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海運ニュース

2010.07.03    カテゴリ:  電子海図 

   電子海図表示装置 アルファマップ搭載の意味

先月から今月にかけ濃霧を原因とした海難事故が連日のように発生していました。
私の方にも各方面から詳しい原因など情報として入ってきていました

機器類が高性能ハイテク化しても海難事故はなくなりません。
しかし、多少の設備投資をすることにより防げる海難事故はたくさんあります。

特に瀬戸内海域で多い499GT以下の海難事故は、ほとんどの原因が

見張り不十分 航法不遵守 居眠りの3大原因です。

防げる海難事故の典型的なモノが事故原因の大多数です

お役所的には、それなら当直員を増員しろとなるのでしょうけど
小型内航船に2人ワッチは、部屋数的にも運航コストにおいても
非現実的です。それを荷主・オペレーターが安全コストとして
考えてくれるなら話は別ですけど。

安全に対しては口酸っぱく言っても


安全コストに関しては

見ざる、聞かざる、言わざるが業界の流れのような気がします

もちろん、安全に対する設備に補助を出したりしているオペや荷主も多数あります

海難事故が減って、損する人はいません。

防げる原因の海難事故を防ぐためにも
当直者増員と言う非現実的な話よりも
電子海図表示装置を搭載することにより
(航海計器ですが立派な当直運航サポーターです)

商船同士の衝突・乗揚げ・憶測判断や判断ミスを無くすことは可能です。
(漁船に対しては常識の通用しない暴走族として考えるしか対処方法はありません)

もちろん最後は、当直者のマンパワーであり安全に対する意識です

しかしながら、巡視船でも乗揚げ事故を起こすくらいですから

・徳島海保所属の巡視艇「うずかぜ」、今切川河口浅瀬に /徳島 2010.5
・七尾北湾で、七尾海上保安部の巡視艇「はまゆき」が通称「サラサラ瀬」で座礁 2009.10
・石垣海上保安部の巡視艇なつづきが西表島船浮港内の浅瀬に乗り上げ 2006.4

事故は起こるものとして考える

それを前提に、その事故をどうすれば起こさずに済むか
どう言った設備を組み合わせれば事故の可能性は減るか。

オペから言われてやった義務的安全対策は安全対策とは言わないと思います。
もちろんやらないよりはマシですが、命を守る為の安全対策
荷物を守る為の安全対策

安全対策をした人全てが報われるとは限りません。
しかし、安全運航を続けている船は人知れず安全運航・安全対策に対して努力していると思います

設備投資も事故の損害考えたら微々たるものです。
価格も見積もりしたらわかると思いますがずいぶん良いコストパフォーマンスになっています

他の航海計器と違うのが代替時に取り外して次の船へ取り付け可能だと言うこと。

ECDIS搭載船においては、ECDISのバックアップ機としてもお勧めできます

乗組員の命を守り、乗組員の家族の想いを守り、財産である船を守り、

海上物流の使命である荷物の安全を守り、安定的な輸送を提供する

それが信頼される船主であり、信頼されるオペレータだと思います


内航.C0Mでは、電子海図表示装置アルファマップを推奨しています

既存船への搭載もリプレース船へ転用できるメリットがあります

また、ライブカメラやネットとの親和性が高いです

画面がワイドと言う意味でも紙海図との共通点です(縦型画面は電子海図としては見にくい ノースアップ使用なので)
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