2010.12.14 カテゴリ: 新造船
祝 竣工 第五隆昌丸
小型タンカークラスでは日本初のダブルハル黒油タンカー第五隆昌丸

船籍港である上関へ凱旋帰港
上関では、10数年ぶりの新造船 地元お披露目だそうです

第五隆昌丸【Ryusyo Maru No5】 隆昌汽船 鶴見サンマリン 299GT 599DWダブルハル黒油タンカー
2010.12 太陽造船 阪神内燃機工業 1000ps
LOA 54.70m B 8.8m D 3.7m


餅まきです。

操舵室
安全を考慮した、前向きの海図台。
小型内航はスペース上、厳しいモノがありますが工夫次第で予知予防としての0次安全が可能ですね

バラストコントロール

海図台を前面配置にする為に東京計器別注仕様のスタンド型コンソール
操舵器を挟む様にFURUNOレーダーと電子海図表示装置アルファマップを配置
一人当直船としては理想の配置だと思います。
舵を持ったまま、動かないでレーダーと電子海図が確認できます

第五隆昌丸の電子海図表示装置 アルファマップ

【仕様】
アルファマップ2・プロ(Ver:AM217)(ENC専用版/シングルライセンス)
デスクトップ仕様(Dell)+UPS(無停電装置)
【アルファマップ接続機器 】
サテライトコンパス 自動衝突予防装置(ARPA) AIS CLASS A
電子海図を全室(船員室、サロンなど)テレビ(ビデオ入力)表示

船室にいながら現在地の確認や他船との動向がわかりたくさんの目で航海の安全が守れます
また、TV表示にすることによりモニターなど設置コストの低減です

第五隆昌丸のその他、先進設備として海上インターネット・船内LANはもちろんのこと
アルファマップリモートサポート機能(陸上からネットを通じてアルファマップの操作サポート)
異常やトラブルの際に陸上から即座に支援・サポートできます
AIS Live Japan AIS移動受信局
海上ネット環境の発達により、内航船自体が移動基地局になる事が可能になりました
これにより、今後AIS基地局ロスト海域などより高度なAIS情報が
Aiship(エーアイシップ)ユーザーに提供可能となります
第五隆昌丸 船内ネット環境 FOMAデータ端末+モバイルルーター

今回、第五隆昌丸では、アルファマップ2・プロがバージョンアップ(AM217)されています。
AISの目的地入力LOコードへ完全対応及び相手船のLOコード日本語表示
これまで、AISの行き先はTOKYOやNAGOYA OFFなど比較的誰にでもわかりやすいローマ字表記でしたが
LOコードが義務付けられた為に、入力の煩わしさ、表示もパッと見ただけではどこの港だろうと
LOコード表で調べないといけないような不便な状態
本来、安全の為の機器であるはずが非常に使いにくいモノになっています。
しかも、AISトランスポンダはテンキーの為、非常に入力しにくいとの声が多数あります
そこでアルファマップでは、パソコンベースの表示装置の為、従来の舶用機器にはなかった概念
バージョンアップと言う形で対応しています
アルファマップからAISトランスポンダへ簡単に入力が可能になりました
【AIS LOコード簡単入力】
自船を右クリック→属性の表示と編集(P)をクリック

【AISのタグをクリック】

航行状態を選択して、行き先の右端 赤丸をクリック

目的地設定画面になります
【港名で入力】【履歴から選択】【LOコード入力】とあります

【LOコード入力】
従来のLOコード入力と同じですがキーボード入力なので簡単です

【港名で入力】
検索窓の国コードにJPと入力したら国内の港がズラズラと出てきます。
もちろん都道府県でも港名の一部でも検索可能です

ここでは、JP 神奈川 京浜横浜区 YOKを選択してみます
すると変更後の設定が>JP YOKとなります
変更して終了をクリック

そうするとAIS設定画面の行き先が>JP YOKとなり
航行の状態・予定到着日時・現在の最大喫水・船舶種別を入力してOKを押すと
なんと!!
そのまま、AISトランスポンダに入力されているのです!!
どうです?画期的でしょ

今まで、出航前の慌ただしい時にコード表見ながらテンキー入力で煩わしさを感じていた人も多いと思います
また入力ミスでマーチスや保安庁から注意を受けた船も多いと思います。
アルファマップ上には、相手船の行き先情報が日本語表記されます
それにより来島や明石での交差部において即座に回避動作ができます。
これがLOコードだと、あの船どちらへ行くのだろうと見てからLOコード表で確認とかしてたら
それこそ危ないです。安全の為の機器であるのに本末転倒です
これは正しい行き先表記です
相手船のLOコードが正しく入力されていたらこのように表記されます

この船は>JPのJが抜けているLOコード入力ミスです

外国船に多い、未だにローマ字での港名入力

バージョンアップ希望のアルファマップユーザーや
アルファマップについてのお問い合わせはこちらをクリック→昌宝汽船有限会社
第五隆昌丸の安全航海と隆昌汽船さんのご活躍を期待しています
【写真提供:K氏】

船籍港である上関へ凱旋帰港
上関では、10数年ぶりの新造船 地元お披露目だそうです

第五隆昌丸【Ryusyo Maru No5】 隆昌汽船 鶴見サンマリン 299GT 599DWダブルハル黒油タンカー
2010.12 太陽造船 阪神内燃機工業 1000ps
LOA 54.70m B 8.8m D 3.7m


餅まきです。

操舵室
安全を考慮した、前向きの海図台。
小型内航はスペース上、厳しいモノがありますが工夫次第で予知予防としての0次安全が可能ですね

バラストコントロール

海図台を前面配置にする為に東京計器別注仕様のスタンド型コンソール
操舵器を挟む様にFURUNOレーダーと電子海図表示装置アルファマップを配置
一人当直船としては理想の配置だと思います。
舵を持ったまま、動かないでレーダーと電子海図が確認できます

第五隆昌丸の電子海図表示装置 アルファマップ

【仕様】
アルファマップ2・プロ(Ver:AM217)(ENC専用版/シングルライセンス)
デスクトップ仕様(Dell)+UPS(無停電装置)
【アルファマップ接続機器 】
サテライトコンパス 自動衝突予防装置(ARPA) AIS CLASS A
電子海図を全室(船員室、サロンなど)テレビ(ビデオ入力)表示

船室にいながら現在地の確認や他船との動向がわかりたくさんの目で航海の安全が守れます
また、TV表示にすることによりモニターなど設置コストの低減です

第五隆昌丸のその他、先進設備として海上インターネット・船内LANはもちろんのこと
アルファマップリモートサポート機能(陸上からネットを通じてアルファマップの操作サポート)
異常やトラブルの際に陸上から即座に支援・サポートできます
AIS Live Japan AIS移動受信局
海上ネット環境の発達により、内航船自体が移動基地局になる事が可能になりました
これにより、今後AIS基地局ロスト海域などより高度なAIS情報が
Aiship(エーアイシップ)ユーザーに提供可能となります
第五隆昌丸 船内ネット環境 FOMAデータ端末+モバイルルーター
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今回、第五隆昌丸では、アルファマップ2・プロがバージョンアップ(AM217)されています。
AISの目的地入力LOコードへ完全対応及び相手船のLOコード日本語表示
これまで、AISの行き先はTOKYOやNAGOYA OFFなど比較的誰にでもわかりやすいローマ字表記でしたが
LOコードが義務付けられた為に、入力の煩わしさ、表示もパッと見ただけではどこの港だろうと
LOコード表で調べないといけないような不便な状態
本来、安全の為の機器であるはずが非常に使いにくいモノになっています。
しかも、AISトランスポンダはテンキーの為、非常に入力しにくいとの声が多数あります
そこでアルファマップでは、パソコンベースの表示装置の為、従来の舶用機器にはなかった概念
バージョンアップと言う形で対応しています
アルファマップからAISトランスポンダへ簡単に入力が可能になりました
【AIS LOコード簡単入力】
自船を右クリック→属性の表示と編集(P)をクリック

【AISのタグをクリック】

航行状態を選択して、行き先の右端 赤丸をクリック

目的地設定画面になります
【港名で入力】【履歴から選択】【LOコード入力】とあります

【LOコード入力】
従来のLOコード入力と同じですがキーボード入力なので簡単です

【港名で入力】
検索窓の国コードにJPと入力したら国内の港がズラズラと出てきます。
もちろん都道府県でも港名の一部でも検索可能です

ここでは、JP 神奈川 京浜横浜区 YOKを選択してみます
すると変更後の設定が>JP YOKとなります
変更して終了をクリック

そうするとAIS設定画面の行き先が>JP YOKとなり
航行の状態・予定到着日時・現在の最大喫水・船舶種別を入力してOKを押すと
なんと!!
そのまま、AISトランスポンダに入力されているのです!!
どうです?画期的でしょ


今まで、出航前の慌ただしい時にコード表見ながらテンキー入力で煩わしさを感じていた人も多いと思います
また入力ミスでマーチスや保安庁から注意を受けた船も多いと思います。
アルファマップ上には、相手船の行き先情報が日本語表記されます
それにより来島や明石での交差部において即座に回避動作ができます。
これがLOコードだと、あの船どちらへ行くのだろうと見てからLOコード表で確認とかしてたら
それこそ危ないです。安全の為の機器であるのに本末転倒です
これは正しい行き先表記です
相手船のLOコードが正しく入力されていたらこのように表記されます

この船は>JPのJが抜けているLOコード入力ミスです

外国船に多い、未だにローマ字での港名入力

バージョンアップ希望のアルファマップユーザーや
アルファマップについてのお問い合わせはこちらをクリック→昌宝汽船有限会社
第五隆昌丸の安全航海と隆昌汽船さんのご活躍を期待しています
【写真提供:K氏】
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