2014.12.26 カテゴリ: 海難事故
貨物船沈没、海上保安庁による乗組員救助の瞬間
連日、荒天を起因とする海難事故が続いています。
統計を取ったわけではありませんが、海難事故がつづく時には本当に続きます
青森県鰺ケ沢町の北西沖で26日、カンボジア船籍の貨物船「Ming Guang」号(1915トン)が沈没し、
海に投げ出された乗組員10人を海上保安庁が救助した海難事故
おそらくGoProの映像だと思われますが救助した海上保安官には敬意を表したいと思います
残念ながら3名亡くなったのですが逆に言えば、真冬の日本海に投げ出され10名も助かったのです
助かった要因としては、映像を見てわかる通り イマーションスーツの着用
船舶設備規定
①イマーション・スーツの備付け
1)国際航海に従事する総トン数 500 トン以上の貨物船
2)遠洋・近海区域を航行する総トン数 500 トン以上の貨物船(限定近海船を除く。)
3)総トン数 500 トン以上の漁船
イマーションスーツ一着約10万円です⇒イマーションスーツ
10万円で命が助かる可能性が増えるなら安いものです。
命を守る本当の安全を全船義務化しないで意味のないとこを義務化していく規制
新ILOなんて最たるものです
クリアハイト203cm 日本人なら98パーセントの船員がクリアハイト195あればヘルメットかぶって室内にいても快適に過ごせます
逆にクリアハイトが高くなるとスタビリティの低下 積みトン減少による不経済船
それでも旧ILOの貨物ロットに近づけようと設計することによる耐荒性の減少
ようするに船員にも荷主にも良くない船ができるのです。今まで走れてた荒天(運航管理規程内)も走れなくなります。
今まで積めてたトン数も積めなくなります。(特に499GT貨物船)
水も油も以前のように積めず長距離航海に支障がでます(バンカー場所指定の会社が多い為)
世界の労働者の労働条件と生活水準の改善を目的とする国連最初の専門機関であるべきILOが内航船員にとっては最悪な船を造る条約であることをもう少し考えるべきではないでしょうか
少なくとも外売までは国際航海しない内航船がほとんどなんですから、200t以下の拡大解釈をもっと広げるべきではないでしょうか
統計を取ったわけではありませんが、海難事故がつづく時には本当に続きます
青森県鰺ケ沢町の北西沖で26日、カンボジア船籍の貨物船「Ming Guang」号(1915トン)が沈没し、
海に投げ出された乗組員10人を海上保安庁が救助した海難事故
おそらくGoProの映像だと思われますが救助した海上保安官には敬意を表したいと思います
残念ながら3名亡くなったのですが逆に言えば、真冬の日本海に投げ出され10名も助かったのです
助かった要因としては、映像を見てわかる通り イマーションスーツの着用
船舶設備規定
①イマーション・スーツの備付け
1)国際航海に従事する総トン数 500 トン以上の貨物船
2)遠洋・近海区域を航行する総トン数 500 トン以上の貨物船(限定近海船を除く。)
3)総トン数 500 トン以上の漁船
イマーションスーツ一着約10万円です⇒イマーションスーツ
10万円で命が助かる可能性が増えるなら安いものです。
命を守る本当の安全を全船義務化しないで意味のないとこを義務化していく規制
新ILOなんて最たるものです
クリアハイト203cm 日本人なら98パーセントの船員がクリアハイト195あればヘルメットかぶって室内にいても快適に過ごせます
逆にクリアハイトが高くなるとスタビリティの低下 積みトン減少による不経済船
それでも旧ILOの貨物ロットに近づけようと設計することによる耐荒性の減少
ようするに船員にも荷主にも良くない船ができるのです。今まで走れてた荒天(運航管理規程内)も走れなくなります。
今まで積めてたトン数も積めなくなります。(特に499GT貨物船)
水も油も以前のように積めず長距離航海に支障がでます(バンカー場所指定の会社が多い為)
世界の労働者の労働条件と生活水準の改善を目的とする国連最初の専門機関であるべきILOが内航船員にとっては最悪な船を造る条約であることをもう少し考えるべきではないでしょうか
少なくとも外売までは国際航海しない内航船がほとんどなんですから、200t以下の拡大解釈をもっと広げるべきではないでしょうか
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