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海運ニュース

2010.06.24    カテゴリ:  月刊修繕ドットコム 

   月刊修繕ドットコム 『定年退職』

先日、豊橋入港中。
私が操船しながら、何かオモテがザワザワしているなと思ったら
ロープを繰り出したところでウインドラスのスイッチが故障した模様。

とりあえず着桟。

起動スイッチが入っては切れるの繰り返し。

マグネットスイッチのカバーを外してみると、青(一番右側)の接点不良の疑いあり。
IMG_0163---1.jpg

船長が一生懸命、サンドペーパーとヤスリでゴリゴリ

ゴリゴリ…

ゴリゴリ…

ポロリ…
接点外れる…
ある程度でやめときゃいいモノを…

ロウ付けがないので半田付けしましたが一回スイッチがまともに入ってポロリ…
まぁ当たり前ですよね…
IMG_0164---1.jpg

さてどうする。
本日日曜日。明日は荷役。

そこは、さすが三信船舶電具株式会社 ( SANSHIN )さんです。
日曜対応もOKと言うことで伊勢から業者さんが来てくれました

マグネットスイッチを外して分解
IMG_0166_20100624145341.jpg

IMG_0165_20100624145341.jpg

IMG_0167_20100624145342.jpg
コイルも怪しいねとのことで
任期満了を待たずして本日付けで定年退職していただきました。
15年間お疲れ様でした
IMG_0168_20100624145944.jpg
さて、とりあえず、月曜発注で部品が届くまで直結対応となりました。

まずはヒューズを外し
IMG_0174_20100624151045.jpg

赤丸の右側の3点(赤・白・青)を赤丸の下側に同じように接続します。
IMG_0169---1.jpg
Y→U
Z→V
X→W
これでとりあえず直結は終了です。
スイッチはエンジン場の配電盤から直に入れます。
起動に通常の3倍の力がかかりますので本船の30KWのウインチ
約90KWが起動時にかかります。
スイッチ入れた瞬間
補機がケツを竹刀でしばかれたくらい気合いが入ってました(笑)
モーターが回りさえすれば通常の電力です。
スイッチ入れる前は、ウインチのリモコン。ハッチのリモコンが中立になっていることを確認!
IMG_0172_20100624145945.jpg
その前にこの配線じゃちょっと納得できないと業者さんが考え始め
大丈夫だとは思うけどと言っていましたが念の為
マグネットスイッチの配線を外しバイパスを取ることに。
IMG_0171---1.jpg
とりあえず、豊橋→名古屋→坂出まで直結対応で
入港前はとりあえずエンジンのポンプ類を一旦切ってからウインドラスのスイッチオン。
スイッチが入ったらポンプ類再起動

そして坂出にて新人のマグネットスイッチ君が就任
IMG_0213_20100624151045.jpg
最近の船ではポンプを15kw×2台のパラレル運転の船も多く見られます。

今回のトラブルは、船を止めることなく修繕完了となりましたが
後で思ったのが、これがもし荷役中で…

雨降ってきました。
ハッチ閉めてください。
ウインドラス故障でハッチ閉まりません。
荷物濡れました…

では、大変なことになりますから。
考えたらゾッとしました。


パラレル仕様じゃない船は、直結の方法を習得しておくか
マグネットスイッチの予備品を持っておくことも大切かもしれませんね。

船一日止めること考えたら安いもんです

電気関係の寿命は約10年と言われています。
本船の電気関係もあちらこちらでストライキを起こし始めています。
ここ数カ月、水道ポンプがストライキ(オーバーヒート)を繰り返し
先月付けで定年退職してもらいました。
現在、エンジン場の片隅で嘱託勤務しております

船もハイテク化になってきて電気系統の故障で船が動かなくなる場合もあります。
これからの船は、電気・電子に強いエンジンスタッフも必要になってくるでしょうね。
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  • 2010.06.24 21:07  
  •  [ 編集 ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
 管理人様は機械・航海関係なく船体の隅々まで整備の目が行き届いてるんですね。誠に多種多様な作業に万才な動きが凄いです。

 自分達は区分けが多く、「ソコダケ仕事」の縄張り?・・・・・専門分野担当役が多い職場です。 

 今回の電気関係は、自分には最も苦手でして、この記事を電気担当役の先輩に閲覧してもらったら、一発で理解されました(餅は餅屋か・・・)。

お仕事が多忙なようですが、無理だけには気を付けて。 

 それでは、安全航海で。
本船でも温水器のリレーが焼けました…

原因は…


本船がコンパクトの為に揺れすぎによる過剰作動…


キャパの高いリレーに交換しました…
以降故障はありません


一番困ったのは陸電用ブレーカーです

本船航海時以外は基本的には陸電です

陸電では油圧ポンプの容量に足りない為、切り替え使用頻度が多くこちらも交換に…(陸電容量上げてくれ!)

リレーは安いですが、225V150A安全リミット付きブレーカーは…(T_T)

予備は蓄えて…
O 様
アドバイスありがとうございます。
参考にさせていただきます

大翔丸 様
私でなく、何でも自分でやらないと気が済まない船長主導の下で働いております
トラブルを記事にすることで誰かの参考になれば幸いです

賀茂丸 様
本船は、私が下船中に温水器の安全弁から温水が噴出しエンジン場が水浸しになったようです。
航海以外が陸電とは時代に合ったエコですね。
予備品の中のリレーの有無または端子予備の有無を確認してますか?

大抵の船舶には互換がきく部品があるはずですが?

フツウのエンジニアであれば シーケンス程度のリレーは

わかるはずですが?(学校で習っているはずです)
名無しのスーパーエンジニア様

予備部品はございませんでした。船止めず荷役にも支障なく最小限での修理がでいたので皆さんもお気を付けくださいとの記事です。
本来は自分の失態を晒す必要はないですから・・・

貴殿の知識・技術・対応能力は文章から読み取れます
ただ、そんなエンジニア(機関長)が内航海運から減っているのも現実です
大型内航船でも騙し騙し次の港でなんとか修理ではなく壊れた→業者修理も多くなってきてます(組合船もしかりです)

私は、自分の失態を知らせてそれで誰かが助かれば良いかなと思って書いたことです

貴殿のようなベテランかつ仕事ができるエンジニアだったら給料1.5倍払ってもペイするでしょう
しかしながら内航には厳しい現実があります
おそらく貴殿のようなスーパーエンジニアが活躍できる場があっても評価は同じでしょう

残念ながら私は海技系の学校を出てないので海技はこの船のレベルでしか学んでおりませんから船乗りの常識をしりません
そんなヤツが内航とはと語っているのですから批判もあるでしょう
ただ430万アクセス(月間7万 2500/日) 支持率51%(批判49%)くらいは保っているから
7年目を迎えられたのではないでしょうか

貴殿が私のサイトにご不満あるようでしたら貴殿のエンジニア理論を直接教えてください その前に自分でエンジニア理論をブログなりfecebookで展開すれば良いのです
理論が正しければ賛同もあるでしょうしアクセスもあると思います

外航経験も内航経あるスーパー船長は私の活動に賛同し応援してくれてます
貴殿とコラボすれば、学校より濃く凄い教育機関ができるのではないでしょうか?

ただ、言われっぱなしのボットム底辺労働者ですが・・・私からは貴殿に雰囲気を読むことの重要性と協調性だけは教えてあげる自信があります 頑張ってください

私は内航.COMを管理しています 野間裕人(のまひろひと)と申します
意見ありましたらnaikou0000@gmail.com
携帯:090-2781-9016 によろしくお願いします






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