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海運ニュース
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  8かんのん 船内居住環境
2009.11.02   カテゴリ:《 エンジン 》
  阪神内燃機工業 LH28-G
2009.11.02   カテゴリ:《 航海中 》
  近畿地方に木枯らし1号
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2009.11.05   カテゴリ:《 AIS 》
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2009.11.06   カテゴリ:《 新造船 》
  5000kl黒油タンカー 第十八東丸
2009.11.06   カテゴリ:《 海運ニュース 》
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  第十八東丸 船内探訪 【操舵室編】
2009.11.09   カテゴリ:《 新造船 》
  第十八東丸 船内探訪【居住区編】
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  赤阪鐵工所 A45S 3309kw
2009.11.11   カテゴリ:《 新造船 》
  第十八東丸 【船尾構造編】
2009.11.12   カテゴリ:《 外航船 》
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2009.11.12   カテゴリ:《 航海中 》
  神戸~玄海6m佐世保→日向
2009.11.13   カテゴリ:《 海運ニュース 》
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2009.11.13   カテゴリ:《 海難事故 》
  フェリーありあけ
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  赤阪鐵工所 AX33 2000ps 試運転前の臨時航行検査
2009.11.15   カテゴリ:《 エンジン 》
  赤阪鐵工所 AX33 2000ps
2009.11.16   カテゴリ:《 航海中 》
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2009.11.17   カテゴリ:《 新造船 》
  新造船 松星丸
2009.11.18   カテゴリ:《 新造船 》
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2009.11.19   カテゴリ:《 航海中 》
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2009.11.19   カテゴリ:《 新造船 》
  松星丸 船内探訪
2009.11.20   カテゴリ:《 エンジン 》
  新型エンジン ダイハツディーゼル  6DCM-32F 2206KW
2009.11.24   カテゴリ:《 新造船 》
  第八幸秀丸 船内探訪
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2009.11.02    カテゴリ:  新造船 

   8かんのん 船内居住環境

ブリッジ
IMG_0069_20091031145121.jpg
カウンターキッチンのサロン兼食堂
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船に対して横型の配置
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コの字型のカウンターキッチン
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冷蔵庫と冷凍庫その隣は船員室
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洗濯場兼脱衣場
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浴室
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トイレ(内張りあり)
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船員室は6部屋
船長室
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船長室後方
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二階通路・奥は船長室
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機関長室
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機関長室後方
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予備船室
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二階からブリッジへのアプローチ
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2009.11.02    カテゴリ:  エンジン 

   阪神内燃機工業 LH28-G

8かんのん エンジン 阪神内燃機工業 LH28-G 735kw A重油専燃
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船型に余裕があるため28エンジンでも速力向上・低燃費実現
A重油専燃 1000馬力によりメンテコストと人員コストの削減
低コスト輸送・省エネ型鋼材船になっています
IMG_0202.jpg
この写真ではわかりにくいかもしれませんが、フレア型の船尾構造でよく絞れています
IMG_0204.jpg
外から見た船尾構造
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エンジン場入口
ステンレスの排気管囲い
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ダクトもステンレス仕様
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作業台
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配電盤 
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セントラルクーリング・アメロイド遠心分離機
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アメロイド遠心分離機 HC50E
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定期検査などの開放には、鉄工所も作業しやすい広さですね
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ボースンストア
ここも広いです
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スラスター室
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いすゞマリンディーゼル 169kw
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ホールド内点検窓
ここに投光器を設置したり点検窓になっています
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手前からホールド送風ダクト・点検窓・乾舷甲板出入口
IMG_0197_20091102135113.jpg

以上です。

本日、瀬戸内某所で初荷。
現在、来島あたりを航行中との他船からの情報

8かんのんの安全航海と恒見海運(株)のご活躍を期待しています
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2009.11.02    カテゴリ:  航海中 

   近畿地方に木枯らし1号

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2009.11.03    カテゴリ:  海難事故 

   貨物船とタグボートが接触

貨物船とタグボートが接触 北九州・関門航路そば
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2009.11.03    カテゴリ:  試運転 

   3000klタンカー 第八幸秀丸 海上試運転

2009.10.27に行われた3000klタンカー第八幸秀丸海上試運転
第8幸秀丸【Kousyu Maru No8】 藤井綱海運
鶴見サンマリン・霧島海運商会 1833GT 3300㎥ 山中造船
早朝、通船にて乗船
画像 099
4段ブリッジ
画像 189
ファンネルは、内航タンカー最大手鶴見サンマリン株式会社
IMG_0370.jpg

膨張トランク
画像 102
ステンレス仕様のリギンスクリュー
画像 107
スプリングドラムの延長操作レバー(ワンマン操作可能)
画像 108
荷役ホース置場 ステンレス仕様
画像 113
フライングパッセージ
画像 123
グレーチングはステンレスメッシュ
画像 122
通路幅107cm
画像 121
トライアルスタート
画像 143
航海計器 FURUNO Sバンド・Xバンド GPSはGP-3500
レーダー隣のノートPCは、オーナーさんが既存のノートPCに
日本総合システムの ChartViewer (チャートビューワ)を組み込んだ自作の電子海図表示装置(通称:T-MAP)を搭載
画像 145
船長室に電子海図表示装置(通称:T-MAP)の副モニター
画像 151
エンジン監視室にも電子海図表示装置(通称:T-MAP)の副モニター
画像 169
複数の目で航海を監視することになり、より安全輸送になります

ダイハツディーゼル 6DCM-32F 2206KW
画像 162

画像 167
エンジン監視室
画像 168
荒天時も安心のトラスコ中山:TRUSCO スリーロックワイド重量キャビネット
画像 170
海水満船
画像 192
ポンプテスト開始
画像 194

画像 195

画像 196

画像 198
ブリッジ
画像 200

画像 201

画像 202
振動も少なかったようです。
無事トライアル終了

トライアル風景

全速前進 ダイハツディーゼル 6DCM-32F 2206KW
中速エンジンならではのビートの効いたテンポの良い排気音です

旋回テスト


こう言った複数のオーナーさんが同乗する、内覧会形式の海上試運転を採用する
造船所・オーナーさんは少ないかもしれませんが(救命胴衣の数や弁当手配の都合)
メーカーや造船所においてももダイレクトな宣伝になりますし、
建造意欲促進になるのではないでしょうか?

同業他社は、敵ではなくとも良い意味でのライバルです
よし!自分も良い船造るぞ!と思ったオーナーさんも多数いたのではないかと思います

【写真・動画提供:K汽船S氏】
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2009.11.04    カテゴリ:  進水式 

   祝進水 片山汽船 第十八金栄丸

2009.11.3 小池造船海運にて進水した片山汽船(有)の499GT鋼材船 第十八金栄丸
DSC_0144.jpg
第十八金栄丸【Kinei Maru No18】 
片山汽船・鉄道建設・運輸施設整備支援機構 日鐵物流 499GT 1845DW
小池造船海運建造 阪神内燃機工業 1471kw
DSC_0208.jpg
命名 第十八金栄丸
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DSC_0211.jpg

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支綱切断
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進水!
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【写真提供:S汽船K氏】
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2009.11.05    カテゴリ:  新造船 

   3000klタンカー 第八幸秀丸 

藤井綱海運の新造船 第八幸秀丸

3000kl白油タンカー 第8幸秀丸【Kousyu Maru No8】 藤井綱海運
鶴見サンマリン・霧島海運商会 1833GT 3300㎥ 山中造船
ダイハツディーゼル 6DCM-32F 2206KW
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ブリッジ
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ファンネルは鶴見サンマリン
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【船内環境】

操舵室
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三面舵角器
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手前からFURUNO Sバンドレーダー・GPSGP-3500
ノートPCは日本総合システムの ChartViewer (チャートビューワ)を組み込んだ電子海図表示装置(通称:T-MAP)・Xバンドレーダー
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エンジンリモコン
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配電盤
手前のドアはトイレ
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船長室
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モニターは電子海図の副モニター
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セカンドTVの隣は船長管理の備品倉庫
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倉庫内
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機関長室
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一般船室
船員室には、全室2段冷蔵庫完備(冷凍・冷蔵庫)
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洗濯場兼シャワー室 3F
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倉庫
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洗濯場兼シャワー室 2F
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24時間対応循環型風呂
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循環口は、浴槽落とし込みではなく、直結型
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洗濯場兼脱衣場に大型の循環濾過装置
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サロン・イス配置は縦型
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ギャレー
厨房周りはステンレス内張り
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冷蔵庫・冷凍庫
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荷役事務室
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ここにも電子海図副モニター
副モニターは船長室・荷役事務室・エンジン監視室
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撮影は10月末

つづく・・・

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2009.11.05    カテゴリ:  AIS 

   関門マーチス

一昨日、ちょうどカリナスターとくらまが衝突した時間帯20時前に関門を西向け通過しました
AiShipの動画を頭に浮かべ当時の状況を想像しながら通りました。

一般人にわかりやすく伝えるなら、ハンドル操作を誤った車が急に反対車線に
飛び出し激突と言った事故

あってはならない海難事故ですが、最悪の中でも最小限の被害だったのではないかと
想像します。これがあと数秒前後にずれていたら

くらまとの衝突は避けられてもカリナスターの下関側への座礁の可能性大
もう少し遅れくらまの左舷側に持っていってたら、大惨事だったでしょうね。

下手をすれば橋下で爆発炎上もしくは沈没・座礁。後続船との多重事故
想像すればきりがないですが・・・

それからすると最悪の中でも最小限の被害だったのではないでしょうか。
それは、くらまがカリナスターに衝突した位置にもよります。

くらまがカリナスターの前方付近に刺さる形で衝突したためカリナスターの行き足が止まり
おそらくカリナスターの針路方向も跳ねられる形で反転したのではないでしょうか
乗り上げ寸前になりながらも、下関側に両船が流れたことで座礁や沈没などの2重事故も防げました

自衛艦は、狭水道通峡時は、オモテからトモまで総動員で見張りです。
おそらく夜間でも船首部に人員は、いたと思います。

その人たちが逃げる時間があったのが奇跡ではないでしょうか?

別に私は、自衛隊擁護するわけではないですが、

護衛艦くらまは、防ぎようがない事故に出くわし
身をもって大惨事を防ぎ最小限の事故に収めた
と個人的には思います

艦長の判断・指示・行動がすばらしかったのではないでしょうか?

昨日、数名の友人からまた変なコメント来てるねとの連絡があり
そのコメント内にある某大学の教授のブログを見て見ましたが

後進かけたのなら何故汽笛を3発鳴らさないとか・・・
くらまは、もっと右に寄れたはずだとか・・・

少々見当違いの発言をされてるように思いました。
今回の事故でNHKでコメンテーターとして出たようで
海賊が専門の教授を今回の事故に引っ張り出してくるNHKもどうかと・・・
某大学にも専門家は多数いただろうにと思いましたが・・・

専門家称する人が発言しマスコミが同調すれば世論が誘導されます。
今回、詳しいAIS LIVEの情報がありましたし、職業上の視点をもってすれば
ある程度の事故分析はできます。
だからどれが正しくてどれが正しくないかはある程度まで判断できます
真実は結局、事故当事者しかわからないのですから。

しかし、私がこの分野の素人でマスコミ情報だけなら
くらまが悪いのではないかと思ってしまう場合もあります。

今回、護衛艦と外国船との衝突とうことで軍事系の方が多数、事故分析をしているから
マスコミとの相違点がみつかったり、教授の発言に?マークをつけれたりできます

マスコミ情報だけに踊らされないようモノを見る目を養う必要がありますね

関門をほぼ毎日、通過する友人から
あの事故以来、関門マーチスに元気がないとの話。

たしかに、関門マーチスには、船を為替ディーラー並みに操るオッサンマーチスがいます
関門航路内の船に対し、船間距離や針路指示。他船動向や浅瀬・ブイ接近への注意喚起など
すばらしい仕事ぶりです。
どうもそのオッサンマーチスの元気がないと友人が心配していました。
いらぬ心配ですが〔笑〕

昨日、佐世保出航時イージス艦などと一緒に出航していきましたが
管制指示は門司保安なんですね

一昨日、門司につながれたままのカリナスターは下関でコンテナを積み替え
空船状態で突貫工事をしているようでした。
仮工事してどこかのドックに向かうのでしょうね。

自衛艦は基本的に保険に入ってないそうで
防衛費の予備費から修繕代が捻出されるそうです。

韓国船社は万々歳??
まぁそんなことはないでしょうが・・・・

一部ではソナーにも被害が発生したとのことから退役時期が早まるのではないかと
も噂されているそうですがSSKで修繕でしょうか?
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今年も残り2ヶ月、安全航海でがんばりましょう!

夏休みの宿題並みにたまっている、コメント返信も徐々に返していく予定ですので。


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2009.11.05    カテゴリ:  エンジン 

   ダイハツディーゼル 6DCM-32F 2206KW

第8幸秀丸のエンジン DAIHATSU DIESEL ダイハツディーゼル 6DCM-32F 2206KW
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近年、機関部の負担削減・LO消費削減などコスト面からも再注目を浴びているダイハツの中速エンジン
499GT1800DW型船や749GT型2000klタンカーなどと言ったギリギリの設計を要求される船からも
軽量コンパクトである中速エンジンを採用する船が増えています
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エンジンスペースも広く取られています
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もちろん発電機もダイハツ 6DL-16A 350KVA
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前方に二台設置
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船尾管の上に船上焼却炉
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エンジン解放時などに使用する電動チェーンブロックの走行レール
ダブルレールになっていますね
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タンカーでは珍しい、ブリッジ前から搬出
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IMG_0422_20091105154157.jpg
エンジン監視室
テックス塗りたて
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オモテ
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ウインドラスは4ドラム+スプリング2ドラム
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オモテから
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ステンレス仕様の荷役ホース置場
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ベントバルブ
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ユニッククレーン
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ブリッジ
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ポンプ操作盤
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マニホールド
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トモ
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ファンネル
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ボートデッキ
左はエンジン場へのアプローチ右はCO2
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排気管
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ファンネルと一体化した酸素・アセチレン
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ブリッジ
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艤装岸壁に並ぶ2隻
隣は、やはた丸八幡船舶(協) 499GT 1830DW
IMG_0434_20091106081918.jpg
まもなく、第8幸秀丸はファイナルドックに向いその間に丸重海運(株)の新造船が進水
第8幸秀がファイナルから帰ってくると3隻艤装です
ついこの前、やはた丸のブロックが船台に載ったかと思えばもう次の船の進水ですから
さすが内航建造数日本一の山中生産方式。
これを船台一本でやっているところがまた凄い
IMG_0444.jpg

【撮影は10月末】
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2009.11.06    カテゴリ:  海難事故 

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プレジャーボートが港に停泊中の貨物船、石宗丸184GTに激突
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2009.11.06    カテゴリ:  新造船 

   5000kl黒油タンカー 第十八東丸

現在、SEA TRIAL中の第18東丸【Azuma Maru No18】 東汽船㈱ 旭タンカー㈱ 3595GT 5519㎥
IMG_0361_20091106094132.jpg
新来島スタイルのスタイリッシュブリッジ
IMG_0333_20091106094132.jpg
ファンネルは内航タンカーBIG3の一角旭タンカー株式会社
シャープな排気管
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デッキ
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オモテ
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ウインドラス
4ドラムワーピングエンド+スプリングドラム
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スプリングはフェアリーダー+ユニバーサルローラー
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バウチョックを囲うようにチョッサーデッキ
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ウインドラス油圧リモコン
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チェーンローラー
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デッキ
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ベントバルブ
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マニホールド(オモテ側)
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マニホールド
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広いフライングパッセージ中央
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ユニッククレーン
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油圧バルブ
荷役は半自動
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ポンプ室入口
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ポンプ室
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燃料配管・燃料液面計
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こうして見るとちょっと笑っているように見えます
Tokina Fish Eye 10mmで撮影
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巨大なファン
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ヒンジ付きのスカライキ
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熱媒膨張タンク
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キャビン付き交通艇
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トモ
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スプリングはユニバーサルローラー
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新来島5000klシリーズの中で違うのはこの1階のストア増設
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2009.11.06    カテゴリ:  海運ニュース 

   護衛艦と衝突のコンテナ船が出港

コンテナ船カリナ・スターが6日、停泊していた北九州市の門司港から韓国の麗水港に向け出港
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2009.11.07    カテゴリ:  新造船 

   第十八東丸 船内探訪 【操舵室編】

第18東丸
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両舷は斜めカット
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重厚なマスト
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リギンスクリューはステンレス
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ウイング
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マイクの接続端子と汽笛のスイッチボックス
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ウイングからの眺め
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ブリッジ後方は、バッテリー室
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非常用電源は長寿命・防爆構造のベント形据置鉛蓄電池
一般電源はSS300 無線用はSS200
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SバンドXバンドにチャートプロッター
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この前面3枚窓にはロールスクリーンタイプの遮光フィルムが設置されています
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天井は乱反射を防ぐ濃い青
海面反射がきつい時、天井や壁が白だと反射して航海計器類が見えにくい場合があります。
こう言ったところも安全航海へのちょっとした工夫ですね
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かつては外航コンテナ・LNGに乗船していた越智社長の基本は紙海図と言う考えのもとチャートプロッターを設置
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海図台
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飛び出し防止のロック式扉の中に引き出し
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エンジンリモコン・スラスターリモコン
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エンジンは赤阪鐵工所 A45S 3309kw
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休憩コーナー
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以前、コーヒー好きの船員さんの為にドリップ式のコーヒーメーカーを設置したところ
皆さんインスタントからドリップ式に変わったそうです。
私もコーヒー好きなのでドリップ式にしていますが、喫茶店やコーヒーショップで
コーヒー飲むこと考えれば、安いものです
コーヒーメーカーもホームセンターなどに2000円以下からあります

経験上、船で使用するなら魔法瓶タイプのコーヒーメーカーをお勧めします
ガラス瓶タイプは荒天時に割れる可能性もありますし、保温時間が長いと
煮え過ぎておいしくありません。

サーモステンレスコーヒーメーカー

中には5000klクラスのタンカーにちょうど良い10杯タイプの豆から全自動の高級仕様のコーヒーメーカーもあります


 CUISINART クイジナート 全自動 コーヒーメーカー コーヒー...

コーヒーに含まれるカフェインは「眠気覚まし」や気分をすっきりさせるために有効です。

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2009.11.09    カテゴリ:  新造船 

   第十八東丸 船内探訪【居住区編】

第18東丸の居住環境

エグゼクティブフロアー
【船長室】
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高級感あふれる木目調ですね(製作は矢野木工)
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コーナーデスク
椅子も肘付き高級仕様
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昔は、DAYルームとベッドルームを分けたり・船長室をかなり広く取る大型内航船も
ありましたが、最近では、広さは必要最小限で部屋数重視の船が増えました。
それでも十分に広いですね
冷蔵庫・DVD・液晶テレビ
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【機関長室】
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警報盤
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【一等航海士室】
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窓はペアガラス
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排水溝付き
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【一般船室】
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これでも18型499GTの船長室くらいありますね
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船内は、舶用水晶時計 
日本舶用エレクトロニクス
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通路スピーカー
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【一般船室】
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【浴室】 3F
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シャワーは4人同時可能
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最新鋭のスタートスイッチ自動水止(タイマー止水)水栓
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24時間循環風呂コロナホームジュニア 光触媒・紫外線で清潔快適
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洗濯場
左は二層式。二層式は汚れモノには便利ですね
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奥は乾燥室
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洗濯場兼シャワー室 2Fと3F
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トイレ
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便利な掃除道具入れ
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隣の部屋は・・・
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電線ルーム
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倉庫
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ファンネルとブリッジのデットスペースに空調室があります
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1Fは公室のみ配置

【食堂サロン】
テーブル配置は縦型
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カウンター付き
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【ギャレー】
横型配置
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【サロン・娯楽室】
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半分はカーペット仕様
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【荷役コントロールルーム・荷役事務室】
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T字型の事務スペース
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半自動タイプの荷役コントロール 中北製作所
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2009.11.10    カテゴリ:  エンジン 

   赤阪鐵工所 A45S 3309kw

第18東丸のエンジンは、来年創業100年を迎える老舗ディゼールエンジンメーカー  赤阪鐵工所 A45S 3309kw
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最近、赤阪のエンジンを新造船でよく見ますね。
創業100年に向けての飛躍でしょうか
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赤阪鐵工所 A45S 3309kw【Akasaka Diesels A45S 3309kw】
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荷役ポンプは主機駆動
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プロペラはCPP
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タペット
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広い機関室
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トローリーレールも縦横無尽
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補機は船尾に並列配置
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オイラはボイラ 三浦のボイラー
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ボイラー上部 
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監視室フロアー
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エンジン制御盤 機関制御監視モニタシステムBEMAC BE-D10
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エンジン監視室
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作業室兼部品倉庫 
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空調付き
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2009.11.11    カテゴリ:  新造船 

   第十八東丸 【船尾構造編】

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新来島特有のアーチ型整流板
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スタンチューブの上部あたりにもフィンが付いています
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2009.11.12    カテゴリ:  外航船 

   増築 STS NO1

神戸で荷役中のSTS NO1 1598GT
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タンブルフォーム型?
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ブリッジが中華風デザイナーズブリッジになっています
でもちょっと変・・・
良く見ると下2階と上2階の雰囲気が違います
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3段ブリッジから4段ブリッジに増築していますね
さすが中国4000年の歴史
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ファンネルは“吉”と言う文字が見えます。
旧日本船籍のガット船の改造船でしょうね

こちらは、タンブルフォーム型カーゴ 飛翔丸 飛鳥海運 鉄道建設・運輸施設整備支援機構 新日本近海汽船
499GT 1570DW 1997.12 吉田造船工業 阪神内燃機工業 LH30LG 1000ps
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ホールドはクラッド鋼板仕様(SUS304)
外板の一部を凹型にするタンブルフォーム型にすることで水線面でのL/B比を大きくし速力増加効果
たしかこの船型の特許は、新来島どっくと初高汽船の共同特許だったと思います
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エラ型船型ですが建造は吉田造船工業

このタンブルフォーム型がなかなか流行らないのは、岸壁のフェンダー事情もあるでしょうね
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2009.11.12    カテゴリ:  航海中 

   神戸~玄海6m佐世保→日向

第三十一千代丸【Chiyo Maru No.31】 幸宝海運 加藤海運 499GT 1560DW
2005.6 山中造船波方 阪神内燃機工業 LH30LG 1800ps
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さよちどり【Sayochidori】 千鳥海運 加藤海運 187GT 499DW
1989.6 松浦鉄工造船所 マツエディーゼル MF26-SDD1 650ps
この船、かつては新潟まで走ってました。記憶が確かならば日本酒などを運んでいたと
聞いたことがあります。
その為のユニックでしょうか?
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三菱重工 神戸造船所で完成後六甲に係船されている同型10隻シリーズの第2船 
MOL MAGNIFICENCE
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全長:約302m、幅 : 43.40m、深さ : 24.80m、総トン数 : 約78,000
主機:三菱バルチラ ディーゼル機関 ‘‘10RT-flex96C’’(1基)
コンテナ搭載数 : 6,724個(20フィートコンテナ換算)
速力 : 約24.5ノット
進水式【ブリッジなし】

日本郵船は主力のコンテナ船の運航隻数を
2013年度をメドに現在の約120から60に半減するニュースや
海運大手今期業績を軒並み下方修正-商船三井は黒字維持の
商船三井でさえこう言う状況ですからなかなか厳しいコンテナ市況ですね。
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しばらく動きませんと言わんばかりの増しロープ
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何でしょう?この海に垂らしたロープは。
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いつの間にか排気管もシートで塞がれていました
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ホールディングハッチを立てて港内帆走中の翔洋丸
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LNG DREAM  船主: LLOYDS TSB EQUIPMENT LEASING(No.7)  11845GT 71,845.00 metric tons
モス型LNG運搬船  LNGのモス型タンクは4球のうちトモとオモテは少し小さめにできているのだとか。
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第十五旭丸【Asahi Maru No.15】 大阪旭海運 499GT【近海】 1500DW
1996.6 三浦造船所佐伯  阪神内燃機工業 LH34LRG 2000ps
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BONANZA 6
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RO/ROランプウェイ装備多目的重量物船 IYO 伊予 NYK-HINODE
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神戸から佐世保向け。
低気圧の影響で玄海側は6mの予報
部埼の避難船を横目に船長ワッチで関門通狭
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まさか、この船長玄海に突っ込むつもりじゃ・・・と船室から窓をのぞきつつ
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小倉沖で軸発から補機がスタンバイになりひと安心。
しかし若松航路を通り過ぎる船長・・・

まさか・・・チャレンジするつもり?

わざわざ風の強い安瀬に向うも風波強く、断念
0930 結局若松アンカー

夕方には、友人の船も若松入りする為、仮バースを思案していたところ
配船指令本部から電話が・・・
ヒトサンマルマルジ(13:00)作戦変更・日向へ向かえ

13:30 若松抜錨、日向向け出港
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どうやら前日に前船が避難したため本船の揚げが来週火曜になりそうだと
言うことで差し替え配船
【11/11 部埼沖のAiship情報】
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友人との会食は残念でしたが、効率配船・効率運航!
姫島から関崎にかけ結構良い横波がありました

本日、日向揚げ
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第三菱洋丸【Ryoyo Maru No.3】 豊鶴海運 鶴丸海運 498GT 1424㎥
1988.12 関門造船 赤阪鐵工所 K28FD 1400ps
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2009.11.13    カテゴリ:  海運ニュース 

   ツネイシホールディングス塗装工場完成

2012年7月以降のIMOの新塗装基準に対応するために26億円の設備投資

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2009.11.13    カテゴリ:  海難事故 

   フェリーありあけ

本日、一日時間があったので午前中は某造船所・午後から某造船所・さらに夕方に某造船所で
一日が終わりました。
午前中、マルエーフェリーが傾いていると何件かメールがあり
私としては、平成19年2月9日の・マグロ漁船「幸吉丸」に衝突事故で
マスコミに散々叩かれ、東京入港生中継までされ、まるで殺人事件でも起こしたかのようなマスコミの騒ぎようのマルエーフェリー・・・
逆に幸吉丸は、奇跡のヒーロー扱い。
フェリーたかちほの見張り不十分はクローズアップされても、ノーワッチの幸吉丸には
全く触れられず・・・・

のちに双方の見張りが不十分だったことが事故の原因と断定し、
同船の元航海士と漁船の船長の2人を業務上過失往来危険などの疑いで書類送検

そして数日前、市橋容疑者逮捕に貢献したマルエーフェリーが・・・

数件のメールをチラッと見ただけなので・・・てっきり会社が傾いているのかと思いつつ・・・

午前中の造船所訪問を終えてメール確認

そして昼のニュースを見ると傾いたフェリーありあけが懸命に走る姿が・・・

その後、座礁シーンも映像に映った時にすぐに思いました。
これは船長判断で転覆・沈没を防ぐための任意座礁判断だと。

同時に全員救助の情報も流れていて、安心しました

記者会見の姿を見ながら総員退船・船体放棄を決断しなければならなかった
船長の気持ちを思うといたたまれなかったです。

しかし、あれほどの状況で、一人の死者も出さずあの状況での
乗り上げ判断。なかなかできるものではありません。

最悪の状況でも最良の船長判断だったと思います。

船長判断と死者を出さなかったことに同業者として敬意を表します。

スタビライザーが付いていたのに何故?とも思いますが
急激な波に対してシャクリ(戻す力)が強いとも聞いたことがあります。

船の復元力はかなりあります。しかしながら、荷崩れを起こすと
諸刃の刃です。荒天時の判断と運航スケジュール
あからさまな荒天ならば、判断は簡単ですが、突如の三角波・・・難しい判断です

冬の玄海。限界を感じながらも・・・あと少しの辛抱と、斜め前から波を受け必死の航海
本船船長は、こんなに吹くとは思わんかったとノー天気なコメント。
あんた何年船乗りやっとんだ?と思いつつ
突如、真横からボディブローを食らうような衝撃

それが三角波。


AiShip情報
熊野市沖約200メートルの浅瀬で座礁
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フェリーありあけ【Ferry Ariake】 マルエーフェリー 鉄道建設・運輸施設整備支援機構 7910GT 5026DW
1995.8 林兼船渠 D.ユナイテッド 16PC2-6×2 24000ps 24ノット
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2009.11.14    カテゴリ:  航海中 

   佐世保~志布志

かつては炭鉱の島 松島 現在は電源開発松島火力発電所
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大隅半島の朝 
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三光汽船
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2009.11.14    カテゴリ:  エンジン 

   赤阪鐵工所 AX33 2000ps 試運転前の臨時航行検査

松浦造船で艤装中の松星丸 松田海運 三星海運 499GT 1830DW
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220cm幅センター窓のエアロ型デザイナーズブリッジ
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赤阪鐵工所 AX33 2000ps
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AKASAKA DISEL
近年の499GT1800DW型事情にマッチした 出力22%増・軽量小型化・高経済性
それに加え㈱エスエスティーの『節約くん』・アメロイドのFO清浄機に組み込まれた
燃料を分子レベルで良化する装置 『Honeycomb reformer HMR-2000』巽工業㈱を設置し
トータルで省エネ型エンジンになっています
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週明けの試運転に向け、臨時航行検査
エンジンに火が入り

勢いよくクランクが回り
緊急停止など発停の繰り返しで週明けの試運転に向け良好発動

このクラスのエンジンになると押しボタン式の発動


いつもはあまり出番がないのでXacti(ザクティ)を置いてきたのが間違い・・・
いつもは、フル装備で出向くのですが(笑)
携帯で動画を撮ったので音声が良くないです。
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2009.11.15    カテゴリ:  エンジン 

   赤阪鐵工所 AX33 2000ps

トータルコンセプトで省エネ化を実現予定の松星丸のエンジン
499GT1800DW型事情にマッチした 出力22%増・軽量小型化・高経済性の赤阪鐵工所 AX33 2000ps
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省エネは燃料系で行い燃焼効率の向上
アメロイドのFO清浄機に組み込まれた燃料を分子レベルで良化する装置 
『Honeycomb reformer HMR-2000』 巽工業㈱
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こちらが 『Honeycomb reformer HMR-2000』 巽工業㈱
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燃料を分子レベルで良化する装置
わかりやすくすると燃料分子をさらに細かく砕き燃えやすくすることで燃焼効率の向上
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燃料節約装置 『節約くん』 ㈱エスエスティーIMG_0693.jpg
舶用タイプ SP200-600W
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問い合わせはこちらをクリック→㈱エスエスティー
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補機にも燃料節約器 ㈱エスエスティーを設置
ヤンマー 6HAL2-HTN 160kw
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もちろん両舷2基に設置
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バラストコントロール
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アメロイド LO清浄機 RISOユニット CJCフィルター
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エンジン部品用・電動ホイストとトロリー
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搬入口はヒンジ付きハッチ
オーナーさんがタンカーがスカライキにヒンジ付きを採用しているのを見て採用
急遽仕様変更も造船所は真摯に対応
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開閉テスト
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エンジン監視室
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奥はホールドと甲板ハッチへ接続
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セントラルクーリング
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海水・清水ライン
きちんとペイントされていますね
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広さを確保の為、階段は精一杯船体側に設置
エンジン場の配置設計は配置により動線による使い勝手やメンテのしやすさなど
かなり違ってきます。これは工務監督が甲板出身かエンジン場出身かでも違うようです
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船尾方向から
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オモテ側から
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これでエンジン場のデッキペンが塗られるともっとエンジン場が映えます


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2009.11.16    カテゴリ:  航海中 

   追い風参考記録

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2009.11.17    カテゴリ:  新造船 

   新造船 松星丸

本日、公試を行った松田海運 松星丸 
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松星丸【Syousei Maru】 松田海運 三星海運 499GT 1830DW
エンジンは赤阪鐵工所 AX33 2000ps
全長 73.00m
Lpp  68.00m
型幅 12.00m
型深  7.35m
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オモテから
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重厚なマスト
ストア入口にガッチリ固定
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499GTクラスではあまり見ることのないピストンホーン 伊吹工業
起倒式マストは電動油圧シリンダーで起倒 山本鐵工 YAMAX
油圧配管なしでシリンダー内の油圧を使い伸縮可能
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波除け囲い付きのボースンストア入口
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水密ドアの劣化なども防げますね
水密ハンドル分だけ奥側に余裕を持たせているのでドアの開放も十分な開口スペースです
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通風口
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ウインドラス
ホースパイプは、最近流行りのデッキ突き出しタイプ
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ロープドラムは、グラスファイバー巻きの防錆び仕様 ヤナセ鉄工特別仕様
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階段とは別にここからも出入り可能
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スプリングライン ユニバーサルローラー
そして、1800DW型建造において、一番厄介な60cm安全通路は
収納式通路で対応
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あんまり私が書くとこれを見た検査官が意地になってもいけませんので(笑)
1800DW型における60cm安全通路に付いては今回ノーコメントで
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トモ側
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消火栓の位置も移動させられ・・・
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安全通路60cm確保
バラストエア抜きは径を細くし本数を増やすことで対応
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船外出入口は、ユニバーサルジョイントで繋がれたゲートタイプ
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デッキのハンドレール支柱囲いを含めゴミの溜まりやすいところは
流れやすく施工
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トモのタラップは基本的に使用しないので台座のみ設置で
本来トモに設置するはずだったタラップは取り外し型のギャングウェイとして使用
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両舷にテークル付きのブームがあるので簡単に設置できます
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回転台座が船外に出ますので方向高さ自在です
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燃料ライン
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ヒンジ付きエンジン部品搬入口
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ホールド・エンジン監視室出入口
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入って左がエンジン監視室
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ハッチは、格納スペースや通路幅確保を考えヤナセ鉄工船主指定
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ロック部分は取り換え可能
ローラーはステンレス仕様
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ホールド内電動カーテン
ダンネージ引き揚げ用電動ホイストと移動レール
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チェーンロッカー入口
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スラスター室・停泊用補機入口
ここが垂直梯子だと、どうしても点検に入る回数が減ります
出入りしやすい通常階段にすることにより点検回数も増えより安全を保てます
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スラスターエンジンはいすゞマリンディーゼル273kw
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停泊用発電機はヤンマー 極超低騒音 60Kva
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ダンネージ置場はフォークリフトの爪が入るよう台座付き
やはりこのあたりは、長年の鋼材船経験のアイデアですね
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ラッシングピースもしっかり設置
整列できるようデッドスペースになってもR部分は使用せず
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ダンネージ片付けリフト
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高さがあるので踊り場付き
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乾舷甲板通路低位部はトラマークではなく回転灯で安全表示
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ホールドはコンパネボックス
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船尾
ウインチはヤナセ鉄工のグラスファイバー巻きウインチ(特別仕様)
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そして本日公式試運転 【写真提供:松浦専務】
Sno.571 海上予行・公試運転 048
社旗を力強くなびかせ
Sno.571 海上予行・公試運転 010
右へ左へ
Sno.571 海上予行・公試運転 066
低燃費爆走中
Sno.571 航走写真 0201

詳細は松浦造船所 松浦造船日記をクリック




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2009.11.18    カテゴリ:  新造船 

   祝竣工 3000klタンカー 第八幸秀丸

本日竣工の藤井綱海運株式会社の新造船 3000kl白油ダブルハルタンカー 第八幸秀丸
第8幸秀丸【Kousyu Maru No8】 藤井綱海運・鉄道建設運輸施設整備支援機構
鶴見サンマリン・霧島海運商会 1833GT 3300㎥ 山中造船
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【写真提供:素人造船(株) 船舶模型課 様】
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ファンネルは、内航タンカー最大手の鶴見サンマリン株式会社
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エンジンはダイハツディーゼル 新型エンジン 6DCM-32F 2206KW
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新型エンジン 6DCM-32Fの1号機でもあります
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デッキは鮮やかな通称:キンリキカラー【撮影は11/13】
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このデッキペンは、航行中にブリッジに反射しハウスの白がよく映えます
マストカラー・デッキカラー黒い船体によくバランスがとれた配色になっています。
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山中造船バルバス3兄弟
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第八幸秀丸 処女航海に向け出航
乗り出し航海しばらくは、ペンキの塗り増しなどに備え定員MAXの13人乗船
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第8幸秀丸【Kousyu Maru No8】 藤井綱海運・鉄道建設運輸施設整備支援機構
鶴見サンマリン・霧島海運商会 1833GT 3300㎥ 
2009.11 山中造船 ダイハツディーゼル 6DCM-32F 2206KW
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【海上撮影:K汽船T氏】

藤井綱海運
3000kl 白油タンカー幸秀丸 【Koshu Maru】 藤井綱海運 霧島海運商会 1495GT 3399㎥
1994.1 村上秀造船 新潟鉄工所 6M38HET 3000ps
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LPG 第十一幸秀丸【Koshu Maru No.11】 藤井綱海運 コスモ海運 699GT 1247㎥
1993.3 三浦造船所佐伯 阪神内燃機工業 6EL30G 1800ps
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来春も新卒者を募集(若手中途採用もOK)するそうなので
興味のある方はこちらをクリック→藤井綱海運→求人情報
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2009.11.19    カテゴリ:  航海中 

   ジャストインタイム輸送

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2009.11.19    カテゴリ:  新造船 

   松星丸 船内探訪

試運転を終え現在、松浦造船所にて最終艤装に入っている松星丸【撮影:11/13】
220cm幅熱線入りセンター窓
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視認性の高い 〔 型窓
3面スライドワイパー センターはダブルスライドワイパー
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ブリッジの風格に目が行きがちですが中身は機能的
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YAMAX(山本鐵工)電子海図ルート・トラッキングパイロット装置 ECTP-100
電子海図表示装置 は戸製作所製タッチパネル方式「運航サポーター」 ESS-100N
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この配置を見て、何か気付きますか?
エンジンテレグラフの位置
精一杯センターに寄せることによりほぼセンター位置でのワンマン操船可能なユニバーサル設計
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テレグラフが舵輪と離れているとあっち行ったりこっち行ったりで無駄な動きです
499GT以下クラスでは入出港ワンマン操船が常識ですからね。
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バラストコントロール操作盤
ダンボールで隠れていますが赤阪鐵工所 機関警報盤は美しい女性の声で
「主機異常です」などと言ってくれます。(たぶんミス赤阪鐵工)
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配電盤
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チャート台
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チャート収納引き出しは二重ロックタイプ
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【ブリッジトイレ】
高級感あふれる内張り
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このブリッジタイプの正式な名前は知りませんが通称では西大寺風と呼ばれています
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【船長室】
冷蔵庫は全室2ドア冷蔵庫
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テレビはチャンネル設定簡単のシャープ AQUOS LC-15SX7A
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配線が出ている場所にノートPCミニデスクが付くそうです
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499GTクラスでは、ほとんど見ることがない通路壁内張り(2F)
腰板付きで高級感を出しています
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ギャレー
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前面はキッチンパネル
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食堂・サロンIMG_0708_20091119143836.jpg
食堂にあるFOオーバーフロー警報
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1F通路 内張り腰板付き
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脱衣場兼洗濯場
乾燥機付き洗濯機は2タイプ
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高級旅館の内風呂を思わすような雰囲気の浴室
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壁材はバスパネル
24時間風呂が付きます
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機関室送風機はボートデッキに設置
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空調室
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ユニックは、トモの油圧とは別系統の単独型
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ユニックのブーム置き(支柱)は、建造中に(夜の部で)松田専務と仲良くなった鉄工所の人が
是非とも何か造らせてくれと志願してできた寄贈品
松田専務の人柄と大崎上島の温かさでしょうか(笑)
【製作寄贈:惣明製作(株) そうみょうせいさく】
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交通艇はイヨプラ製(伊予プラスチック造船所)
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清水タンクのエア抜きはボートデッキに
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ボートデッキ 倉庫
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ホールド内送風機
クレーンはタラップの設置と荷物の搬入用
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ファンネルは三星海運のスリースター
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排気管 ステンレス仕様
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コンパスデッキへのアプローチ階段 499GTクラスではほとんど見ないです
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旋回径ギリギリのSバンド空中線
鋼材船は起倒式マスト必須なのでこの位置になります
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もう一つ変わった装置
Sno.571 海上予行・公試運転 039
次世代型超音波式風向風速計
日本エレクトリック・インスルメント
可動部がないのでメンテフリーです。
松田専務がBARI-SHIPで説明を受けて即答で決めたそうです
Sno.571 海上予行・公試運転 042
本船の風向風速計の風向が表示されなくなり(たぶん断線)
修理見積もりするとオーバーホールで30万
新品でしたら32万で即納ですと言われ諦めました。
さすがに風速まで壊れると修理せざるを得ないですが。
現在風向は海面見て判断。

船の建造と言うものは、松星丸の建造を見てもわかるように
船主さん始めいろんな人の手と想いが詰まった1大プロジェクトです。
いろんな考えもあると思います。船は商売道具だから装備は最低限で良いと言う考えも
間違いではありません。しかし船員の立場になって考えてみた時に、
同じ給料・同じ仕事条件で最低設備と考えられた設備どちらに乗りたいでしょうか?

値段は同じでも殺風景な最低限の設備の建売住宅と自分が設計から携わった家のどちらに住みたいですか?そしてどちらに愛着をもてるでしょうか?
もっとわかりやすくすると賃貸マンションやアパートに住む時に家賃と立地同じで最低限の設備と
住民のことを考えられた住居・・・どちらに住みたいですか?

愛着を船に置き換えると長く使おうと言うメンテナンス心と大切に使おうと言う安全第一にもつながります。

荷主やオペレーターとしてどちらに輸送を任せたいでしょうか?

ビジネスですから考えは、いろいろあって当然です。
何が正しくて何が正しくないか。

結果が出る方が当然正しい。
大・中・小関係なく頑張っている人が報われる業種 内航海運でありたいですね。

私のブログ方針としては、大・中・小に関係なく頑張っている人を応援したいと言うのが基本理念です

頑張れ!内航海運2009!
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2009.11.20    カテゴリ:  エンジン 

   新型エンジン ダイハツディーゼル  6DCM-32F 2206KW

第八幸秀丸の搭載エンジン
ダイハツディーゼル 新型エンジン 6DCM-32F 2206KW
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LOの年間消費量や機関部の作業軽減で注目されている中速エンジン最大手のダイハツディーゼル
ダイハツ肝入れの初号機
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軽量コンパクト設計
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船尾側から
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排気側
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低騒音・低振動も特徴であります
実際に試運転においても低振動は、各オーナーから評価があったようです
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エンジン場がものすごく広く感じます
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発電機もダイハツディーゼル 低燃費・NOX対応 6DL-16A 350Kva
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補機は2台
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排ガスエコノマイザー
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パイプ・アングル資材置場
修理・製作なんでもこいの船員さんがそろっています
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スタンチューブの上にある船上焼却炉
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監視室フロアから船尾方向
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ダイハツ陣営も初号機の取材にきていました
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キングストン 点検用T-ライト付き
床下トラブルは案外見落としがちです。
本船も良くオイル食うなと思っていたところオイルラインのフランジの溶接面に
亀裂がいきそこから漏れていました。
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逆転機
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スタンチューブ付近もワンフロアにしないで点検しやすいよう多層階式 点検用T-ライト付き
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エンジンリモコン
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舵機室には、どちらからも入れる設計
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その前が作業台
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ダイソーのパレットが入るよう設計された節約設計
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舵機室
雑用コンプレッサーも完備
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停泊用補機 三井ドイツ MDG-120T4
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FO清浄器 OFROユニット 半自動タイプ
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ハンドルを回す半自動タイプ
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消火装置
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LO清浄機 半自動型RISOユニット ア メ ロ イ ド日本サービス社
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CJCフィルタ ア メ ロ イ ド日本サービス社
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エンジン監視室
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T-MAP(電子海図表示装置)の副モニター付き
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荒天時も安心のトラスコ中山:TRUSCO スリーロックワイド重量キャビネット
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2009.11.24    カテゴリ:  新造船 

   第八幸秀丸 船内探訪

11月18日に竣工した藤井綱海運の新造3000klタンカー 第8幸秀丸
【撮影は11/13】
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トモのフェアリーダー配置
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あらゆるバースを想定しての配置
ファイヤーワイヤー用ボラードの天井板はステンレス一枚モノ
周りをステンの丸棒で曲げながら溶接するより早くて簡単ということで一枚モノ(山中生産方式)
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スプリングローラーは、オモテ側を突き出すカーゴとは逆パターン型
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船尾作業灯は、眩しさ軽減のため上段に配置
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交通艇は、イヨプラ製(伊予プラスチック造船所)別注キャビン仕様
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潮風対策の入口キャンバスシートは有津船用品特注品
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ボートデッキ ウイング下
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ウイング下は、手入れしにくいので裏面は囲い
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ブリッジ前面足場へのアプローチ
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ポンプ室内ガスフリーファン 大きなステンレスエルボー
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こう言った場所も
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安全対策
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ユニックは、油圧配管油飛び防止カバー付き
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荷役ホースはステンレス受け皿の収納台
ユニックを使用することによりワンマン収納可能
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広いフライングパッセージ
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グレーチングはステンレスメッシュ ・受けのアングルもステンレス
ベントバルブを前方視界の妨げにならないよう精一杯外側に配置
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ベントバルブ
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オモテ
ウインドラスからの油流れ防止に T-スカッパーを設置
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レットを投げやすいように踏ん張りのきく滑り止め
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フィギュアヘッドではないですよ。
エアガン用台座 こう言う場所にも引っ掛かり防止の施工
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航海計器 FURUNO製SバンドXバンドレーダー GPS GP3500 電子海図表示装置T-MAP
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日本総合システムの ChartViewer (チャートビューワ)を組み込んだ藤井社長自作の電子海図表示装置
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ディスプレイ延長分配器で船長室・荷役事務室・エンジン監視室に副モニターを設置
配線はLANケーブル 8分配まで可能


分配器 ディスプレイ延長
荷役事務室の副モニター
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エンジンテレグラフ
操舵機の両サイドは間に当直者がハマるすっぽり設計。
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居眠り防止装置業界ナンバーワンのワッチサポート (株)ASKA 鶴洋商事㈱
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使わなくなったデジカメを利用しての液面計監視カメラ 
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藤井社長自らコーキング
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冷蔵庫は家庭用4台+冷凍庫 それに加え全室2ドア冷蔵庫完備
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ミーティングしやすいよう縦型配列
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ウォータークーラー
配管は船員さんたちの自作
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24時間対応の循環式温水器 VARUNA
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一般配置
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竣工後に蛍光鉢巻を塗るようです。
この一缶で結構なお値段。
濃霧の際にはマストや船体より先にブリッジの蛍光が見え、事故防止・安全航海につながります
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第8幸秀丸の船造りを見てもわかるようにお金をかけるところにはお金をかけ
自分たちでやれるところは自分たちで、使えるものは使うと言う創意工夫での
船造りになっています。

竣工後の実際の使いやすさや10年後15年後にメンテコストを極力抑えるような工夫。
長年藤井社長が構想を練り見聞きしてきたアイディアを取りためてた分厚いT-ファイルを
元に造られた船でもあります。

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