2014.01.14 カテゴリ: 海運ニュース
井本商運 国内最大540TEU型 内航コンテナ船を新造発注
井本商運㈱ 国内最大船型「540TEU型 内航コンテナ船」を旭洋造船㈱へ新造発注

■新造船 主要目■
全長 134.00m 幅 21.00m 深さ 9.20m 喫水 6.00m
総トン数 約7,200トン 載貨重量 約6,800トン (540TEU)
主機 川崎-MAN B&W 7S35MC7.1(阪神内燃機工業)
建造 旭洋造船株式会社
竣工 2016年1月予定
井本商運株式会社は、旭洋造船株式会社(本社下関市、越智勝彦社長)に、新造コンテナ船1隻を発注しました。
本船は、2013年11月に竣工した当社運航船で現在国内最大の「400TEU型コンテナ船(船名:さがみ)」を上回る
540TEU型で、近海コンテナ船並みの大型船型となります。
本船には、旭洋造船が開発し特許を取得した風圧抵抗の少ないエコ型船型「球状船首」を採用しました。
水線上の船首形状を球状にすることにより、風圧抵抗を低減すると同時に軽量かつ強度の高い構造が実現できます。
また、ブリッジと居住区を船首部に配することで、従来型のコンテナ船に比べて良好な視界を確保し、
尚且つ積み付け効率を向上させます。
これら革新的技術に基づく低燃費性や安全性は本船の特徴のひとつであり、経済産業省と国土交通省 が公募した
平成25年度「革新的省エネ型海上輸送システム実証事業」に認定されています。
当社は、2013年11月15日付で平成26年度「阪神港利用促進プロジェクト」に事業企画書を提出しました通り、
2015年度中の次世代型「国内海上コンテナ輸送網」構築を目指しております。
これは、今やグローバル経済の流通における世界標準となったISO規格海上コンテナを輸出入のみならず国内流通にも投入し、輸出入フィーダー貨物、国内動脈貨物、国内静脈貨物の3種類の貨物を一体的に取り扱う事によって規模の経済を実現。
我が国流通の省エネ化、低コスト化、多ルート化を目指すものです。
本船は2016年1月の竣工を予定しており、事業企画書に記載の通り2015年度中には「400TEU型コンテナ船」と共に当社の国内基幹航路に就航する事となります。
一方、我が国にはISO規格海上コンテナの国内流通目的での使用を想定していない制度や考え方が未だ色濃く残っております。この為、事業企画書とは別に「参考資料」として取り纏めた、港湾コンテナターミナルのデザインやISO規格コンテナトレーラにおける道路法・道路運送車両法上の二重基準(※)などについては、「一日も早い是正」を強く求めて参ります。
(※)ISO規格コンテナトレーラにおける道路法・道路運送車両法上の二重基準
ISO規格海上コンテナ用トレーラ車両の技術基準と通行許可の許認可基準が輸出入を目的とした場合と国内流通を目的とした場合に分かれて規制されているものです。例えば40FTコンテナの場合、輸出入を目的とした場合にはトラクタ駆動輪の軸重が条件付きで11.5トンまで認められているのに対し、国内流通を目的とした場合は同10.0トンまでと定められています。この「軸重問題」など制度上の二重基準によって、国内流通目的の40FTコンテナはISOフル積載から見て25%の減トンを余儀なくされています。
井本商運株式会社
旭洋造船株式会社
阪神内燃機工業株式会社

■新造船 主要目■
全長 134.00m 幅 21.00m 深さ 9.20m 喫水 6.00m
総トン数 約7,200トン 載貨重量 約6,800トン (540TEU)
主機 川崎-MAN B&W 7S35MC7.1(阪神内燃機工業)
建造 旭洋造船株式会社
竣工 2016年1月予定
井本商運株式会社は、旭洋造船株式会社(本社下関市、越智勝彦社長)に、新造コンテナ船1隻を発注しました。
本船は、2013年11月に竣工した当社運航船で現在国内最大の「400TEU型コンテナ船(船名:さがみ)」を上回る
540TEU型で、近海コンテナ船並みの大型船型となります。
本船には、旭洋造船が開発し特許を取得した風圧抵抗の少ないエコ型船型「球状船首」を採用しました。
水線上の船首形状を球状にすることにより、風圧抵抗を低減すると同時に軽量かつ強度の高い構造が実現できます。
また、ブリッジと居住区を船首部に配することで、従来型のコンテナ船に比べて良好な視界を確保し、
尚且つ積み付け効率を向上させます。
これら革新的技術に基づく低燃費性や安全性は本船の特徴のひとつであり、経済産業省と国土交通省 が公募した
平成25年度「革新的省エネ型海上輸送システム実証事業」に認定されています。
当社は、2013年11月15日付で平成26年度「阪神港利用促進プロジェクト」に事業企画書を提出しました通り、
2015年度中の次世代型「国内海上コンテナ輸送網」構築を目指しております。
これは、今やグローバル経済の流通における世界標準となったISO規格海上コンテナを輸出入のみならず国内流通にも投入し、輸出入フィーダー貨物、国内動脈貨物、国内静脈貨物の3種類の貨物を一体的に取り扱う事によって規模の経済を実現。
我が国流通の省エネ化、低コスト化、多ルート化を目指すものです。
本船は2016年1月の竣工を予定しており、事業企画書に記載の通り2015年度中には「400TEU型コンテナ船」と共に当社の国内基幹航路に就航する事となります。
一方、我が国にはISO規格海上コンテナの国内流通目的での使用を想定していない制度や考え方が未だ色濃く残っております。この為、事業企画書とは別に「参考資料」として取り纏めた、港湾コンテナターミナルのデザインやISO規格コンテナトレーラにおける道路法・道路運送車両法上の二重基準(※)などについては、「一日も早い是正」を強く求めて参ります。
(※)ISO規格コンテナトレーラにおける道路法・道路運送車両法上の二重基準
ISO規格海上コンテナ用トレーラ車両の技術基準と通行許可の許認可基準が輸出入を目的とした場合と国内流通を目的とした場合に分かれて規制されているものです。例えば40FTコンテナの場合、輸出入を目的とした場合にはトラクタ駆動輪の軸重が条件付きで11.5トンまで認められているのに対し、国内流通を目的とした場合は同10.0トンまでと定められています。この「軸重問題」など制度上の二重基準によって、国内流通目的の40FTコンテナはISOフル積載から見て25%の減トンを余儀なくされています。
井本商運株式会社
旭洋造船株式会社
阪神内燃機工業株式会社
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新規認定はされていません。
多くの皆様に誤解なきよう、宜しくお願いします。
大型フェリーや外航自動車船にも勤務しましたが、オモテハウスはどうにもお薦めできませんが,,,