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2015.10.01
カテゴリ:《 進水式 》
祝 進水 黒油タンカー 隆昌丸
2015.10.05
カテゴリ:《 エンジン 》
HANSHIN-KAWASAKI-MAN B&W 6L35MC 4000ps
2015.10.06
カテゴリ:《 新造船 》
先島航路コンテナ船 なんせい丸 船内探訪
2015.10.13
カテゴリ:《 新造船 》
SEA TRIAL しまかぜ
2015.10.13
カテゴリ:《 勉強会 》
全海運青年経営者意見交換会
2015.10.15
カテゴリ:《 新造船 》
波止浜湾
2015.10.24
カテゴリ:《 エンジン 》
阪神内燃機工業 LA32G 2000ps 陸上運転
2015.10.28
カテゴリ:《 進水式 》
祝 進水 1730DW型鋼材船 光星丸
2015.10.31
カテゴリ:《 進水式 》
祝 進水 1285DW型 鋼材船 鋼春丸2015.10.01 カテゴリ: 進水式
祝 進水 黒油タンカー 隆昌丸
2015.10.05 カテゴリ: エンジン
HANSHIN-KAWASAKI-MAN B&W 6L35MC 4000ps
なんせい丸搭載のエンジン 阪神内燃機工業 6L35MC 4000ps(2995kw)
アルファシリンダ注油器搭載で大幅なオイル消費を削減
舵機は、操船性能を重視したベッカーラダー(吊り舵)を採用
プロペラは、CPP

船体にイニシャルトリムがついているのでエンジンも斜めに設置されています
また749GTに2サイクルエンジンを搭載しているのでpoop deck(1F)までエンジンスペースになっています



補機は500KVA×2

機関制御室

空調付き工作室

コンパニオンは、ワンタッチレバー式水密ドア

阪神内燃機工業株式会社
しまなみライフ 阿部写真事務所
アルファシリンダ注油器搭載で大幅なオイル消費を削減
舵機は、操船性能を重視したベッカーラダー(吊り舵)を採用
プロペラは、CPP

船体にイニシャルトリムがついているのでエンジンも斜めに設置されています
また749GTに2サイクルエンジンを搭載しているのでpoop deck(1F)までエンジンスペースになっています



補機は500KVA×2

機関制御室

空調付き工作室

コンパニオンは、ワンタッチレバー式水密ドア

阪神内燃機工業株式会社
しまなみライフ 阿部写真事務所
2015.10.06 カテゴリ: 新造船
先島航路コンテナ船 なんせい丸 船内探訪
石垣・宮古島の生活物資から資材・牛に至るまで先島諸島の生活を支える重要な船 なんせい丸

三浦造船できの初代なんせい丸は、Ship Of The Year'2003にノミネートされています。
また、当時船内で焼きたてパンを作り朝一に島々へ届ける計画も出たほどです

ペンキはNKMコーティングス 沖縄対策船底塗料


船尾は、トリムタブ付き船型

ホールドは、ルール改正により初代なんせい丸の1ホールドから2ホールドへ
またハッチもエルマンからホールディングハッチへ


操舵室
Xバンド・Sバンド・26インチタッチパネル式電子海図表示装置アルファマップ



アルファマップモニターは、ライブカメラのモニターも併用しています

近年、非常に需要が高くなってきたAISライブジャパンのライブカメラシステム

船内・陸上からライブ映像を見ることはもちろん、見るから残す(映像記録) 見るから支援(操船)へ着眼点が変わってきています
なんせい丸の船主さんも『死角のない、見える作業で、より安全な作業』と言うコンセプトでライブカメラを搭載しています
この船で一番死角になるオモテも上空から確認できます。もちろんマイクでの応答も大事ですが、言葉の壁であったり、ウインチやスラスターの雑音による聞き漏れ、言葉の意味を超えた感覚の差など見ながら指示をする事でより安全につながります


この映像を見てもわかるように、オモテのヘッドラインはブリッジから全く見えませんが、ライブカメラを通してまだレッコーしていないのがわかります

離着桟においては船尾付近の安全確認もできます

もちろん防犯対策にもなります

先島の眩しい太陽対策 反射防止、熱伝達防止機能を持つ舶用サンスクリーンSOLASOLV

GMコンピューター組み込み型電子クリノメーター【宇津木計器】

バラストコントロール

船長室


機関長室

一等航海士室

船内Wifi

食堂・サロン



ギャレー


ウインチはヱスケヱ鉄工 SKウインチ type OKINAWA

プープデッキは居住区ではないのでクリアランスは低くなっています

初代から改正された点の一つ ボートデッキにコンテナ積載可能


ホールディングハッチ

バンカーライン バンカーフランジはワンタッチになっています

冷凍コンテナ用レセプタクル

レセプタクル用マンホール

ホールド






防爆仕様


コロはSUS

波除ガード

フォクスルデッキカメラ

ウインドラス操作台 強化プラスチックグレーチング

オモテ ヱスケヱ鉄工 SKウインチ type OKINAWA

南西海運株式会社
伯方造船株式会社
阪神内燃機工業株式会社
ヱスケヱ鉄工株式会社
AISライブジャパン
NKMコーティングス株式会社
しまなみライフ
しまなみライフ 阿部写真事務所

三浦造船できの初代なんせい丸は、Ship Of The Year'2003にノミネートされています。
また、当時船内で焼きたてパンを作り朝一に島々へ届ける計画も出たほどです

ペンキはNKMコーティングス 沖縄対策船底塗料


船尾は、トリムタブ付き船型

ホールドは、ルール改正により初代なんせい丸の1ホールドから2ホールドへ
またハッチもエルマンからホールディングハッチへ


操舵室
Xバンド・Sバンド・26インチタッチパネル式電子海図表示装置アルファマップ



アルファマップモニターは、ライブカメラのモニターも併用しています

近年、非常に需要が高くなってきたAISライブジャパンのライブカメラシステム

船内・陸上からライブ映像を見ることはもちろん、見るから残す(映像記録) 見るから支援(操船)へ着眼点が変わってきています
なんせい丸の船主さんも『死角のない、見える作業で、より安全な作業』と言うコンセプトでライブカメラを搭載しています
この船で一番死角になるオモテも上空から確認できます。もちろんマイクでの応答も大事ですが、言葉の壁であったり、ウインチやスラスターの雑音による聞き漏れ、言葉の意味を超えた感覚の差など見ながら指示をする事でより安全につながります


この映像を見てもわかるように、オモテのヘッドラインはブリッジから全く見えませんが、ライブカメラを通してまだレッコーしていないのがわかります

離着桟においては船尾付近の安全確認もできます

もちろん防犯対策にもなります

先島の眩しい太陽対策 反射防止、熱伝達防止機能を持つ舶用サンスクリーンSOLASOLV

GMコンピューター組み込み型電子クリノメーター【宇津木計器】

バラストコントロール

船長室


機関長室

一等航海士室

船内Wifi

食堂・サロン



ギャレー


ウインチはヱスケヱ鉄工 SKウインチ type OKINAWA

プープデッキは居住区ではないのでクリアランスは低くなっています

初代から改正された点の一つ ボートデッキにコンテナ積載可能


ホールディングハッチ

バンカーライン バンカーフランジはワンタッチになっています

冷凍コンテナ用レセプタクル

レセプタクル用マンホール

ホールド






防爆仕様


コロはSUS

波除ガード

フォクスルデッキカメラ

ウインドラス操作台 強化プラスチックグレーチング

オモテ ヱスケヱ鉄工 SKウインチ type OKINAWA

南西海運株式会社
伯方造船株式会社
阪神内燃機工業株式会社
ヱスケヱ鉄工株式会社
AISライブジャパン
NKMコーティングス株式会社
しまなみライフ
しまなみライフ 阿部写真事務所
![]() 島いぬ |
![]() しまなみライフ |
2015.10.13 カテゴリ: 新造船
SEA TRIAL しまかぜ
2015.10.13 カテゴリ: 勉強会
全海運青年経営者意見交換会
10月8日に小倉にて平成27年度全海運青年経営者意見交換会が開催されました
午前中は、関門海峡海上交通センター(関門マーチス)の見学

比較的、航行量の少ない時間帯でしたが、それでも4人の管制官がレーダーやAISを駆使し、忙しく働いていました。
4人のうち2名は女性管制官でした。


関門マーチス次長さんからの講話
一方通行の情報提供なので、手紙でも電話でも良いので現場からの意見は、どんどん欲しいそうです
現場として改善して欲しいのは、
・来島海峡での追い越し禁止の改善。
鈍足の外国船による大渋滞でストップエンジンしないといけない場合があり、運転不自由で危険を誘発する
・鳴門海峡の管制強化
大阪マーチスからの呼びかけも聞こえるようになってきたが、潮汐表も持ってないような怪しい外国船が逆潮で立ち往生している場合が多数あり、大惨事を誘発する可能性がある

午後からホテルに移動して意見交換会


議題
1.総トン数対策アンケート調査結果と今後の展開のとりまとめについて
・船員不足・育成における部屋数の確保の問題
・旧ILOから新ILO規格になり居住区容積による積みトンへの影響
・タンカーのダブルハル化による貨物容積・居住区への影響
以上のような諸問題を含め、699が749になったような免除トン数的なことができないかと言う議論ですが
500GTと言う一つの大きな法定の壁があって簡単には549GTとはいかないようです。
しかし、昔は(数十年前)499GTで800DWクラスが主流でした。そのあたりから、ほとんど変わってない測度法と用船料
今までなんとかなっているではなく、これからこうあるべきだと言う議論を国交省としないといけないですね
ここからは各班に分かれての意見交換です
2.最近の市況並びに諸問題(船員問題・マイナンバーについて)
・やはりこう言った会での情報交換が自社の問題解決になったり、緩やかな協力に繋がるのではないかと思います。
3.次世代内航海運における事業者と組織のあり方について
テーマ:1.内航事業者としての将来の展望
2.船員問題
3.組合問題
4.広報・PR問題
私は、4の広報・PR問題についての班で意見交換させてもらいました。
私の個人的な意見を言わせてもらうと、現状、お金をかけた割にトンチンカンなPR・広告が多い。
現場を経験していない人が内航海運(船の現場)を伝えようとするのだから無理なのかもしれません。
内航海運全体のPRは、現状でも良いのかもしれません。ただし、多くの子供たちが船を乗り物の一つとして認識してくれるくらい
見る機会・知る機会・携わる機会を増やして欲しいです。その意味では、今年の海の日の取り組み(船の見学)は良かったと思います
そして、我々事業者においては、船員を直接増やすPR・活動に主導権と予算を回して欲しいです。
新造船体験乗船は、是非とも業界として推進して欲しいです。
パンフレットやDVD、TVなどメディアを使う事でも意味ある内容と狙い定めたターゲットが必要です
船員不足は大前提ですが、労働者不足は内航だけではありません。掘り起こしや、ミスマッチをなくすだけでも
小さな改善につながるのではないでしょうか。
業界や組合に投げかけるよりも、船員不足待ったなし!労務倒産待ったなし!で自助努力に切り替えている会社も多数あります。
こちらは、天草マリン同志会が主体となって作成した船員PRパンフレットです。
非常によくできたパンフレットです。これと、業界が作ったピントのズレたパンフレットを一緒に配ると
より効果的に伝えられるのではないでしょうか。
船の仕事を知る(天草マリン同志会パンフレット)→船乗りになる道・学校を知る(業界団体・組合のパンフレット)
また、配布ターゲットも船員ドコロや働き場所の少ない地方などにフォーカスを当てると良いと思います
乗船中は、不在ですが税金は地元に落としてくれる船員。地方創世の一役になるのではないでしょうか

内航.COM製作 内航船の日PR DVD
【中島みゆきの再生ボタンを押して内航船の日の再生ボタンを押すと良いと思います】
推奨BGM
私は、全内船所属なのでオブザーバーと言うカタチで参加させてもらいました。
上の人と近い状況でのこう言った取り組みは、大切なことだと思います。
やってる仕事と抱えている問題は一緒です。各組合単位ではなく、国交省と内航総連と若手の直接的な意見交換ができる場ができる事を期待したいですね
“今までは”じゃなくて“これからは”が大切です
午前中は、関門海峡海上交通センター(関門マーチス)の見学

比較的、航行量の少ない時間帯でしたが、それでも4人の管制官がレーダーやAISを駆使し、忙しく働いていました。
4人のうち2名は女性管制官でした。


関門マーチス次長さんからの講話
一方通行の情報提供なので、手紙でも電話でも良いので現場からの意見は、どんどん欲しいそうです
現場として改善して欲しいのは、
・来島海峡での追い越し禁止の改善。
鈍足の外国船による大渋滞でストップエンジンしないといけない場合があり、運転不自由で危険を誘発する
・鳴門海峡の管制強化
大阪マーチスからの呼びかけも聞こえるようになってきたが、潮汐表も持ってないような怪しい外国船が逆潮で立ち往生している場合が多数あり、大惨事を誘発する可能性がある

午後からホテルに移動して意見交換会


議題
1.総トン数対策アンケート調査結果と今後の展開のとりまとめについて
・船員不足・育成における部屋数の確保の問題
・旧ILOから新ILO規格になり居住区容積による積みトンへの影響
・タンカーのダブルハル化による貨物容積・居住区への影響
以上のような諸問題を含め、699が749になったような免除トン数的なことができないかと言う議論ですが
500GTと言う一つの大きな法定の壁があって簡単には549GTとはいかないようです。
しかし、昔は(数十年前)499GTで800DWクラスが主流でした。そのあたりから、ほとんど変わってない測度法と用船料
今までなんとかなっているではなく、これからこうあるべきだと言う議論を国交省としないといけないですね
ここからは各班に分かれての意見交換です
2.最近の市況並びに諸問題(船員問題・マイナンバーについて)
・やはりこう言った会での情報交換が自社の問題解決になったり、緩やかな協力に繋がるのではないかと思います。
3.次世代内航海運における事業者と組織のあり方について
テーマ:1.内航事業者としての将来の展望
2.船員問題
3.組合問題
4.広報・PR問題
私は、4の広報・PR問題についての班で意見交換させてもらいました。
私の個人的な意見を言わせてもらうと、現状、お金をかけた割にトンチンカンなPR・広告が多い。
現場を経験していない人が内航海運(船の現場)を伝えようとするのだから無理なのかもしれません。
内航海運全体のPRは、現状でも良いのかもしれません。ただし、多くの子供たちが船を乗り物の一つとして認識してくれるくらい
見る機会・知る機会・携わる機会を増やして欲しいです。その意味では、今年の海の日の取り組み(船の見学)は良かったと思います
そして、我々事業者においては、船員を直接増やすPR・活動に主導権と予算を回して欲しいです。
新造船体験乗船は、是非とも業界として推進して欲しいです。
パンフレットやDVD、TVなどメディアを使う事でも意味ある内容と狙い定めたターゲットが必要です
船員不足は大前提ですが、労働者不足は内航だけではありません。掘り起こしや、ミスマッチをなくすだけでも
小さな改善につながるのではないでしょうか。
業界や組合に投げかけるよりも、船員不足待ったなし!労務倒産待ったなし!で自助努力に切り替えている会社も多数あります。
こちらは、天草マリン同志会が主体となって作成した船員PRパンフレットです。
非常によくできたパンフレットです。これと、業界が作ったピントのズレたパンフレットを一緒に配ると
より効果的に伝えられるのではないでしょうか。
船の仕事を知る(天草マリン同志会パンフレット)→船乗りになる道・学校を知る(業界団体・組合のパンフレット)
また、配布ターゲットも船員ドコロや働き場所の少ない地方などにフォーカスを当てると良いと思います
乗船中は、不在ですが税金は地元に落としてくれる船員。地方創世の一役になるのではないでしょうか

内航.COM製作 内航船の日PR DVD
【中島みゆきの再生ボタンを押して内航船の日の再生ボタンを押すと良いと思います】
推奨BGM
私は、全内船所属なのでオブザーバーと言うカタチで参加させてもらいました。
上の人と近い状況でのこう言った取り組みは、大切なことだと思います。
やってる仕事と抱えている問題は一緒です。各組合単位ではなく、国交省と内航総連と若手の直接的な意見交換ができる場ができる事を期待したいですね
“今までは”じゃなくて“これからは”が大切です
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