2014.04.15 カテゴリ: 新造船
祝 竣工 746GT型アスファルトタンカー 悠陽丸
本日、就航 吉田海運の746GTアスファルトタンカー 悠陽丸
THE現場主義の吉田社長のこだわりが随所に見られる船になっています

悠揚丸【Yuyo Maru】 吉田海運 昭和日タン 746GT 1314㎥【アスファルト】
2014.04 浅川造船 赤阪鐵工所 AX33BR 2000ps
省エネ作動油 スーパーハイランドSE32 採用(JX日鉱エネルギー・天宗)
舶用ガラスコーティングB-SAFE 採用(ハブネスインダストリー)
荷役ラインの防錆にアクトテープ300を採用

ブリッジ

操舵室

ファンネルは昭和日タン
風格のあるファンネルです


立派なレーダーマストです
配線はマストin

ベントを兼ねたフォアマスト 転落防止ガイド付き(これがあるのとないとでは安心感が全く違います)

ウインチはエスケエ鉄工 SKウインチ

フェアリーダーもちょっとこだわりスタイルです
この距離だとこの位置がベストかもしれませんね

二連ユニバーサルローラー

エスケエ鉄工 SKウインチ 芯棒FRP巻き

エスケエ特製 手動遠隔操作ハンドル メーカー設計ですので芯出しもバッチリ 切換え弁にも負担がかかりません

エスケエ鉄工・JX日鉱エネルギー・天宗 共同省エネプロジェクト
作動油に省エネ作動油 スーパーハイランドSE32 採用
モーター音の低下やウインチの長寿命などが見込まれます
タンカーにおけるウインチトラブルは、修繕費以上のものを失う場合がありますのでウインチにこだわる方が多いです

小さいですがSE32のステッカーが貼られています

バルブも断熱巻きです

巨大マンホール ドラム缶もすっぽり入ります
コールタールは、経年すると残渣がこびりつき積トンも減り始めるそうです
ドックinした際には人海戦術で削岩機で取り除いて元のキャパに戻すそうです

防錆にアクトテープ300を採用

ターミナルなんかでもよく使われているそうです







ポンプ室

バンカーステーション

C重油 目視用ハッチ付きエア抜き
センサーやオーバーフロータンクも重要ですが、最後はヒューマンです

デッキはノンスリップ加工 スピルタンク構造がいいですね

トモ ムアリングウインチ

船内探訪

操舵室窓に舶用ガラスコーティングB-SAFE 採用(ハブネスインダストリー)

見てくださいこの透明度!!右下あたり見れば窓越し撮影がわかります。防汚性能もありますので効果が持続します
高性能レーダー ECDISをはじめとする電子海図 いくら技術が発達しようと最後は当直者の目視です
操舵室のガラスも航海当直には大切な道具と言えます
それで安全が買えるなら安いものです!安全=信頼 安全=企業価値です

機関長室


キッチンギャレー


食堂

サロン・事務室

洗濯場・浴室

タイマーストップの高級な混合栓がついてました

主機は赤阪鐵工所 AX33BR 2000ps

ボンネットカバー式


機関制御室

オイラはボイラ三浦のボイラ 知っている人は知っている
アスファルト船の命です

749GTクラスですがスペース的には結構厳しいです

補機 ヤンマー 6HAL2-WDT 200kw 225KVA

吉田海運株式会社
昭和日タン株式会社
浅川造船株式会社
株式会社赤阪鐵工所
ヱスケヱ鉄工株式会社
株式会社天宗
ハブネスインダストリー
【順不同】
御就航誠におめでとうございます。悠陽丸の安全航海と吉田海運株式会社の今後のご活躍を期待しています
浅川造船の新造見学は初めてでしたがケミカルタンカー オンリーONEの浅川と言われヨーロッパを中心とした厳しい仕様にも対応しているだけあって、仕上げも素晴らしいものでした。
二回ほど見学させてもらいましたが、室内の手すりを工員さんが何時間もピカールで磨いているのを見た時には船主様にいい船を提供する志を持った造船所だなと思いました
船の良し悪しは、性能はもちろんですが、大事なのは船主に良い船を提供すると言う仕上げと職人魂だと思います
監督及び船主さんも時には厳しくならないといけない時もありますが無茶は言ってはいけません
船は船主・造船所・主機メーカー・各関連メーカー・各営業マン・工員の共同作品だと思います
THE現場主義の吉田社長のこだわりが随所に見られる船になっています

悠揚丸【Yuyo Maru】 吉田海運 昭和日タン 746GT 1314㎥【アスファルト】
2014.04 浅川造船 赤阪鐵工所 AX33BR 2000ps
省エネ作動油 スーパーハイランドSE32 採用(JX日鉱エネルギー・天宗)
舶用ガラスコーティングB-SAFE 採用(ハブネスインダストリー)
荷役ラインの防錆にアクトテープ300を採用

ブリッジ

操舵室

ファンネルは昭和日タン
風格のあるファンネルです


立派なレーダーマストです
配線はマストin

ベントを兼ねたフォアマスト 転落防止ガイド付き(これがあるのとないとでは安心感が全く違います)

ウインチはエスケエ鉄工 SKウインチ

フェアリーダーもちょっとこだわりスタイルです
この距離だとこの位置がベストかもしれませんね

二連ユニバーサルローラー

エスケエ鉄工 SKウインチ 芯棒FRP巻き

エスケエ特製 手動遠隔操作ハンドル メーカー設計ですので芯出しもバッチリ 切換え弁にも負担がかかりません

エスケエ鉄工・JX日鉱エネルギー・天宗 共同省エネプロジェクト
作動油に省エネ作動油 スーパーハイランドSE32 採用
モーター音の低下やウインチの長寿命などが見込まれます
タンカーにおけるウインチトラブルは、修繕費以上のものを失う場合がありますのでウインチにこだわる方が多いです

小さいですがSE32のステッカーが貼られています

バルブも断熱巻きです

巨大マンホール ドラム缶もすっぽり入ります
コールタールは、経年すると残渣がこびりつき積トンも減り始めるそうです
ドックinした際には人海戦術で削岩機で取り除いて元のキャパに戻すそうです

防錆にアクトテープ300を採用

ターミナルなんかでもよく使われているそうです







ポンプ室

バンカーステーション

C重油 目視用ハッチ付きエア抜き
センサーやオーバーフロータンクも重要ですが、最後はヒューマンです

デッキはノンスリップ加工 スピルタンク構造がいいですね

トモ ムアリングウインチ

船内探訪

操舵室窓に舶用ガラスコーティングB-SAFE 採用(ハブネスインダストリー)

見てくださいこの透明度!!右下あたり見れば窓越し撮影がわかります。防汚性能もありますので効果が持続します
高性能レーダー ECDISをはじめとする電子海図 いくら技術が発達しようと最後は当直者の目視です
操舵室のガラスも航海当直には大切な道具と言えます
それで安全が買えるなら安いものです!安全=信頼 安全=企業価値です

機関長室


キッチンギャレー


食堂

サロン・事務室

洗濯場・浴室

タイマーストップの高級な混合栓がついてました

主機は赤阪鐵工所 AX33BR 2000ps

ボンネットカバー式


機関制御室

オイラはボイラ三浦のボイラ 知っている人は知っている
アスファルト船の命です

749GTクラスですがスペース的には結構厳しいです

補機 ヤンマー 6HAL2-WDT 200kw 225KVA

吉田海運株式会社
昭和日タン株式会社
浅川造船株式会社
株式会社赤阪鐵工所
ヱスケヱ鉄工株式会社
株式会社天宗
ハブネスインダストリー
【順不同】
御就航誠におめでとうございます。悠陽丸の安全航海と吉田海運株式会社の今後のご活躍を期待しています
浅川造船の新造見学は初めてでしたがケミカルタンカー オンリーONEの浅川と言われヨーロッパを中心とした厳しい仕様にも対応しているだけあって、仕上げも素晴らしいものでした。
二回ほど見学させてもらいましたが、室内の手すりを工員さんが何時間もピカールで磨いているのを見た時には船主様にいい船を提供する志を持った造船所だなと思いました
船の良し悪しは、性能はもちろんですが、大事なのは船主に良い船を提供すると言う仕上げと職人魂だと思います
監督及び船主さんも時には厳しくならないといけない時もありますが無茶は言ってはいけません
船は船主・造船所・主機メーカー・各関連メーカー・各営業マン・工員の共同作品だと思います
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