2015.06.02 カテゴリ: 天草マリン同志会
天草マリン同志会 主催 体験乗船会
先日、三浦造船所にて竣工した大寿汽船株式会社の746GT貨物兼用ガット船 第八大伸丸にて体験乗船会を行いました
乗船したのは、熊本県立拓心高等学校マリン校舎(旧苓明高校、旧河浦高校、旧苓洋高校の3校を統合)の生徒

第八大伸丸【Daishin Maru No8】大寿汽船 NSユナイテッド内航海運 746GT 2370DW【限定近海】
2015.5 三浦造船所 阪神内燃機工業 LH38LG 3000ps

NSユナイテッド内航海運









第二回目となる天草マリン同志会主催の体験乗船 私としては、第五金洋丸 飛鳥丸 第八大伸丸と三回目の体験乗船会です。
船員不足は、業界の共通問題ですが、船員不足だ船員不足だと言いながら、どれだけの会社がこのような本気の草の根活動をしているでしょうか?
この三社に共通しているのは自社の為だけと言う考えではなく、たとえ自社の雇用に繋がらなくとも、業界に一人でも船員が増えてくれたら良いと言う考えです。
そして、どの回にも共通するのが生徒たちの目の輝き、練習船では味わえない機器類や雰囲気。それがモチベーション、将来の憧れに繋がり、帰ってからの勉強意欲に繋がります。
子供たちに船を見る機会・知る機会・携わる機会をもっと作らないと、ピント外れのパンフレットを作って配っても船員は増えません。
海技系の学校の生徒には、学校で学んでいる事と実際の現場のギャップをすこしでもイメージさせてあげる事が、就職定着率に繋がります。残念ながら、若手の早期離職率もギャップが原因だと思われます。
考えてみれば、商船経験があまりない(あったとしても外航やフェリーなど)先生が生徒へ内航船とは何ぞやと教えるわけですから無理もありません。
民間の未組織会社でも、ここまでできるんです。もちろん油代や諸費用コストがかかります。造船所や海運局、オペレーターや学校、協力者がいないと成り立ちません。
大手組合様、休暇が回ってこない現場の船員の為にもこう言った、雇用に繋がるイベントを行ってくれませんか?
組合船だろうが未組織船だろうが、まずは船員を増やす努力が必要です。
こう言った体験乗船じゃなくとも新造船の見学会をするだけでも違います。
組合費で無味な裁判したり海外視察行く事も大切かもしれませんがこう言った事に組合費が使われるなら、休暇が回ってこない船員も少しは報われるのではないでしょうか?
新6級制度で少しは、船乗りへの道も開けましたが、まだまだ船乗りになりたい人がなれない(受け入れ側のコストが高い)状況です
6級なんて履歴なしの座学だけで良いと思います。半年履歴付けようが半人前の新人には変わりありません
船員不足と言いながら船員があまり増えてもらっては困ると言う仕組みにしか見えません
内航船を世間に知ってもらう機会として先日のバリシップもありましたが、現在ネット上で内航船をもっと知ってもらおうと言う活動が始まっています
7月15日を内航船の日と定め7月15日から海の日の7月20日までを内航船の魅力をPR期間としています

内航船の絵本を製作中の作家さんもいます。
内航船をもっと知る機会・見る機会が増える事を期待しています。
乗船したのは、熊本県立拓心高等学校マリン校舎(旧苓明高校、旧河浦高校、旧苓洋高校の3校を統合)の生徒

第八大伸丸【Daishin Maru No8】大寿汽船 NSユナイテッド内航海運 746GT 2370DW【限定近海】
2015.5 三浦造船所 阪神内燃機工業 LH38LG 3000ps

NSユナイテッド内航海運









第二回目となる天草マリン同志会主催の体験乗船 私としては、第五金洋丸 飛鳥丸 第八大伸丸と三回目の体験乗船会です。
船員不足は、業界の共通問題ですが、船員不足だ船員不足だと言いながら、どれだけの会社がこのような本気の草の根活動をしているでしょうか?
この三社に共通しているのは自社の為だけと言う考えではなく、たとえ自社の雇用に繋がらなくとも、業界に一人でも船員が増えてくれたら良いと言う考えです。
そして、どの回にも共通するのが生徒たちの目の輝き、練習船では味わえない機器類や雰囲気。それがモチベーション、将来の憧れに繋がり、帰ってからの勉強意欲に繋がります。
子供たちに船を見る機会・知る機会・携わる機会をもっと作らないと、ピント外れのパンフレットを作って配っても船員は増えません。
海技系の学校の生徒には、学校で学んでいる事と実際の現場のギャップをすこしでもイメージさせてあげる事が、就職定着率に繋がります。残念ながら、若手の早期離職率もギャップが原因だと思われます。
考えてみれば、商船経験があまりない(あったとしても外航やフェリーなど)先生が生徒へ内航船とは何ぞやと教えるわけですから無理もありません。
民間の未組織会社でも、ここまでできるんです。もちろん油代や諸費用コストがかかります。造船所や海運局、オペレーターや学校、協力者がいないと成り立ちません。
大手組合様、休暇が回ってこない現場の船員の為にもこう言った、雇用に繋がるイベントを行ってくれませんか?
組合船だろうが未組織船だろうが、まずは船員を増やす努力が必要です。
こう言った体験乗船じゃなくとも新造船の見学会をするだけでも違います。
組合費で無味な裁判したり海外視察行く事も大切かもしれませんがこう言った事に組合費が使われるなら、休暇が回ってこない船員も少しは報われるのではないでしょうか?
新6級制度で少しは、船乗りへの道も開けましたが、まだまだ船乗りになりたい人がなれない(受け入れ側のコストが高い)状況です
6級なんて履歴なしの座学だけで良いと思います。半年履歴付けようが半人前の新人には変わりありません
船員不足と言いながら船員があまり増えてもらっては困ると言う仕組みにしか見えません
内航船を世間に知ってもらう機会として先日のバリシップもありましたが、現在ネット上で内航船をもっと知ってもらおうと言う活動が始まっています
7月15日を内航船の日と定め7月15日から海の日の7月20日までを内航船の魅力をPR期間としています

内航船の絵本を製作中の作家さんもいます。
内航船をもっと知る機会・見る機会が増える事を期待しています。
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