2013.07.09 カテゴリ: 新造船
5000KLタンカー第五金洋丸 船内探訪【デッキ編】
第五金洋丸【Kinyo Maru No5】金力汽船 JRTT 鶴見サンマリン 霧島海運商会
3559GT 5599㎥【黒油】 2013.7 伯方造船 ダイハツディーゼル 6DCM-32eF 4000ps
LOA 104.124m B 16.0m D 8.2m

れいたく丸からバンカー中
れいたく丸 麗澤海運(村上石油) 443GT 814㎥ 2006.9 伯方造船 ダイハツ 6DKM-20F 1000ps

ライン系統図入りの荷役デッキ

ウインドラスはエスケエ鉄工 SKウインチ type SUS@金力仕様

SK Winch Type SUS@KINRIKI
WINDLASS φ46 90kN*15/30M 1GW2HD1WE
SUS使用部位
ブレーキ関係(メスネジのみBC6)
クラッチハンドル及びクラッチハンドル台
チェーンサバキ
各種ブラケット・ピン及び銘板


フォアマストはやぐら型

メンテしやすい様にピストンフォーンの台座はくり抜いてあります
このあたりのサビの手入れが後々大変だそうです

チョッサーデッキ

マイクストア

リギンワイヤー(18mm) リギンスクリュー SUS

センター通路

アンカーチェーン止め リギンスクリュー ワイヤー SUS
リギンスクリューがデッキに干渉しても良いようにSUSプレート

操作デッキは軽くて丈夫なFRPグレーチング

それを裏返しにして、滑り止め

荷役デッキ

ボースンストア コンパニオン
ロックはSUSですがしっかりと6ヶ所止め

スラスター

チェーンロッカー

チェーンの取り付けは中段にあります
私は、アンカーにヨリがついた時に直せる便利なものがあるなと思っておりましたが
緊急時にアンカーぶちきって逃げれる為の設備でNKルールだそうです

荷役ストア
水密扉はワンタッチロック(SUS)

駐輪場付きです

レット用エアガン

フォクスルデッキスカッパーは油漏れ防止の二重構造

油分が含んでないか確認して排出

荷役デッキ

オイルタイトハッチ

1番タンク内
タンカーはカーゴと違って液体貨物なのでこのあたりの船型が絞れるのが特徴です

船底の配管は、ボイラーで温められた熱媒油が通るヒーティングラインです

第五金洋の特徴として黒油タンカーですがタンク内をエポキシ塗装しています(腐食防止)

パッセージ下は、ヘルメットをかぶっても頭の当たらない高さを確保
荷役動線は大切です

エアハッチ 覗き窓とも言います

レデューサー置き場

このハッチは?

マイクハッチ
第五金洋丸では、荷役中の伝達指示はユニペックスのシステムでまとめています
荷役監視室マイク→デッキスピーカー・トランシーバー
トランシーバー→デッキスピーカー・荷役監視室スピーカー

マニホールド
ここの配管と陸のローディングアームを繋ぎ、積荷役 揚げ荷役を行います

戻り勾配付き ガルウイング型とも言います

閉止フランジは、二人で持てる様に両側にSUS取っ手

干渉を避け、ハンドレールを利用したエア抜き


半埋没型デッキストレーナー

タンク内はこんな感じ

タンク好きには、たまらないタンク構造


サクション
積みも揚げもここからです

デッキスカッパー


デッキに水が増しても解放しやすいようステージ付き

フライングパッセージ

ドット加工されたSUS一枚板

荷役ホース用 吊り金具

バッファジャンバー付きベント管

ユニック
ユニックの緊急修理は吉平鉄工所へ こちらをクリック→吉平鉄工所

バンカーデッキ

給油ラインは1ライン
A重油はラインコンタミしないよう上向き配管 窓の横にあるのがA重油給油ライン

オーバーフロータンク
パイプラインは、メンテしやすい様にSUSのピースを当てSUSのUボルト止め

C重油用燃料ハッチ

目視で液面を確認できます

荷役監視室 FO液面レベル計

燃料液面計

どんな高性能センサーよりも二重化三重化の警報よりも目視が確実
写真はわかりにくいかもしれませんがバンカー中

ポンプ室コンパニオン ワンタッチSUSロック

ポンプはポンプメーカー最大手 大晃機械工業 1800㎥/h 0.94MPa×2

タンカーの心臓部とも言えるポンプ室

主機駆動でポンプを回します

一部全通開口型

熱媒調整バルブ

洗濯ハサミを利用した開閉表示板


ハウス通路

天井はメンテしやすい様にアングルレス(フラットバー仕様)

火災制御図はハンドル付き

船外蛇口はボールコック仕様

ストア

ハウス入口 タンカーは防爆構造の為 入口は水密扉になっています
ワンタッチSUSロック ロックバーの長さも長年の工夫によりこの長さになったそうです

この引っ掛けは?

ワンタッチ ドアストッパー
ちょっとしたことですが建造ノウハウがあるKINRIKI仕様です

トモのムアリングウインチはエスケエ鉄工 SKウインチ type SUS@KINRIKI仕様
SUS使用部位
ブレーキ関係(メスネジのみBC6)
クラッチハンドル及びクラッチハンドル台
各種ブラケット・ピン及び銘板

ホーサーはベルミックス50mm

今回新たに採用された、切り替え弁に負荷のかからない絶妙な設計がされた遠隔操作レバー(SKレバー)

これにより、クラッチの操作がワンマンで容易に行えます

ブレーキもSUS
こう言ったとこは船の一生(国内20年)で割れば費用対効果は十分あります

各種プレートSUS

プレート取り付け部 SUS
プレートはバラせばメンテできますがこの場所は、サンダーも入りませんので
この部分だけでもSUSの方が賢明です



熱媒膨張タンク

交通艇はヤンマー 3LM 29.4kwの高速仕様 イヨプラ製



スカッパーはSUSで曲がりのない直管(詰まり防止)

遠隔バルブ予備 もしもの時に船が止まる(修繕・手配)と思えば費用対効果はありますね
こう言ったモノは、時に他社のトラブル対応に使われメーカー手配より早急の場合もあります
これがグループ化しなくともやっていけるチーム伯方島の強みかもしれません

ファンネル下 機関室入口

バッテリーはSSバッテリー

空調室ダクト ダクト内は手入れができるようマンホール型

ナビゲーションデッキ階段


スカライキ
ユニックが届きますので自力で部品搬入もOK

機関室送風ファン 雨水を吸い込みにくいタイプです

パイプの部分はSUS

オイルフェンス

ナビゲーションデッキは、操舵室の高さに合わせてかさ上げ

投光器はLED 三信船舶電具


通路灯もLED 三信船舶電具

レーダーマスト 避雷針付き
先日、ケミカルタンカーに落雷があったようです

リギンスクリュー リギンワイヤーSUS

超音波式風向風速計 支持ワイヤーSUS リギンスクリューSUS

排気管暴露部SUS

ハウス・エンジン場につづく・・・
3559GT 5599㎥【黒油】 2013.7 伯方造船 ダイハツディーゼル 6DCM-32eF 4000ps
LOA 104.124m B 16.0m D 8.2m

れいたく丸からバンカー中
れいたく丸 麗澤海運(村上石油) 443GT 814㎥ 2006.9 伯方造船 ダイハツ 6DKM-20F 1000ps

ライン系統図入りの荷役デッキ

ウインドラスはエスケエ鉄工 SKウインチ type SUS@金力仕様

SK Winch Type SUS@KINRIKI
WINDLASS φ46 90kN*15/30M 1GW2HD1WE
SUS使用部位
ブレーキ関係(メスネジのみBC6)
クラッチハンドル及びクラッチハンドル台
チェーンサバキ
各種ブラケット・ピン及び銘板


フォアマストはやぐら型

メンテしやすい様にピストンフォーンの台座はくり抜いてあります
このあたりのサビの手入れが後々大変だそうです

チョッサーデッキ

マイクストア

リギンワイヤー(18mm) リギンスクリュー SUS

センター通路

アンカーチェーン止め リギンスクリュー ワイヤー SUS
リギンスクリューがデッキに干渉しても良いようにSUSプレート

操作デッキは軽くて丈夫なFRPグレーチング

それを裏返しにして、滑り止め

荷役デッキ

ボースンストア コンパニオン
ロックはSUSですがしっかりと6ヶ所止め

スラスター

チェーンロッカー

チェーンの取り付けは中段にあります
私は、アンカーにヨリがついた時に直せる便利なものがあるなと思っておりましたが
緊急時にアンカーぶちきって逃げれる為の設備でNKルールだそうです

荷役ストア
水密扉はワンタッチロック(SUS)

駐輪場付きです

レット用エアガン

フォクスルデッキスカッパーは油漏れ防止の二重構造

油分が含んでないか確認して排出

荷役デッキ

オイルタイトハッチ

1番タンク内
タンカーはカーゴと違って液体貨物なのでこのあたりの船型が絞れるのが特徴です

船底の配管は、ボイラーで温められた熱媒油が通るヒーティングラインです

第五金洋の特徴として黒油タンカーですがタンク内をエポキシ塗装しています(腐食防止)

パッセージ下は、ヘルメットをかぶっても頭の当たらない高さを確保
荷役動線は大切です

エアハッチ 覗き窓とも言います

レデューサー置き場

このハッチは?

マイクハッチ
第五金洋丸では、荷役中の伝達指示はユニペックスのシステムでまとめています
荷役監視室マイク→デッキスピーカー・トランシーバー
トランシーバー→デッキスピーカー・荷役監視室スピーカー

マニホールド
ここの配管と陸のローディングアームを繋ぎ、積荷役 揚げ荷役を行います

戻り勾配付き ガルウイング型とも言います

閉止フランジは、二人で持てる様に両側にSUS取っ手

干渉を避け、ハンドレールを利用したエア抜き


半埋没型デッキストレーナー

タンク内はこんな感じ

タンク好きには、たまらないタンク構造


サクション
積みも揚げもここからです

デッキスカッパー


デッキに水が増しても解放しやすいようステージ付き

フライングパッセージ

ドット加工されたSUS一枚板

荷役ホース用 吊り金具

バッファジャンバー付きベント管

ユニック
ユニックの緊急修理は吉平鉄工所へ こちらをクリック→吉平鉄工所

バンカーデッキ

給油ラインは1ライン
A重油はラインコンタミしないよう上向き配管 窓の横にあるのがA重油給油ライン

オーバーフロータンク
パイプラインは、メンテしやすい様にSUSのピースを当てSUSのUボルト止め

C重油用燃料ハッチ

目視で液面を確認できます

荷役監視室 FO液面レベル計

燃料液面計

どんな高性能センサーよりも二重化三重化の警報よりも目視が確実
写真はわかりにくいかもしれませんがバンカー中

ポンプ室コンパニオン ワンタッチSUSロック

ポンプはポンプメーカー最大手 大晃機械工業 1800㎥/h 0.94MPa×2

タンカーの心臓部とも言えるポンプ室

主機駆動でポンプを回します

一部全通開口型

熱媒調整バルブ

洗濯ハサミを利用した開閉表示板


ハウス通路

天井はメンテしやすい様にアングルレス(フラットバー仕様)

火災制御図はハンドル付き

船外蛇口はボールコック仕様

ストア

ハウス入口 タンカーは防爆構造の為 入口は水密扉になっています
ワンタッチSUSロック ロックバーの長さも長年の工夫によりこの長さになったそうです

この引っ掛けは?

ワンタッチ ドアストッパー
ちょっとしたことですが建造ノウハウがあるKINRIKI仕様です

トモのムアリングウインチはエスケエ鉄工 SKウインチ type SUS@KINRIKI仕様
SUS使用部位
ブレーキ関係(メスネジのみBC6)
クラッチハンドル及びクラッチハンドル台
各種ブラケット・ピン及び銘板

ホーサーはベルミックス50mm

今回新たに採用された、切り替え弁に負荷のかからない絶妙な設計がされた遠隔操作レバー(SKレバー)

これにより、クラッチの操作がワンマンで容易に行えます

ブレーキもSUS
こう言ったとこは船の一生(国内20年)で割れば費用対効果は十分あります

各種プレートSUS

プレート取り付け部 SUS
プレートはバラせばメンテできますがこの場所は、サンダーも入りませんので
この部分だけでもSUSの方が賢明です



熱媒膨張タンク

交通艇はヤンマー 3LM 29.4kwの高速仕様 イヨプラ製



スカッパーはSUSで曲がりのない直管(詰まり防止)

遠隔バルブ予備 もしもの時に船が止まる(修繕・手配)と思えば費用対効果はありますね
こう言ったモノは、時に他社のトラブル対応に使われメーカー手配より早急の場合もあります
これがグループ化しなくともやっていけるチーム伯方島の強みかもしれません

ファンネル下 機関室入口

バッテリーはSSバッテリー

空調室ダクト ダクト内は手入れができるようマンホール型

ナビゲーションデッキ階段


スカライキ
ユニックが届きますので自力で部品搬入もOK

機関室送風ファン 雨水を吸い込みにくいタイプです

パイプの部分はSUS

オイルフェンス

ナビゲーションデッキは、操舵室の高さに合わせてかさ上げ

投光器はLED 三信船舶電具


通路灯もLED 三信船舶電具

レーダーマスト 避雷針付き
先日、ケミカルタンカーに落雷があったようです

リギンスクリュー リギンワイヤーSUS

超音波式風向風速計 支持ワイヤーSUS リギンスクリューSUS

排気管暴露部SUS

ハウス・エンジン場につづく・・・
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