ
昭和63年・平成7年・そして今回の松星丸と松浦造船にて3隻目の新造なので
志操堅固な松浦造船所と相思相愛のもと松田専務の熱意とアイデアを多分に取り入れ
気合の入った二人三脚での船造りになっています。

「熱意が自身を成長させ・人を動かす」

周りを見れば、造船所においてもも船主においても、もちろんオペレーター・荷主においても
大変厳しい状況です。
披露宴中の挨拶に出てきた『リーマンショックを発端とする世界同時不況』・・・

昨年来からの進水式をはじめとする式典でのあいさつでは、流行語大賞ではないでしょうか。
いっそのこと「リーマンチャンスによる絶好のチャンス」と言い換えてはいかがでしょうか?

2000年あたりの鉄鋼不況に始まる海運不況
当時は、船員法改正前で苦しい船主さんは499GT3人乗船199GT2人乗船などの船も多く見られました。

しかし、その辺りに建造できた船主さんは、現在この苦しい中でも勝ち組と言われる人たちです。
結局過ぎてみれば、その辺りがチャンスだったのです。

ものごとは、考え方によってずいぶん違ってきます。

コップに残った水を「もう半分しかない」と考えるのか「まだ半分あると」考えるのか・・・

本船の船長は、電気ポット[容量3ℓ]の水量が少し減っても(0.5㍑くらい)
イライラしながら・・・また減っとると継ぎ足します

そしてとうとう、イライラが頂点に達したのか
4㍑の電気ポットを買ってきました・・・
当然のことながら4リットルになってもイライラしながら毎日継ぎ足しています・・・

私は、これを満タン不安症候群と呼んでいます(笑)

この不況をどうとらえるかで今後が決まってくると思います。
たとえば、スポーツにおいてベストコンディションと言うのがあります。
これは誰もが望む状態であり誰もが最高のパフォーマンスを出せるチャンスです。
しかし、結果はおそらく実力通りの実力があるもの順に順位が付きます

逆に向かい風や雨のバッドコンディションの時はどうでしょう?
これは実力通りにはいかない勝負の面白さがあります。
もちろん一流と言われる人たちはこのバッドコンディションでも実力は発揮するのですが・・・

まさに今が、バッドコンディションとするならば、チャンスのある企業もあるのではないでしょうか?

このバッドコンディションの経済状況で自他共に認める一流の荷主・オペレーターは何社ですかね?
他社が係船しているからうちも係船対応。他社が用船ダウンしているからうちもダウン。
これではオピニオンリーダー・業界の牽引役不在になります

『努力は人を裏切らない』
努力してこの不況を乗り越えれるなら苦労せんわと言う人もいるかもしれません。
努力もしないで文句だけ言っていても前にも進まないし取り残されるだけです
人より勝ち残ろう・生き残ろうとするなら人より上の桁違いの努力が必要です。

当然のことながら、いろいろな立場の人で目標レベルや方向も違いますが
しっかりとした目標設定とモチベーション。結果の伴う努力が必要だと思います。

今年に入り、流行になった『THE・係船』
ようやく係船解除で全体的には動きだした感はありますが
係船復帰後のエンジントラブルなどよく聞かれます。

係船や運賃低下・用船料ダウンなど苦しい背景は別として
その後ろ向きな策に業界全体として長期的視点を持ち
今を踏ん張る痛み分けでなければならないと思うのです。

「海運・造船での業界的共存共栄」

あの時我慢して良かったと思える時が来るように・・・
あの時の努力が報われる日が来るように・・・

勇往邁進頑張っていきましょう!


~余談~
私は当日の朝、にっぽん丸で木江天満港に途中下船し
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松浦造船に向いました
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進水式・披露宴終了後・松星丸の見学を終え竹原経由で博多に乗船のため向かう
途中にあるオーナーさんから連絡があり
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最初は、「駅まで送ってあげるよ」との話から・・・
翌日の午前中に博多で乗船すれば良いことを知っていたオーナーさんは
「晩御飯食べて行けば?」になり・・・

急な訪問にもかかわらず・ご馳走をいただき
まだ現役の先代の昔話を聞きながら当然のことながらが進み・・・

最後は、布団まで用意してくださり大変温かいおもてなしを受けました。

翌朝、子供さんたちが起きてくる前に朝食をいただき早朝の新幹線で博多に移動して乗船

進水式のお土産
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ちょうど目覚まし時計を買おうか考えてたところで非常にラッキーでした(笑)
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松星丸竣工までの建造状況は海事教育・造船教育の視点からも
教育的評価の高い松浦造船日記
こちらをクリック→品質重視・堅固な船造りの松浦造船所

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2009.10.26    カテゴリ:  航海中 

   博多~松山

さんふらわあ はかた【Sunflower Hakata】 春山海運 商船三井フェリー 10507GT 6204DW
2003.10 三菱重工業下関 三菱重工業 9UEC52LSE 20863ps
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さんふらわあ とうきょう【Sunflower Tokyo】 鳳生汽船・鉄道建設・運輸施設整備支援機構 商船三井フェリー 10503GT 6204DW
2003.11 三菱重工業下関 三菱重工業 9UEC52LSE 20863ps
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さんふらわあ ふたご(双子)
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第弐三鳳丸【Sanpo Maru No.2】 三鳳汽船 鉄道建設・運輸施設整備支援機構 鶴見サンマリン 1499GT 3309㎥
1993.8 浅川造船 阪神内燃機工業 6EL-38 2800ps
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ハッチレスみかん運搬船 第三戸島丸【Toshima Maru No.3】 船主:中村さん 34GT
1958.11(船齢51年) 造船所名:加瀬野久二郎
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キャリーを吊り上げ
コンテナ船も顔負けの5段積み
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人力でトラックに積み替えです
豪快に投げ込んでますからジュース用のようですね
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本船スレスレを出港していきました
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いきなりフルアヘッドで加速が効いてましたね
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なかなかの速力
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入れ違えるように同じ白い船体の弓削丸が入港
スターンスラスターも付いているので自力着桟
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弓削丸【Yuge Maru】 (独)国立高等専門学校機構 弓削商船高専 240GT 
1994.3 三井造船玉野 ダイハツ 6DLM-24SL 1300ps
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CPP・吊り舵 写真の左に見えるのがスターンスラスター1t
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この日は泊まりだったようで学生たちはすぐさま着替えて街に向かっていました
教官の一人が訪船
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教官の見送りを受け四日市向け出港
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雄成丸【Yusei Maru】 新東汽船 アスト 430GT 679㎥
1989.11 寺岡造船第二 阪神内燃機工業 6LU-26G 1000ps
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豊福丸【Toyofuku Maru】 福寿企業 トヨフジ海運 12687GT 5490DW
2006.1 三菱重工業下関 三菱重工業 7UEC52LSE 16227ps
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2009.10.27    カテゴリ:  試運転 

   第八幸秀丸 海上試運転 SEA TRIAL

本日、海上試運転の白油3000klタンカー第八幸秀丸【Kousyu Maru No8】
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藤井綱海運 鶴見サンマリン・霧島海運商会 1833GT 3300㎥
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ダイハツディーゼル 6DCM-32F 2206KW*750RPM
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オモテからトモにかけていい水の流れをしていますね
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内覧会でもありますので多数のタンカーオーナーさんも同乗しています
今頃、昼からのポンプテストに備え豪華弁当(400円)を食べている頃でしょうか(笑)
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私も声をかけて頂いたのですが、スケジュールの都合がつかず残念
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【写真提供:素人造船(株) 船舶模型課 様】
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