2009.10.28 カテゴリ: 新造船
祝 竣工 5000kl黒油タンカー 海龍
本日、三浦造船所にて引き渡しを終えた
富士海運(株)・鉄道建設・運輸施設整備支援機構の5000kl黒油タンカー 海龍
流れるようなフォルムのバルバスライン

LOA 104.45m
Lpp 99.2m
B 16.0m
D 8.1m
3559GT 5549.6㎥

運航は、上野トランステック

タンカーでは珍しい斜めカットスターン

吊り舵・CPP

デッキ
広いフライングパッセージ

操舵室・一体型コンソール

操舵機をECDISとレーダーで挟む最強のポジショニング

ECDISは東京計器 この画像をサロンの32インチTVに表示可能

レーダーはFURUNO センターにECDIS用ARPA表示切替スイッチ

整然と並んだ計器類

ブリッジにあるこのモニターは、荷役監視カメラ・エンジンルーム監視カメラ3台
いずれもリモートコントロール式

メインマスト

セカンドレーダーの空中線前に配置(荷役監視カメラ)

これは、カーゴにおいても採用しても良い設備ですね

総合制御室である荷役制御室でもコントロールおよび映像表示可能

総合制御室(荷役監視室)

荷役監視室内のエンジン制御盤

荷役事務室

この船の特徴としてECDISのバックアップ用も兼ねているアルファマップ(荷役監視室用)

船長室 アルファマップ
1シップ1ライセンスなので電子海図は併用できます

セカンドモニターとの違いは、セカンドモニターはブリッジの操作そのままが表示されます。
下の人が広域を見たくても拡大していれば見れない
本体にトラブル起これば当然下も見れない
別系統にすることによりトラブル時の復旧対応など最小限で済むということです

エンジンは阪神内燃機工業 LH46LA 3309kw 定格回転数 220min-1

エンジン制御室

ボイラー

補機は海洋環境保全に配慮した新しいエンジン「ヤンマー・エコディーゼルSAVETEN」
ASSIGN燃焼方式などを採用。NOXの排出量を低減させると同時に、超低燃費を実現

船首方向から

独立型4ドラムワーピングエンド付き+スプリング2ドラム

マニホールド

スピルタンク

圧力計

きれいにペイントされたデッキ

ストレーナー
ステージの高さとふたの高さ・フライングパッセージの高さを同じにした設計

電磁弁ボックス(ソレノイドバルブ)

電磁弁

ジョイントボックス

隣には艤装中の立田グループ若宮汽船のセメント専用船 立眞丸
5451GT 6800DW LOA120.00m 巾18.00m 型深さ9.20m

かつては、年間内航船建造日本一を記録した三浦造船所です。
近年は、外航近海の比率が多かったですが今後、特殊船を初めとする
内航船建造比率も多くなっているようです。
ここ10年の建造実績を見ても199GTカーゴから外航近海ケミカルLPGまで
多種多彩な船造りが特徴ですね。
なんせい丸やつるかぶとといった異彩を放つ設計が魅力の造船所でもあります
【写真提供:K氏】
富士海運(株)・鉄道建設・運輸施設整備支援機構の5000kl黒油タンカー 海龍

流れるようなフォルムのバルバスライン

LOA 104.45m
Lpp 99.2m
B 16.0m
D 8.1m
3559GT 5549.6㎥

運航は、上野トランステック

タンカーでは珍しい斜めカットスターン

吊り舵・CPP

デッキ
広いフライングパッセージ

操舵室・一体型コンソール

操舵機をECDISとレーダーで挟む最強のポジショニング

ECDISは東京計器 この画像をサロンの32インチTVに表示可能

レーダーはFURUNO センターにECDIS用ARPA表示切替スイッチ

整然と並んだ計器類

ブリッジにあるこのモニターは、荷役監視カメラ・エンジンルーム監視カメラ3台
いずれもリモートコントロール式

メインマスト

セカンドレーダーの空中線前に配置(荷役監視カメラ)

これは、カーゴにおいても採用しても良い設備ですね

総合制御室である荷役制御室でもコントロールおよび映像表示可能

総合制御室(荷役監視室)

荷役監視室内のエンジン制御盤

荷役事務室

この船の特徴としてECDISのバックアップ用も兼ねているアルファマップ(荷役監視室用)

船長室 アルファマップ
1シップ1ライセンスなので電子海図は併用できます

セカンドモニターとの違いは、セカンドモニターはブリッジの操作そのままが表示されます。
下の人が広域を見たくても拡大していれば見れない
本体にトラブル起これば当然下も見れない
別系統にすることによりトラブル時の復旧対応など最小限で済むということです

エンジンは阪神内燃機工業 LH46LA 3309kw 定格回転数 220min-1

エンジン制御室

ボイラー

補機は海洋環境保全に配慮した新しいエンジン「ヤンマー・エコディーゼルSAVETEN」
ASSIGN燃焼方式などを採用。NOXの排出量を低減させると同時に、超低燃費を実現

船首方向から

独立型4ドラムワーピングエンド付き+スプリング2ドラム

マニホールド

スピルタンク

圧力計

きれいにペイントされたデッキ

ストレーナー
ステージの高さとふたの高さ・フライングパッセージの高さを同じにした設計

電磁弁ボックス(ソレノイドバルブ)

電磁弁

ジョイントボックス

隣には艤装中の立田グループ若宮汽船のセメント専用船 立眞丸
5451GT 6800DW LOA120.00m 巾18.00m 型深さ9.20m

かつては、年間内航船建造日本一を記録した三浦造船所です。
近年は、外航近海の比率が多かったですが今後、特殊船を初めとする
内航船建造比率も多くなっているようです。
ここ10年の建造実績を見ても199GTカーゴから外航近海ケミカルLPGまで
多種多彩な船造りが特徴ですね。
なんせい丸やつるかぶとといった異彩を放つ設計が魅力の造船所でもあります
【写真提供:K氏】
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