2015.10.13 カテゴリ: 勉強会
全海運青年経営者意見交換会
10月8日に小倉にて平成27年度全海運青年経営者意見交換会が開催されました
午前中は、関門海峡海上交通センター(関門マーチス)の見学

比較的、航行量の少ない時間帯でしたが、それでも4人の管制官がレーダーやAISを駆使し、忙しく働いていました。
4人のうち2名は女性管制官でした。


関門マーチス次長さんからの講話
一方通行の情報提供なので、手紙でも電話でも良いので現場からの意見は、どんどん欲しいそうです
現場として改善して欲しいのは、
・来島海峡での追い越し禁止の改善。
鈍足の外国船による大渋滞でストップエンジンしないといけない場合があり、運転不自由で危険を誘発する
・鳴門海峡の管制強化
大阪マーチスからの呼びかけも聞こえるようになってきたが、潮汐表も持ってないような怪しい外国船が逆潮で立ち往生している場合が多数あり、大惨事を誘発する可能性がある

午後からホテルに移動して意見交換会


議題
1.総トン数対策アンケート調査結果と今後の展開のとりまとめについて
・船員不足・育成における部屋数の確保の問題
・旧ILOから新ILO規格になり居住区容積による積みトンへの影響
・タンカーのダブルハル化による貨物容積・居住区への影響
以上のような諸問題を含め、699が749になったような免除トン数的なことができないかと言う議論ですが
500GTと言う一つの大きな法定の壁があって簡単には549GTとはいかないようです。
しかし、昔は(数十年前)499GTで800DWクラスが主流でした。そのあたりから、ほとんど変わってない測度法と用船料
今までなんとかなっているではなく、これからこうあるべきだと言う議論を国交省としないといけないですね
ここからは各班に分かれての意見交換です
2.最近の市況並びに諸問題(船員問題・マイナンバーについて)
・やはりこう言った会での情報交換が自社の問題解決になったり、緩やかな協力に繋がるのではないかと思います。
3.次世代内航海運における事業者と組織のあり方について
テーマ:1.内航事業者としての将来の展望
2.船員問題
3.組合問題
4.広報・PR問題
私は、4の広報・PR問題についての班で意見交換させてもらいました。
私の個人的な意見を言わせてもらうと、現状、お金をかけた割にトンチンカンなPR・広告が多い。
現場を経験していない人が内航海運(船の現場)を伝えようとするのだから無理なのかもしれません。
内航海運全体のPRは、現状でも良いのかもしれません。ただし、多くの子供たちが船を乗り物の一つとして認識してくれるくらい
見る機会・知る機会・携わる機会を増やして欲しいです。その意味では、今年の海の日の取り組み(船の見学)は良かったと思います
そして、我々事業者においては、船員を直接増やすPR・活動に主導権と予算を回して欲しいです。
新造船体験乗船は、是非とも業界として推進して欲しいです。
パンフレットやDVD、TVなどメディアを使う事でも意味ある内容と狙い定めたターゲットが必要です
船員不足は大前提ですが、労働者不足は内航だけではありません。掘り起こしや、ミスマッチをなくすだけでも
小さな改善につながるのではないでしょうか。
業界や組合に投げかけるよりも、船員不足待ったなし!労務倒産待ったなし!で自助努力に切り替えている会社も多数あります。
こちらは、天草マリン同志会が主体となって作成した船員PRパンフレットです。
非常によくできたパンフレットです。これと、業界が作ったピントのズレたパンフレットを一緒に配ると
より効果的に伝えられるのではないでしょうか。
船の仕事を知る(天草マリン同志会パンフレット)→船乗りになる道・学校を知る(業界団体・組合のパンフレット)
また、配布ターゲットも船員ドコロや働き場所の少ない地方などにフォーカスを当てると良いと思います
乗船中は、不在ですが税金は地元に落としてくれる船員。地方創世の一役になるのではないでしょうか

内航.COM製作 内航船の日PR DVD
【中島みゆきの再生ボタンを押して内航船の日の再生ボタンを押すと良いと思います】
推奨BGM
私は、全内船所属なのでオブザーバーと言うカタチで参加させてもらいました。
上の人と近い状況でのこう言った取り組みは、大切なことだと思います。
やってる仕事と抱えている問題は一緒です。各組合単位ではなく、国交省と内航総連と若手の直接的な意見交換ができる場ができる事を期待したいですね
“今までは”じゃなくて“これからは”が大切です
午前中は、関門海峡海上交通センター(関門マーチス)の見学

比較的、航行量の少ない時間帯でしたが、それでも4人の管制官がレーダーやAISを駆使し、忙しく働いていました。
4人のうち2名は女性管制官でした。


関門マーチス次長さんからの講話
一方通行の情報提供なので、手紙でも電話でも良いので現場からの意見は、どんどん欲しいそうです
現場として改善して欲しいのは、
・来島海峡での追い越し禁止の改善。
鈍足の外国船による大渋滞でストップエンジンしないといけない場合があり、運転不自由で危険を誘発する
・鳴門海峡の管制強化
大阪マーチスからの呼びかけも聞こえるようになってきたが、潮汐表も持ってないような怪しい外国船が逆潮で立ち往生している場合が多数あり、大惨事を誘発する可能性がある

午後からホテルに移動して意見交換会


議題
1.総トン数対策アンケート調査結果と今後の展開のとりまとめについて
・船員不足・育成における部屋数の確保の問題
・旧ILOから新ILO規格になり居住区容積による積みトンへの影響
・タンカーのダブルハル化による貨物容積・居住区への影響
以上のような諸問題を含め、699が749になったような免除トン数的なことができないかと言う議論ですが
500GTと言う一つの大きな法定の壁があって簡単には549GTとはいかないようです。
しかし、昔は(数十年前)499GTで800DWクラスが主流でした。そのあたりから、ほとんど変わってない測度法と用船料
今までなんとかなっているではなく、これからこうあるべきだと言う議論を国交省としないといけないですね
ここからは各班に分かれての意見交換です
2.最近の市況並びに諸問題(船員問題・マイナンバーについて)
・やはりこう言った会での情報交換が自社の問題解決になったり、緩やかな協力に繋がるのではないかと思います。
3.次世代内航海運における事業者と組織のあり方について
テーマ:1.内航事業者としての将来の展望
2.船員問題
3.組合問題
4.広報・PR問題
私は、4の広報・PR問題についての班で意見交換させてもらいました。
私の個人的な意見を言わせてもらうと、現状、お金をかけた割にトンチンカンなPR・広告が多い。
現場を経験していない人が内航海運(船の現場)を伝えようとするのだから無理なのかもしれません。
内航海運全体のPRは、現状でも良いのかもしれません。ただし、多くの子供たちが船を乗り物の一つとして認識してくれるくらい
見る機会・知る機会・携わる機会を増やして欲しいです。その意味では、今年の海の日の取り組み(船の見学)は良かったと思います
そして、我々事業者においては、船員を直接増やすPR・活動に主導権と予算を回して欲しいです。
新造船体験乗船は、是非とも業界として推進して欲しいです。
パンフレットやDVD、TVなどメディアを使う事でも意味ある内容と狙い定めたターゲットが必要です
船員不足は大前提ですが、労働者不足は内航だけではありません。掘り起こしや、ミスマッチをなくすだけでも
小さな改善につながるのではないでしょうか。
業界や組合に投げかけるよりも、船員不足待ったなし!労務倒産待ったなし!で自助努力に切り替えている会社も多数あります。
こちらは、天草マリン同志会が主体となって作成した船員PRパンフレットです。
非常によくできたパンフレットです。これと、業界が作ったピントのズレたパンフレットを一緒に配ると
より効果的に伝えられるのではないでしょうか。
船の仕事を知る(天草マリン同志会パンフレット)→船乗りになる道・学校を知る(業界団体・組合のパンフレット)
また、配布ターゲットも船員ドコロや働き場所の少ない地方などにフォーカスを当てると良いと思います
乗船中は、不在ですが税金は地元に落としてくれる船員。地方創世の一役になるのではないでしょうか

内航.COM製作 内航船の日PR DVD
【中島みゆきの再生ボタンを押して内航船の日の再生ボタンを押すと良いと思います】
推奨BGM
私は、全内船所属なのでオブザーバーと言うカタチで参加させてもらいました。
上の人と近い状況でのこう言った取り組みは、大切なことだと思います。
やってる仕事と抱えている問題は一緒です。各組合単位ではなく、国交省と内航総連と若手の直接的な意見交換ができる場ができる事を期待したいですね
“今までは”じゃなくて“これからは”が大切です
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