船員問題は、長年テーマとして語られてきましたが、団塊の世代がバリバリの現役の為、近い将来の大問題くらいの感じでした
しかしここ2-3年、この問題は顕著に現れ、バリバリだった段階の世代がヨボヨボになり始め
あそこの会社が労務倒産したなどとの風のウワサも流れるようになってきました
大手の組合でさえ、若手の休暇が回ってこなくて6ヶ月7ヶ月乗船と言う事例も耳にしました
用船料は、相場で語られることが多く、プライスリーダーの大手がこれくらいアップしたから、じゃあこれだけで・・・
船員法改正で船員を増員しないといけなかった時も大手が70万だったらじゃあ50万くらいで・・・と
相場が左右してきた歴史があります
人は量り売りではございません。50万円分の船員なんていません
人件費コストも足し算ではなく、その相場の用船料から引き算していかないといけません
船員不足の為、人件費も高騰ぎみです
安全と育成は“ただ”ではありません。
それでも、皆さん内航の未来の為に自社努力をしています
しかし、自社努力だけじゃどうにもならない状況になりつつあります
新6級制度や海洋共育センターなど団体レベルでの活動も本格化していますが、私の個人的意見を述べさせてもらうと
・6級海技免状の履歴撤廃
(もちろん1隻につき一人までの条件付きです。これにより、199-499GTでの船員育成が低コストで可能になります
履歴が半年だろうが2-3週間だろうが新人には代わりありません)
・海運局の端末の手取り募集の廃止(総額表示)
・海技系学校の生徒の新造船見学(目標・あこがれを作ってあげる。想像している職場と現実とのギャップを埋めてあげる)
・子どもたちへ船を見る機会 見学する機会 進水式への見学機会を作る
船員不足なのに船員になりたい未経験者の門戸が狭い内航海運
子どもたちのなりたい職業ランキング(乗り物編)ランク外の内航海運
内航海運の未来は、自分たちで作っていくしかありません
船員不足は、若者たちにチャンスを与えてあげなければ解決しません
そして、我々大人がそのチャンスを作ってあげなければなりません
過去に参加させてもらった、未来の船員プロジェクト
日本初!就業体験型 海上試運転 第五金洋丸
次の時代を切り開く 内航海運活性化プロジェクト
天草マリン同志会主催 『貨物船 体験乗船 at 飛鳥丸』
体験後の生徒の目を見ると、本当に素晴らしい経験だったと思います。残念なことに、法的解釈の問題やコストの問題・竣工スケジュールの問題等などで次になかなかつながらないのが現実です
国土交通省には、もう少し法律の拡大解釈を願いたい。少なくとも船員になるべく基本的な知識を勉強している生徒なんですから
私も、自社の中で何かできることはないだろうかと考え、竣工前に宇和島水産高校の専攻科生徒を招き見学してもらいました

そして、カーゴ若手船主何社かに声をかけさせてもらって意見交換会をしました。
残念ながら、カーゴ希望の生徒はいませんでしたが何かを感じてくれたのではないでしょうか?
宇和島水産生徒の見学の様子はこちら→愛媛県立宇和島水産高等学校 海洋技術科・教育活動等ブログ
生徒の感想文はこちら→感想文
そして、竣工前の日曜日 もう少し先の未来の船員にも見学してもらいました
私の友人の子供で、彼の両親も周りも全く船には関わってない環境です

子どもたちにブリッジ見せたら大喜びです


本船の進水式の動画を見た彼の短冊には・・・・

えひめ丸航海実習へ…宇和島水産高
皆さん、いろんな理由や影響でこの内航業界に入ってきたのだと思います
自分たちの職業に自信と誇りを持てる業界にしていきたいですね
船乗り=マグロ? 漁師?
ではなく・・・
船乗り=カーゴ?タンカー?
と言われる日を目指して・・・
しかしここ2-3年、この問題は顕著に現れ、バリバリだった段階の世代がヨボヨボになり始め
あそこの会社が労務倒産したなどとの風のウワサも流れるようになってきました
大手の組合でさえ、若手の休暇が回ってこなくて6ヶ月7ヶ月乗船と言う事例も耳にしました
用船料は、相場で語られることが多く、プライスリーダーの大手がこれくらいアップしたから、じゃあこれだけで・・・
船員法改正で船員を増員しないといけなかった時も大手が70万だったらじゃあ50万くらいで・・・と
相場が左右してきた歴史があります
人は量り売りではございません。50万円分の船員なんていません
人件費コストも足し算ではなく、その相場の用船料から引き算していかないといけません
船員不足の為、人件費も高騰ぎみです
安全と育成は“ただ”ではありません。
それでも、皆さん内航の未来の為に自社努力をしています
しかし、自社努力だけじゃどうにもならない状況になりつつあります
新6級制度や海洋共育センターなど団体レベルでの活動も本格化していますが、私の個人的意見を述べさせてもらうと
・6級海技免状の履歴撤廃
(もちろん1隻につき一人までの条件付きです。これにより、199-499GTでの船員育成が低コストで可能になります
履歴が半年だろうが2-3週間だろうが新人には代わりありません)
・海運局の端末の手取り募集の廃止(総額表示)
・海技系学校の生徒の新造船見学(目標・あこがれを作ってあげる。想像している職場と現実とのギャップを埋めてあげる)
・子どもたちへ船を見る機会 見学する機会 進水式への見学機会を作る
船員不足なのに船員になりたい未経験者の門戸が狭い内航海運
子どもたちのなりたい職業ランキング(乗り物編)ランク外の内航海運
内航海運の未来は、自分たちで作っていくしかありません
船員不足は、若者たちにチャンスを与えてあげなければ解決しません
そして、我々大人がそのチャンスを作ってあげなければなりません
過去に参加させてもらった、未来の船員プロジェクト
日本初!就業体験型 海上試運転 第五金洋丸
次の時代を切り開く 内航海運活性化プロジェクト
天草マリン同志会主催 『貨物船 体験乗船 at 飛鳥丸』
体験後の生徒の目を見ると、本当に素晴らしい経験だったと思います。残念なことに、法的解釈の問題やコストの問題・竣工スケジュールの問題等などで次になかなかつながらないのが現実です
国土交通省には、もう少し法律の拡大解釈を願いたい。少なくとも船員になるべく基本的な知識を勉強している生徒なんですから
私も、自社の中で何かできることはないだろうかと考え、竣工前に宇和島水産高校の専攻科生徒を招き見学してもらいました

そして、カーゴ若手船主何社かに声をかけさせてもらって意見交換会をしました。
残念ながら、カーゴ希望の生徒はいませんでしたが何かを感じてくれたのではないでしょうか?
宇和島水産生徒の見学の様子はこちら→愛媛県立宇和島水産高等学校 海洋技術科・教育活動等ブログ
生徒の感想文はこちら→感想文
そして、竣工前の日曜日 もう少し先の未来の船員にも見学してもらいました
私の友人の子供で、彼の両親も周りも全く船には関わってない環境です

子どもたちにブリッジ見せたら大喜びです


本船の進水式の動画を見た彼の短冊には・・・・

えひめ丸航海実習へ…宇和島水産高
皆さん、いろんな理由や影響でこの内航業界に入ってきたのだと思います
自分たちの職業に自信と誇りを持てる業界にしていきたいですね
船乗り=マグロ? 漁師?
ではなく・・・
船乗り=カーゴ?タンカー?
と言われる日を目指して・・・
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