2009.06.30 カテゴリ: テレビ番組
四国羅針盤『船員を確保せよ ~内航海運は生き残れるのか~』
四国羅針盤『船員を確保せよ ~内航海運は生き残れるのか~』
NHK総合 四国4県放送
7/10 (金曜) 19:30~19:55
海運関係の人は必見ですね。四国以外の人は、四国の友達に録画して置いてもらってください。
5月末に関東地区のNHKで船員について特集した番組が本船の東京支店長から連絡ありましたが
誰か録画していないでしょうか?いましたらご連絡いただければ幸いです
四国羅針盤『船員を確保せよ ~内航海運は生き残れるのか~』
内容としては内航船員2万人のうち64パーセントが45歳以上
5年後には1900人。10年後には4500人不足と国交省の試算
(実際にはもっと酷い数値だと思いますが)
船員不足を真摯に受け止め、不況下の中で船員確保・新人育成に着目し
次の時代を考え内航海運を支える企業と現場に迫る
対象企業は、現在『内航グループ化企業』として注目され
船員未経験者の育成・資格取得システムや若年船員の育成など
内航海運に一石を投じているマリンジャパン株式会社を取材
社会人になって船乗りになりたいと思ったけど・・・どうしたらいいのか分からない人や
船の仕事に興味がある人も必見の内容です。
世間は不況・リストラ・派遣切り・・・やる気はあっても仕事すらなく
ネットカフェ難民や路上生活者が多数出ているこの現代社会で
3食個室付きの『船員』と言う職業をもう一度注目する良い機会ではないかと思います。
資格職業なので、資格を取得するまでには多少なりの時間と努力が要りますが
資格を取ってしっかり働けば、家族が路頭に迷うことはありません。
社会人として当たり前な話ですが
『やる気』と『根気』は必要です
ようやく新6級海技士の要請課程もできましたが、やはり頭のいい人たちの
考えることは、物事を難しくするのが好きなんでしょうね。
少なくとも、6級などと言った船乗りへの‘入口’は、もう少し緩和され
門戸を開けても良いのではないでしょうか?
もちろん、上級職へのスキルアップの道は、従来通りでもかまいません。
船員不足と言いながら扉を閉じているのは誰でしょうか?
大きな船主さん達は、先を見越して、自社養成していますが
コスト負担は、すべて船主側です。(一部負担金もありますが)
コスト負担を国家機関がしろとまでは虫のいいことは言いません・・・
もう少し柔軟な考えと現実的な対応を切に願います
NHK総合 四国4県放送
7/10 (金曜) 19:30~19:55
海運関係の人は必見ですね。四国以外の人は、四国の友達に録画して置いてもらってください。
5月末に関東地区のNHKで船員について特集した番組が本船の東京支店長から連絡ありましたが
誰か録画していないでしょうか?いましたらご連絡いただければ幸いです
四国羅針盤『船員を確保せよ ~内航海運は生き残れるのか~』
内容としては内航船員2万人のうち64パーセントが45歳以上
5年後には1900人。10年後には4500人不足と国交省の試算
(実際にはもっと酷い数値だと思いますが)
船員不足を真摯に受け止め、不況下の中で船員確保・新人育成に着目し
次の時代を考え内航海運を支える企業と現場に迫る
対象企業は、現在『内航グループ化企業』として注目され
船員未経験者の育成・資格取得システムや若年船員の育成など
内航海運に一石を投じているマリンジャパン株式会社を取材
社会人になって船乗りになりたいと思ったけど・・・どうしたらいいのか分からない人や
船の仕事に興味がある人も必見の内容です。
世間は不況・リストラ・派遣切り・・・やる気はあっても仕事すらなく
ネットカフェ難民や路上生活者が多数出ているこの現代社会で
3食個室付きの『船員』と言う職業をもう一度注目する良い機会ではないかと思います。
資格職業なので、資格を取得するまでには多少なりの時間と努力が要りますが
資格を取ってしっかり働けば、家族が路頭に迷うことはありません。
社会人として当たり前な話ですが
『やる気』と『根気』は必要です
ようやく新6級海技士の要請課程もできましたが、やはり頭のいい人たちの
考えることは、物事を難しくするのが好きなんでしょうね。
少なくとも、6級などと言った船乗りへの‘入口’は、もう少し緩和され
門戸を開けても良いのではないでしょうか?
もちろん、上級職へのスキルアップの道は、従来通りでもかまいません。
船員不足と言いながら扉を閉じているのは誰でしょうか?
大きな船主さん達は、先を見越して、自社養成していますが
コスト負担は、すべて船主側です。(一部負担金もありますが)
コスト負担を国家機関がしろとまでは虫のいいことは言いません・・・
もう少し柔軟な考えと現実的な対応を切に願います
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魅力ある職業に変えて行こうともっと自分も含めて、していかないといけませんね。若手が長続きしない理由もこういったところにあるんでしょうね。
時々、見させていただいております。
おっしゃるとおり、企業が存続していくためには、人を育てなければならないものと強く感じております。
また、内航海運業界を存続させるためには、内航総連,国土交通省等の人材も育てなければならないものと思っております。
その点に関しては、一船主には無理かも知れませんが、業界全体で業界に必要な人材を育てること、それが業界の存続に繋がるものと信じております。
基本の他に実際に必要とされる内容を重点的に授業をし、実習では特に内航を重視した内容で進めないと、頭だけで使えない船員と成りかねないです。
自分の時でも、航行するのは本船航路、夜間航行は外洋のみ、狭水道は昼間で潮弱め…内航に不向きな内容でした。
実際に内航船で実習をすれば良いのですが、予算や人員が回らないのが現状でしょうね…
船員不足、不足といいながら、旧態依然の伝統墨守唯我独尊の海事業界。
なんとかならないものなのでしょうか。
若手が長続きしないのは、船員に限ったことではないですね。
しかし、目標を与え・頑張った先にはこうなるとやる気をおこさせ
給料とは違った価値観・やりがいを与えることが大切ではないでしょうか。
もちろん、特殊な職業ですから給料的にも魅力をつけることも大切です。
しかしその前に『やりがい』や『誇り』です
人材育成は内航に限った問題ではないですが
専門職的なところが多分にある職業なのと、ほとんどの船で
少数精鋭・人材育成の余裕すらないところにも問題があります
内航総連,国土交通省等にもお尻に火を火を付けていただいて
絵にかいたモチではなく現実的に船員を増やすべく策と努力を願いたいものです。
すでに、業界・行政を当てにせず自社育成として
動かれているオーナーさんもいますが、その方たちの努力を汲んで負担を
もっと軽くする方策を考えるべきだと思います
この問題は荷主にも最後にはコストとして跳ね返ってくる問題なので
業界のオピニオンリーダーが音頭を取って取り組むべき問題なのではないかと感じています。
現在は昔の人のように経験する時間すらなく、一人前にならないとけません。
私は、一般的な教本も必要だと思いますが、経験を教科書で学ぶ
トラブルシューティングやアドバイス本(マニュアル本)などあれば良いのではないかと思います
少々時間にいただければ、メールにてお答えしたいと思います
お時間ある時で結構ですので、お返事いただけると幸いです。
私の住まう広島県でも先日、話題の“内航海運の船員確保”の番組が放送されました。番組中、荷主側代表者の見識の無さには呆れました。彼の態度を見るに、これは船員に対してのみならず、原料や製品を運搬するトラック業界にも同じような見下したものの見方をしているのと感じます。全国津々浦々まで行き来する内航船の乗組員を外国人に切り替えてどうやって安全確保できるのか、或いは港周辺の治安はどうなるのか等など、問題はとても解決出来るようなものではありません。自分達の会社のプラントが動きさえすれば良い。製品がきちんと出荷出切れば良いというレベルの意識なのでしょう。インタビューに際しては、番組の趣旨も聴いた筈ですが、船員に対する配慮や感謝の欠片も無いコメントですから、そういう人間なのでしょう。荷主サイドにはこの様な人間も居ますが、船員を高く評価している方も当然居られます。我々船員は今後も粛々と船務を遂行していかなければなりません。今後も脚光を浴びる華やかな職種には恐らくならないと思いますが、仕事に誇りを持った技術集団として、縁の下の力持ちであれば良いかなと感じております。近年、新卒者も増えてきました。「最近の若者は…」という意見も聞かないでもないですが、育てるのも仕事のうちです。即戦力を確保したい気持ちも理解出来ますが、やはり一歩ずつ先輩から後輩へ、ベテランから新米へ仕事は教えるものだと考えています。番組の中で、ある若い乗組員の方が、「すぐに出来るようになる簡単な仕事ではないので…」といったコメントをされていました。その通りです。少しずつでも確実に船務を全うしていこうではありませんか。
お気遣いありがとうございました。
DVD拝見して女性船員の進出。
これも一つ内航にとって新しい風であり
希望の持てる一筋の光に見えました
ウミマル 様
ご意見ありがとうございます。
荷主サイドでも危機感を感じ孤軍奮闘している方もおられますが、なかなかそう言う方の意見は、引退間近のお偉いさんたちに阻まれ
意見が通らないのが現状ではないでしょうか?
内航海運にとって救世主のようなお偉いさんの登場を期待していますが
何事もなく退職金もらって引退したいのが
本音のお偉いさんばかりでしょうね・・・
もう行政や・業界には期待せず自社で循環型の船員育成を実行されている会社もあります。
業界の手本になるよう頑張っててほしいです
返信大変遅れて申し訳けありません。
> いつも楽しく拝見しています。素晴らしい写真の数々詳細な説明と充実した内容で、忙しい船務の傍らと推察しますが、本当に頭が下がります。
どちらが本業かわからなくなっています(笑)
ただこちらは、赤字続きの火の車の運営です。
> 番組中、荷主側代表者の見識の無さには呆れました。
私は、あの後思ったのが見下しているのではなくそこまで考えるまでもなく
全く知らないのだと思います。中には、海運を物流の一つとして
重要視してくれている荷主関係者も絶対にいます。
しかしながら、番組中に出演した方のような、ある程度権威も権力もある方が
わかっていないことを大前提として対策を練ったほうが腹も立ちません。
衰退業種と言われる業種にも注目されるようなプロフェッショナルもいます。
価値の創造。見方・やり方変えれば少しは道が開ける可能性もあると思います。
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