2008.07.26 カテゴリ: 新造船
第11如月丸 公式試運転
第十一如月丸 如月汽船株式会社 旭タンカー株式会社
総トン数 998G/T
載貨重量トン 2310.62D/W
全長(LOA) 79.90m
全幅 12.00m
型深さ 5.70m
主機 阪神内燃機工業㈱ LH-36LG(2400PS)
タンク容積 2243㎥
穏やかな海況でスタート


天井は、濃い青の細かな凹凸のあるクロスで反射を防ぐようにしています
白系の室内だと昼間、天井や壁に光が反射してレーダーやGPSが見えにくくなります


ワイヤー・ターンバックルは、全てステンレスでした。

Yの字に配置されたウインドラス

配管は、船上に出ている部分は少なめになっています

エンジンは、阪神内燃機工業 LH36LG 2400馬力〔1765kw〕
タッチパネル式のエンジン情報端末

エンジンの状態を把握するのはもちろんのこと機関日誌も自動作成です

これは、いいですね。こういった設備は若者が喜びますね。
タッチパネルなので、慣れれば年配者も使いやすいと思います

レーダー FURUNO

FAR-2137S

FAR-2127

電子海図は、戸高製作所 ESS-100N
PCはタッチペン方式のPanasonic タフブック

防振ゴムの上に載ってベルト固定でした

配線や警報停止、音量など

試運転海域に向け出航です

引き波

フレンドフィンと整流板を採用しています

省エネ〔推進力向上〕と振動防止効果があるフレンドフィン

速力を上げていきます
どの回転域でも非常に振動が少なかったです。

引き波がきれいでした

重厚なマスト

ワイヤーはもちろんステンレス

マストはコンパスデッキで固定でなく、ブリッジを突き抜けてました

これだとマストに振動も伝わりにくいですね

熱媒油膨張タンク

エンジン場送風関係
ブリッジと煙突の間にこれだけのスペースがとれるのはうらやましいです

いよいよ、4分の4でトライアル開始





満船速力は14ノット近くまで行っていたようでよい結果が出ていたようです

何より、オーナーさんが振動が少ない船を・・と考えて各所に工夫を凝らした
結果、乗船した誰しもが振動が少ないと口をそろえるくらい振動が少ない船でした
タンカーは配管が多い分、振動が多いと、致命傷になりかねないそうです。
エンジンとプロペラが回転して前に進みますから振動はしょうがない部分もありますが
工夫と造船所の設計・技術次第では、低減させることは十分可能ですね。
勢いよく旭タンカーのファンネルが前に進みます。

穏やかな四阪島を全速航行中

旋廻テスト


全速前進から

クラッシュアスタン〔全速後進〕

この船の特徴でもあるブリッジの3枚窓
3枚全てに熱線入り・ダブルスライドワイパーです

つづく・・・
総トン数 998G/T
載貨重量トン 2310.62D/W
全長(LOA) 79.90m
全幅 12.00m
型深さ 5.70m
主機 阪神内燃機工業㈱ LH-36LG(2400PS)
タンク容積 2243㎥
穏やかな海況でスタート


天井は、濃い青の細かな凹凸のあるクロスで反射を防ぐようにしています
白系の室内だと昼間、天井や壁に光が反射してレーダーやGPSが見えにくくなります


ワイヤー・ターンバックルは、全てステンレスでした。

Yの字に配置されたウインドラス

配管は、船上に出ている部分は少なめになっています

エンジンは、阪神内燃機工業 LH36LG 2400馬力〔1765kw〕
タッチパネル式のエンジン情報端末

エンジンの状態を把握するのはもちろんのこと機関日誌も自動作成です

これは、いいですね。こういった設備は若者が喜びますね。
タッチパネルなので、慣れれば年配者も使いやすいと思います

レーダー FURUNO

FAR-2137S

FAR-2127

電子海図は、戸高製作所 ESS-100N
PCはタッチペン方式のPanasonic タフブック

防振ゴムの上に載ってベルト固定でした

配線や警報停止、音量など

試運転海域に向け出航です

引き波

フレンドフィンと整流板を採用しています

省エネ〔推進力向上〕と振動防止効果があるフレンドフィン

速力を上げていきます
どの回転域でも非常に振動が少なかったです。

引き波がきれいでした

重厚なマスト

ワイヤーはもちろんステンレス

マストはコンパスデッキで固定でなく、ブリッジを突き抜けてました

これだとマストに振動も伝わりにくいですね

熱媒油膨張タンク

エンジン場送風関係
ブリッジと煙突の間にこれだけのスペースがとれるのはうらやましいです

いよいよ、4分の4でトライアル開始





満船速力は14ノット近くまで行っていたようでよい結果が出ていたようです

何より、オーナーさんが振動が少ない船を・・と考えて各所に工夫を凝らした
結果、乗船した誰しもが振動が少ないと口をそろえるくらい振動が少ない船でした
タンカーは配管が多い分、振動が多いと、致命傷になりかねないそうです。
エンジンとプロペラが回転して前に進みますから振動はしょうがない部分もありますが
工夫と造船所の設計・技術次第では、低減させることは十分可能ですね。
勢いよく旭タンカーのファンネルが前に進みます。

穏やかな四阪島を全速航行中

旋廻テスト


全速前進から

クラッシュアスタン〔全速後進〕

この船の特徴でもあるブリッジの3枚窓
3枚全てに熱線入り・ダブルスライドワイパーです

つづく・・・
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