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海運ニュース

2015.01.24    カテゴリ:  エンジン 

   世界初!低速4サイクル電子制御機関 阪神内燃機工業LH46LAE 4500ps

1月20日に阪神内燃機工業播磨工場にて完成 公試運転を行った低速4サイクル電子制御エンジン LH46LAE
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■機関要目■
低速4サイクル 電子制御機関 LH46LAE
3309kw(4500ps) 220min-1【CPP仕様】
高度船舶安全管理システム HANASYS EXPERT搭載
建造造船所 株式会社三浦造船所
8600DW型セメント船向け
JRTT・株式会社中津留組 共有船

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従来機のLH46LA型をベースに燃料噴射を電子制御化
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LH46LAと違うのが油圧ユニットとの関係で油圧動弁がS側(右舷)に移動
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タペット式とは違い、油圧動弁構造の設計の自由度が生かされています
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電子制御化された燃料噴射ポンプユニット
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電子制御弁及び油圧アクチュエーターにより任意のタイミングでプランジャを動かし最適な燃料噴射圧力波形が作れます
その事により、通常は85%負荷を最高のマッチングに持っていく負荷率と燃料消費率の燃費カーブが
どのタイミングでも平均的なマッチングラインになり、低負荷時のNOX削減や低負荷時の主機の負担軽減につながります
この注目度は、海運のみならず経済界からも注目されたようです
阪神内燃機工業 <6018> が急伸、寄り付き直後に63円高(29.30%高)
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従来、カム軸駆動による燃料噴射だったものが油圧駆動になり、必要になるポンプユニット
エンジン場の配置やエンジン形状を考慮してポンプユニットは別置きです
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過給器は、ABB
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また、このセメント船には、高度船舶安全管理システム HANASYS EXPERTが搭載されます
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人財不足を高度な技術で補うことで、安全運航 安全航海につながります
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機関故障などにつながる現象を初期段階から船陸間で把握できます
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電子制御部分はナブテスコです
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日本独自の低速4サイクルエンジン
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阪神内燃機工業 LH46LAE 世界初号機 完成記念セレモニー
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関係者がレッドカーペットから入場です
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阪神内燃機工業 木下社長ご挨拶
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花束贈呈
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播磨工場をバックに記念撮影
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川元工場長の号令で主機始動!
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17時まで陸上運転及び各種試験を行い夕刻より、完成披露パーティ
阪神内燃機工業 今村常務ご挨拶
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船主殿に記念パネル贈呈
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オペレーター様による乾杯
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数々の進水式に出ている、営業部の案で本日の式典内容のビデオが流されました
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また、技術部による開発秘話など、2004年から開発に着手し、足かけ10年ここに世界初号機が完成したのも
携わった関係者の苦労があったからこそだと思います
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最後は、三浦造船所 園田取締役による一本締め
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こう言った、世界初号機を搭載できる船を建造できるのも、三浦造船所が特殊船の三浦と言われる所以でしょうか

セメント船は、通常の主機選定と違い、荷役能力で主機が決まるそうです。ただ荷役能力を増強してしまうと航海には、
オーバーパワーになり燃料削減の為に、低負荷運航を強いられるカタチとなります。
低負荷運航は、燃料消費量においては削減できますが、燃料消費率では、良くない部分の燃費カーブ位置にあり、
NOX排出や長期間低負荷による主機ダメージなどが考えられます
車で考えると、前に制限速度以下で走っている車がいて一車線で抜けない。運転者のイライラがNOXでありフランであり、
主機ダメージ(胃痛)なのです。電子制御によりあらる場面でのイライラがなくなり、平常心で心穏やかに健康な生活を送れます
電子制御による噴射タイミングにより、主機荷役時には、荷役モードとして最適な燃料噴射と伴に駆動し、
航海時には、航海モードとして低負荷でも最適な燃料噴射で省エネ運航につながります
10年後20年後のスタンダードは、誰かの一歩から始まります。まだまだ、電子制御部分が高価な製品ですが
日本の内航海運市場 低速4サイクルにおいて最適性能を発揮できる、将来あるべき姿だと思います
20年後、私が主機選定をする際に、どのラインナップも電子制御化されている事を期待して
2015年1月20日 低速4サイクル電子制御エンジンの誕生に立ち会えたことを感謝したいと思います

2018年に100周年を迎える阪神内燃機工業
Steady Innovation & Evolution 100


阪神内燃機工業株式会社

阪神技術ニュース

太平洋セメント株式会社

株式会社ジェネック

東海運株式会社

独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構【JRTT】

株式会社中津留

ナブテスコ株式会社

【順不同】
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世界初の4サイクルディーゼルエンジン御目出度いですね、現代の機関場員でもメンテや修理は出来るのでしょうか?

管理人さんは進宝丸の船員でしょうか?
電子制御部分以外は、従来の低速4サイクル機ベースですので機関部の作業は、そんなに大差ありません。電子制御の部分は、二重化されています。






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