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2015.12.01
カテゴリ:《 進水式 》
進水日より
2015.12.07
カテゴリ:《 海運ナビ.COM 》
週刊 海運ナビ.COM【新規会員紹介】
2015.12.10
カテゴリ:《 海運ニュース 》
井本商運 540TEU型 国内最大内航コンテナ船まもなく竣工
2015.12.11
カテゴリ:《 新造船 》
祝竣工 国内最大型540TEU 世界初球状船首コンテナ船 なとり
2015.12.16
カテゴリ:《 新造船 》
国内最大型コンテナ船 なとり
2015.12.16
カテゴリ:《 新造船 》
球状船首540TEU型コンテナ船 なとり
2015.12.17
カテゴリ:《 新造船 》
祝 竣工 499GT鋼材船 光星丸
2015.12.21
カテゴリ:《 Sno-323 》
Sno-323 ブロック搭載開始
2015.12.22
カテゴリ:《 新造船 》
499GT新造船 光星丸 船祝い in 天草
13:00~ 檜垣造船 MAHO CORAL 【Tween Deck Cargo】
DARDEN SHIPPING CORPRATION 【太平海運】 イースタン・カーライナー
9990GT 140000DW LOA 127.67m B 19.60m D 14.50m
B&W 6S35ME-B 3810kw
14:00~ 伯方造船 CRANE VESTA 【油・ケミカル兼用タンカー Type Ⅱ・Ⅲ】
HAKUTO SHIPPING S.A 【伯方造船】 鶴見サンマリン
4500GT 7400㎥ LOA 107.353m B 16.80m D 8.50m
B&W 6L35MC6 3120kw
EEDI phase3 適合船
御進水 誠におめでとうございます
DARDEN SHIPPING CORPRATION 【太平海運】 イースタン・カーライナー
9990GT 140000DW LOA 127.67m B 19.60m D 14.50m
B&W 6S35ME-B 3810kw
14:00~ 伯方造船 CRANE VESTA 【油・ケミカル兼用タンカー Type Ⅱ・Ⅲ】
HAKUTO SHIPPING S.A 【伯方造船】 鶴見サンマリン
4500GT 7400㎥ LOA 107.353m B 16.80m D 8.50m
B&W 6L35MC6 3120kw
EEDI phase3 適合船
御進水 誠におめでとうございます
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2015.12.07 カテゴリ: 海運ナビ.COM
週刊 海運ナビ.COM【新規会員紹介】
海運ナビ.COMにライトプラン【無料】に新規登録いただきました
ライトプランは、無料にて自社の簡単なホームページを作成できます。
すでにホームページを所有の企業様にも登録することでアクセス増加が期待できます
ビジネスプランは、求人情報表示までできるサービスです
船員からのアクセスを考慮してスマホ表示を前提としたサイトになっています。
有限会社幸宝海運(こうほうかいうん)
船主業の傍ら、199から499クラスの貨物船船舶仲介業では国内トップクラスの実績をもっております。
若宮汽船株式会社 (わかみやきせん)
立田グループの中の船主業部門の会社です。
セメント船を中心に運航しております


海技系の学生やその親御さんから、学校へ来た求人を見ても
”この会社はホームページがないからどんな会社か分からない”という声も聞こえてきます。
”今までは”インターネットを業務に活用しなくても仕事はできていました。
”今からは”インターネットも使って船主業務・造船業務に活用する時代です。
皆様のご協力により、内航業界にはこれだけの船主がいて、これだけ多くの船がいるという
”知る機会””見る機会”そういった場所が海運ナビ.COMになればと考えています。
PC・インターネットが苦手な船主様・造船所様がいましたら、
代行入力及び訪社による取材なども行っておりますのでご相談ください。
申し込みについての質問、問い合わせはこちら→ 海運ナビ.COM お問い合わせ
幸宝海運様・若宮汽船様ご登録ありがとうございました
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2015.12.10 カテゴリ: 海運ニュース
井本商運 540TEU型 国内最大内航コンテナ船まもなく竣工
2015.12.11 カテゴリ: 新造船
祝竣工 国内最大型540TEU 世界初球状船首コンテナ船 なとり
井本商運株式会社は、かねてから建造中であった国内最大船型の540TEU 型内航コンテナ船の命名引渡式を、本日、山口県下関市の旭洋造船にて行いました
国内最大型 世界初球状船首コンテナ船を“なとり”と命名する

なとり【Natori】 井本商運 7390GT 6953DW 548TEU(リーファー100TEU)
2015.12 旭洋造船 阪神内燃機工業 7S35MC 7046ps【高度船舶安全管理システム】
LOA 136.20m B 21.00m D 9.20m
試運転MAX 17.71ノット 航海速力 16ノット
ナカシマプロペラ NHV 5翼
ジャパンハムワージ 70度オーシャンシーリング
補機 ダイハツディーゼル 6DE-18 850KVA×2
スラスター 電動CPP 15t
クラウド型ライブカメラ エーアイエスライブジャパン
タッチパネル式バラストコントロール 宇津木計器
GMチェッカー ベッセルシー
本船は、引き渡しを受けた後は、太平洋側を縦断する内航の基幹航路である京浜~阪神~門司・博多航路に投入し、使いやすさを目指したウィークリーによる定曜日サービスを実施します。
スケジュールは、京浜(火・水)~神戸(金)~門司(土)~博多(土)~神戸(月)~京浜(火・水)で、12 月23 日(水)京浜起しでスタートします。これまで、京浜〜門司・博多間は、阪神港で積替が必要でしたが、本船の就航により船型を大型化すると共に、業界初の直航サービスに改編し、安定的な輸送を実現します。
この計画は、国交省の推進する国際コンテナ戦略港湾政策に則っており、大型化によるコスト競争力を実現することで、国フィーダー貨物を戦略港湾にいっそう集荷することを目指すと共に、国内貨物(動脈・静脈)についても、トラックドライバー不足、環境問題の解決策としてのモーダルシフトの受け皿と位置づけ、海上コンテナ輸送の拡大に貢献していく所存です。
本船の最大の特徴は、正面からの風圧抵抗を低減し燃費向上につなげる為、コンテナ船で世界初となる球状船首を採用したことです。同時に、操舵室・居住区を船首に配置することで、積載効率も向上させました。
総トン数は7390 トン、載貨重量は6953 トンと、従来の内航コンテナ船の約3 倍の積載能力を持ち、今後の需要の拡大に備えて、冷凍コンテナを100 個積載する能力を持ちます。
機関関係では、「高度船舶安全管理システム」(HANASYS EXPERT)を搭載し、主機データをインターネット回線経由により24 時間陸側から監視することによって、機関の不具合や不調を事前に予知・察知して重大事故を未然に防ぐと共に、機関部員の省人化や保守整備費用の削減を図っています。
本船は、前述の球状船首の採用に加えて、水線下の船型の改良、高効率プロペラ及び摩擦抵抗を低減する超低燃費型船底防汚塗料などを採用することなどにより従来型船型と比べて10%近い省エネを目指し、次世代型大型内航コンテナ船による省エネ実証事業として、国土交通省と経済産業省が連携して行う「省エネ型ロジスティクス等推進事業(革新的省エネ型海上輸送システム実証事業)」に認定されています。
540TEU型 新造内航ンテナ船の特徴
1) 船型
・球状船首ブリッジ(コンテナ船世界初)を採用し、操舵室・居住区は船首に配置。
・ブリッジからの視界を良好とし、コンテナ積載効率を向上させ機関室の騒音影響を少なくした。
・バウスラスター(CPP)は電動駆動とし、推力は15tと強化した。
また、オーシャンシリングラダー(最大舵角70°)と併せて、港内における操作性能を向上した。
・舵前縁に省エネフィンとバルブを取付、プロペラ後流のエネルギー回収により推進効率向上を図った。

2) 上甲板構造
・船首ブリッジを採用し、コンテナ満載時の視界を確保した。
・ハッチカバーはポンツーン式(12枚)を採用し、20'FULLコンテナ2段積48t、40'/45'FULLコンテナ2段積で68tの積載強度を可能とした。
3) 艙内寸法
・No.1(F) 長さ12.60m×幅10.50m×深さ9.14m・No.2(F/A) 長さ12.60m×幅15.60m×深さ9.14m
・No.1(A) 長さ12.60m×幅15.60m×深さ9.14m・No.3(F/A) 長さ12.60m×幅15.60m×深さ9.14m
4) コンテナ積載要領
No.1 ハッチ 20' 9'6"型 50本40' 9'6"型 24本
No.2 ハッチ 20' 9'6"型 72本40' 9'6"型 36本
No.3 ハッチ 20' 9'6"型 68本40' 9'6"型 34本
20' 9'6"型 282本40' 9'6"型 138本
又は、40' 9'6"型 90本及び(45' 9'6"型 48本)
20' 9'6"型 76本40' 9'6"型 38本
又は、40' 9'6"型 8本及び(45' 9'6"型 30本)
5) 冷凍コンテナ積載
・40フィート型冷凍コンテナを100個(艙内36個、甲板上64個)積載可能とした。
・艙内への冷凍コンテナ積載のため、通風機及び通風ダクトを設置、艙内の換気対策を行った。
・パワーケーブルトランスミッション方式対応型冷凍コンテナモニタリングシステムを搭載、同方式対応型のコンテナは、操舵室で集中監視を可能とした。
6) 危険物コンテナ積載
・暴露甲板上(一部を除く)に危険物コンテナを積載可能とした。
・艙内(一部区域)にも、危険物を積載可能とした。 (火薬類及び低引火性液体類を除く)
7) 革新的省エネ型海上輸送システム実証事業 (経済産業省資源エネルギー庁)
①球状船首ブリッジ
・正面風圧抵抗を従来型同船型に比べ約30%低減し、実海域(限定近海の平均海象)において約3.2%の燃料費削減を見込む。
②水線下の船型最適化
・水線下の船型を、CFD(数値流体力学)によって性能確認し、水槽試験により船型を改良・最適化したことで、約30%の燃料費削減を見込む。
③高効率プロペラ
・ナカシマのNHV(Non Hub Vortex)プロペラを採用し、ハブ渦エネルギーロスを回収、船尾プロペラ効率を向上させたことで、約1.5%の燃料費削減を見込む。
④低燃費型船底塗料
・日本ペイントマリン製 超低燃費型船底防汚塗料「A-LF-Sea」を採用、摩擦抵抗低減による燃料費削減を約3.0%見込む。
上記4点の改良により、複合的効果として約9.5%の省エネを図り、次世代型球状船首ブリッジ採用の
大型内航コンテナ船による省エネ実証事業として、経済産業省の省エネ型ロジスティクス等推進事業(革新的省エネ型海上輸システム実証事業)に認定された。
ホールド内(最大横6列)ハッチ上甲板(最大横8列)船尾楼甲板上(最大横8列)
8) その他の省エネ・環境効果
・セントラル清水冷却システム用の冷却海水ポンプはインバーター方式とし、駆動時間を必要最小限に抑え消費電力量の低減を図る。
・主機関排ガスの廃熱回収だけでなく、主発電機関排ガスの廃熱回収装置を装備、ボイラーの廃熱利用率を上げ
燃費低減を図る。
・環境対応型焼却炉を搭載し、廃油及び船内で発生する生活ゴミの船内焼却を可能とした。
9) 航海支援
・コンテナ積載時の積載状態及び復原性をより正確に確認するため、ローディングコンピューターシステムを設置し、
本船と陸上間のデータ通信により情報を共有し、航海の安全性を高めた。
・デジタル式最新型傾斜計を設置し、操舵室でリアルタイムで最新のGMを
確認することができる。

・電子海図システムの搭載により、位置情報を全船室、食堂およびサロンの
専用モニターで確認することができる。
・航海状況監視カメラを搭載し、海象状況や荷役状況の画像情報を
船室及びサロンのテレビモニターで確認することができ、かつ、
インターネットを通じて陸上のパソコン・携帯電話でもモニターが可能。
・バラスト水の遠隔制御装置を船橋及びサロンに設置し、サロンはタブレット型を採用した。
・バラスト水の注排水は、300m3/h×2台のポンプにより、各バラストタンクの注排水時間の短縮を図る。
・燃料油オーバーフロー管は共通管を採用、オーバーフロータンク空気抜き管を燃料油給油口付近1ヶ所とし
補油作業の省人化を図り、また各種液面警報装置を設けオーバーフロー対策を図る。
・風向風速指示計を操舵室に加え船長室と食堂に設置し、航海の安全性を向上させた。
10)機関支援
・高度船舶安全管理システム(HANASYS EXPERT)を搭載し、主機データーをインターネットを介して主機メーカーが
24時間監視のもと、異常の早期発見や故障の未然防止を行うことで、機関部員の省人化およびドック検査時の
費用削減を図る。
・主機関にC重油専焼装置を装備し、C重油による入出港及び発停を可能とし、また主発電機関の燃料も
通常においてはC重油使用とし、低コスト化を図った。
11) 船内環境
・居住区エアコンはセントラル式(ダクト式)とし、船橋はダクト式+独立型の併用とする。
・居住区全室及び機関室にLAN配線を行い、またWi-Fiを設置しインターネット環境を充実させた。
・居住区全フロアにシャワー室又は浴室、洗濯室、トイレを配置した。





御竣工、誠におめでとうございます。
国内最大型 世界初球状船首コンテナ船を“なとり”と命名する

なとり【Natori】 井本商運 7390GT 6953DW 548TEU(リーファー100TEU)
2015.12 旭洋造船 阪神内燃機工業 7S35MC 7046ps【高度船舶安全管理システム】
LOA 136.20m B 21.00m D 9.20m
試運転MAX 17.71ノット 航海速力 16ノット
ナカシマプロペラ NHV 5翼
ジャパンハムワージ 70度オーシャンシーリング
補機 ダイハツディーゼル 6DE-18 850KVA×2
スラスター 電動CPP 15t
クラウド型ライブカメラ エーアイエスライブジャパン
タッチパネル式バラストコントロール 宇津木計器
GMチェッカー ベッセルシー
本船は、引き渡しを受けた後は、太平洋側を縦断する内航の基幹航路である京浜~阪神~門司・博多航路に投入し、使いやすさを目指したウィークリーによる定曜日サービスを実施します。
スケジュールは、京浜(火・水)~神戸(金)~門司(土)~博多(土)~神戸(月)~京浜(火・水)で、12 月23 日(水)京浜起しでスタートします。これまで、京浜〜門司・博多間は、阪神港で積替が必要でしたが、本船の就航により船型を大型化すると共に、業界初の直航サービスに改編し、安定的な輸送を実現します。
この計画は、国交省の推進する国際コンテナ戦略港湾政策に則っており、大型化によるコスト競争力を実現することで、国フィーダー貨物を戦略港湾にいっそう集荷することを目指すと共に、国内貨物(動脈・静脈)についても、トラックドライバー不足、環境問題の解決策としてのモーダルシフトの受け皿と位置づけ、海上コンテナ輸送の拡大に貢献していく所存です。
本船の最大の特徴は、正面からの風圧抵抗を低減し燃費向上につなげる為、コンテナ船で世界初となる球状船首を採用したことです。同時に、操舵室・居住区を船首に配置することで、積載効率も向上させました。
総トン数は7390 トン、載貨重量は6953 トンと、従来の内航コンテナ船の約3 倍の積載能力を持ち、今後の需要の拡大に備えて、冷凍コンテナを100 個積載する能力を持ちます。
機関関係では、「高度船舶安全管理システム」(HANASYS EXPERT)を搭載し、主機データをインターネット回線経由により24 時間陸側から監視することによって、機関の不具合や不調を事前に予知・察知して重大事故を未然に防ぐと共に、機関部員の省人化や保守整備費用の削減を図っています。
本船は、前述の球状船首の採用に加えて、水線下の船型の改良、高効率プロペラ及び摩擦抵抗を低減する超低燃費型船底防汚塗料などを採用することなどにより従来型船型と比べて10%近い省エネを目指し、次世代型大型内航コンテナ船による省エネ実証事業として、国土交通省と経済産業省が連携して行う「省エネ型ロジスティクス等推進事業(革新的省エネ型海上輸送システム実証事業)」に認定されています。
540TEU型 新造内航ンテナ船の特徴
1) 船型
・球状船首ブリッジ(コンテナ船世界初)を採用し、操舵室・居住区は船首に配置。
・ブリッジからの視界を良好とし、コンテナ積載効率を向上させ機関室の騒音影響を少なくした。
・バウスラスター(CPP)は電動駆動とし、推力は15tと強化した。
また、オーシャンシリングラダー(最大舵角70°)と併せて、港内における操作性能を向上した。
・舵前縁に省エネフィンとバルブを取付、プロペラ後流のエネルギー回収により推進効率向上を図った。

2) 上甲板構造
・船首ブリッジを採用し、コンテナ満載時の視界を確保した。
・ハッチカバーはポンツーン式(12枚)を採用し、20'FULLコンテナ2段積48t、40'/45'FULLコンテナ2段積で68tの積載強度を可能とした。
3) 艙内寸法
・No.1(F) 長さ12.60m×幅10.50m×深さ9.14m・No.2(F/A) 長さ12.60m×幅15.60m×深さ9.14m
・No.1(A) 長さ12.60m×幅15.60m×深さ9.14m・No.3(F/A) 長さ12.60m×幅15.60m×深さ9.14m
4) コンテナ積載要領
No.1 ハッチ 20' 9'6"型 50本40' 9'6"型 24本
No.2 ハッチ 20' 9'6"型 72本40' 9'6"型 36本
No.3 ハッチ 20' 9'6"型 68本40' 9'6"型 34本
20' 9'6"型 282本40' 9'6"型 138本
又は、40' 9'6"型 90本及び(45' 9'6"型 48本)
20' 9'6"型 76本40' 9'6"型 38本
又は、40' 9'6"型 8本及び(45' 9'6"型 30本)
5) 冷凍コンテナ積載
・40フィート型冷凍コンテナを100個(艙内36個、甲板上64個)積載可能とした。
・艙内への冷凍コンテナ積載のため、通風機及び通風ダクトを設置、艙内の換気対策を行った。
・パワーケーブルトランスミッション方式対応型冷凍コンテナモニタリングシステムを搭載、同方式対応型のコンテナは、操舵室で集中監視を可能とした。
6) 危険物コンテナ積載
・暴露甲板上(一部を除く)に危険物コンテナを積載可能とした。
・艙内(一部区域)にも、危険物を積載可能とした。 (火薬類及び低引火性液体類を除く)
7) 革新的省エネ型海上輸送システム実証事業 (経済産業省資源エネルギー庁)
①球状船首ブリッジ
・正面風圧抵抗を従来型同船型に比べ約30%低減し、実海域(限定近海の平均海象)において約3.2%の燃料費削減を見込む。
②水線下の船型最適化
・水線下の船型を、CFD(数値流体力学)によって性能確認し、水槽試験により船型を改良・最適化したことで、約30%の燃料費削減を見込む。
③高効率プロペラ
・ナカシマのNHV(Non Hub Vortex)プロペラを採用し、ハブ渦エネルギーロスを回収、船尾プロペラ効率を向上させたことで、約1.5%の燃料費削減を見込む。
④低燃費型船底塗料
・日本ペイントマリン製 超低燃費型船底防汚塗料「A-LF-Sea」を採用、摩擦抵抗低減による燃料費削減を約3.0%見込む。
上記4点の改良により、複合的効果として約9.5%の省エネを図り、次世代型球状船首ブリッジ採用の
大型内航コンテナ船による省エネ実証事業として、経済産業省の省エネ型ロジスティクス等推進事業(革新的省エネ型海上輸システム実証事業)に認定された。
ホールド内(最大横6列)ハッチ上甲板(最大横8列)船尾楼甲板上(最大横8列)
8) その他の省エネ・環境効果
・セントラル清水冷却システム用の冷却海水ポンプはインバーター方式とし、駆動時間を必要最小限に抑え消費電力量の低減を図る。
・主機関排ガスの廃熱回収だけでなく、主発電機関排ガスの廃熱回収装置を装備、ボイラーの廃熱利用率を上げ
燃費低減を図る。
・環境対応型焼却炉を搭載し、廃油及び船内で発生する生活ゴミの船内焼却を可能とした。
9) 航海支援
・コンテナ積載時の積載状態及び復原性をより正確に確認するため、ローディングコンピューターシステムを設置し、
本船と陸上間のデータ通信により情報を共有し、航海の安全性を高めた。
・デジタル式最新型傾斜計を設置し、操舵室でリアルタイムで最新のGMを
確認することができる。

・電子海図システムの搭載により、位置情報を全船室、食堂およびサロンの
専用モニターで確認することができる。
・航海状況監視カメラを搭載し、海象状況や荷役状況の画像情報を
船室及びサロンのテレビモニターで確認することができ、かつ、
インターネットを通じて陸上のパソコン・携帯電話でもモニターが可能。
・バラスト水の遠隔制御装置を船橋及びサロンに設置し、サロンはタブレット型を採用した。
・バラスト水の注排水は、300m3/h×2台のポンプにより、各バラストタンクの注排水時間の短縮を図る。
・燃料油オーバーフロー管は共通管を採用、オーバーフロータンク空気抜き管を燃料油給油口付近1ヶ所とし
補油作業の省人化を図り、また各種液面警報装置を設けオーバーフロー対策を図る。
・風向風速指示計を操舵室に加え船長室と食堂に設置し、航海の安全性を向上させた。
10)機関支援
・高度船舶安全管理システム(HANASYS EXPERT)を搭載し、主機データーをインターネットを介して主機メーカーが
24時間監視のもと、異常の早期発見や故障の未然防止を行うことで、機関部員の省人化およびドック検査時の
費用削減を図る。
・主機関にC重油専焼装置を装備し、C重油による入出港及び発停を可能とし、また主発電機関の燃料も
通常においてはC重油使用とし、低コスト化を図った。
11) 船内環境
・居住区エアコンはセントラル式(ダクト式)とし、船橋はダクト式+独立型の併用とする。
・居住区全室及び機関室にLAN配線を行い、またWi-Fiを設置しインターネット環境を充実させた。
・居住区全フロアにシャワー室又は浴室、洗濯室、トイレを配置した。





御竣工、誠におめでとうございます。
2015.12.16 カテゴリ: 新造船
国内最大型コンテナ船 なとり
2015.12.16 カテゴリ: 新造船
球状船首540TEU型コンテナ船 なとり

なとり【Natori】 井本商運 7390GT 6953DW 548TEU(リーファー100TEU)
2015.12 旭洋造船 阪神内燃機工業 7S35MC 7046ps【高度船舶安全管理システム】
LOA 136.20m B 21.00m D 9.20m
試運転MAX 17.71ノット 航海速力 16ノット
ナカシマプロペラ NHV 5翼
ジャパンハムワージ 70度オーシャンシーリング
補機 ダイハツディーゼル 6DE-18 850KVA×2
スラスター 電動CPP 15t
クラウド型ライブカメラ エーアイエスライブジャパン
タッチパネル式バラストコントロール 宇津木計器
GMチェッカー ベッセルシー

アンカーはリセス型になっています。

省エネには船型が重要ですが、実航海になると波浪状態によってはベルマウスが抵抗になってたりします。なとりは、球状船首による風圧抵抗軽減(約30パーセント)やアンカーリセスによる、波浪抵抗軽減などで総合的に省エネを図っています



操舵室


タッチパネル式バラスト制御盤
移動式タブレットでも操作可能です

船長室

サロン

食堂


事務室

テレビでライブカメラ映像(荷役・航海)が見れます

荷役カメラは、カメラ専用の部屋についています(エーアイエスライブジャパン)

部員・その他乗船者用の居室

船内WIFIも装備(エーアイエスライブジャパン)

ナビゲーションデッキにあるサンルーム
雨の日でもバーベキューができます



ウインドラス

主機は阪神内燃機工業 7S35MC 7046ps【高度船舶安全管理システム】

機関制御室

補機はダイハツディーゼル 6DE-18 850KVA×2

井本商運開発のISO 規格海上コンテナ海コン便

大型トラック2台分の貨物を40フィートコンテナ1台で輸送可能になり、フィーダー輸送だけでんく内貿輸送の分野も攻めています




なとりの出港を見届けながら、披露宴と井本社長のプレゼンがありました。
関係者のみならず、業界大注目の船だけあって多数の参加者でした

1973年にバージでスタートした井本商運のコンテナフィーダー輸送も2014年度実績 取り扱いコンテナ42万3000TEU
国内56港の定期航路化・運行船舶25隻 国内シェア58パーセントの実績です。
創業から順調に阪神・西日本航路の取り扱いを増やしていましたが阪神大震災で阪神航路が壊滅的な打撃を受け
東日本航路に進出と同時に船も749GTに大型化
そして近年では、400TEU型のさがみ 電気推進船のふたば 今回のなとりの竣工です
人は景気や環境のせいにしがちですが、航路を開拓し、お客様にサービスを提供する。荷物がなければ新しいカタチを提案する
常に攻め続ける井本社長の戦略には、いつも感銘を受けます
私は、井本社長の「やっとここまできたよ」って言われたのが印象的でした。その言葉の先にはいろんな戦略構想があるんだろうなと感じる言葉でした
御竣工誠におめでとうございます
井本商運開発のミニなとり
これは子供が喜びそうな模型です。一般発売はないですが、購入希望があれば私の方へご連絡ください。
私も含め、現在二名が購入希望です。

購入申し込みについての質問、問い合わせはこちら→ お問い合わせ
井本商運本社にある さがみの模型

ふたば

井本商運株式会社
12月18日(金曜)10:30より横浜港大さん橋にてお披露目会が行なわれます
2015.12.17 カテゴリ: 新造船
祝 竣工 499GT鋼材船 光星丸
2015.12.21 カテゴリ: Sno-323
Sno-323 ブロック搭載開始
2015.12.22 カテゴリ: 新造船
499GT新造船 光星丸 船祝い in 天草
これは、内航.COM熊本支店長の甥っ子 松田雄我君の作品。中学生とは思えない映像センスです
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