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海運ニュース

2010.07.07    カテゴリ:  安全運航 

   濃霧における0次安全

今年は3月24日の台風1号以来、台風が発生していない異常気象(1~6月平均4.5個)
インド洋の海面水温が高いことが原因と考えられ、この場合「北冷西暑」の可能性が高いようです

台風が少ない代わりに6月は、梅雨らしい日が続き、瀬戸内海域・北陸海域では
連日のように濃霧における視界制限状態

特に瀬戸内では、6月から今月にかけ濃霧を主な原因とする海難事故が連日のように多発していました

先日、あまり視界の良くない来島海峡でブリッジとウイングに蛍光ハチマキを巻いた船を見かけました
IMG_6912----1.jpg
第八幸秀丸でした
この蛍光ハチマキは、濃霧の際良く見えます
濃霧における海難事故防止は、相手に自分の存在を知らせる必要があります

事故を起こさないことも、もちろん大切ですが

事故に巻き込まれない為の0次安全(自主防衛策)も大切です

視界制限状態の際、船の動きはレーダーで読み取れてもAISで相手が外国船か日本船であるか
来島海域では、行き先が広島・クダコ方面であるか釣島方面であるかがわかるだけでも
回避方法・対処策がわかります

濃霧の来島出口付近での事故は、互いの回避動作の意思疎通がなされていない為に
起こるものだと思います

海上衝突予防法においては、
霧中の際において、前方からの接近船に対し、やむを得ない場合を除き
左転を禁止しています


しかしながら、来島から釣島に向かう船・広島方面から来島に向かう船
時折、反航状態がしょうがない場合もあります
霧中状態で相手の動作を見極めないと危険な交差になってしまいます

お互い3マイルレンジに入れば、衝突までは約10分です
相手がAISで確認できる場合は、VHFで意思の疎通ができます

そう言った意味でも、AISの普及が海難事故防止につながる一番有効な策だと私は思います
普及することにより、安価な製品がメーカから提供されることを同時に希望します

独立家計法人内航ドットコムでは、電子海図とAISの普及活動を応援しています

第八幸秀丸【Kousyu Maru No8】 藤井綱海運 JRTT 鶴見サンマリン・霧島海運商会 1833GT 3300㎥
2009.11 山中造船 ダイハツディーゼル 6DCM-32F 2206KW
DSCF0335.jpg


第八幸秀丸の竣工記事はこちらをクリック→藤井綱海運 第八幸秀丸
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わが社も濃霧時期無事故のキャンペーンをしておりますが、自分たちの船も自分で守るために社船にこの蛍光塗料のハチマキをしませんかと提案したら、かっこ悪い、必要ないの一言で終わり。この役員はキャンペーン中の訪船は一度も行かないし、会社の船を守る気持ちが全くない。こんな役員に腹が立つわ。
ボケた役員の下で働く配船者 様

内輪の不平不満は、内輪で処理をお願いします。かなりの数の業界関係者がこれを見ていると言うのをご理解の上、コメントをよろしくお願いします。
経営陣が現場を知るべきだと思いますが
船会社が稼ぐとは、事故なく、クレームなく、スムーズに輸送を完結するのを目的とすると思います。
事故、トラブル、沈没でも保険で片付けると割り切ったらいいのかも分かりませんが

事故は、細心の注意をしても起きるものであり、事故を未然に防ぎ、事故が起きた時にどう対処するかが一番大事かも
船会社とは? 様

以前は、一部のオーナーにそう言った考えのほったらかし船主もいました。

とりわけ、活躍する必要はないかもしれませんが無事是名馬なりです

日本の新幹線と海外の高速鉄道の安全の違いは、新幹線は、事故は絶対に起こらない考えの安全基準。海外の高速鉄道は事故は必ず起こるので起こった後、被害を最小限にする安全基準設備

この違いなんだそうです
ですので、今まで起こっていないですが新幹線が事故を起こすと大惨事の可能性があります

もちろん事故を起こさないことは大前提ですが、着眼点を間違えると本末転倒な安全基準になってしまうような気がします






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