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海運ニュース

2016.07.06    カテゴリ:  進水式 

   749G/T型コンテナ船「みさき」進水

井本商運株式会社(本社:神戸市)は、7月6日に749G/Tコンテナ専用船「みさき」1870D/W、199TEU積(船主:玉力汽船株式会社)の進水式を広島県小池造船海運にて行いました。
misaki1.jpg

misaki2.jpg
みさき【Misaki】玉力汽船 井本商運 749GT 1870DW 199TEU
小池造船海運 ダイハツディーゼル 6DKM-28eL 2800ps【C重油発停】 CPP
LOA 95.50m B 13.50m D 7.05m
各居室船内LAN・船内Wifi【AISライブジャパン】
AiSHIP plus ライブカメラ【AISライブジャパン】
SKウインチ【ヱスケヱ鐵工】
ホールディングハッチ【八潮工業】
主発電機 ヤンマー 6NY16L-HW 300KVA
軸発  286KVA
スラスター電動CPP 6t
バラストコントロール  遠隔制御型タッチパネル式 【㈱宇津木計器】
A-LF-Sea(超低燃費型塗料) 【日本ペイントマリン㈱】
船尾軸受 テフロンFFベアリング 【ミカサ】
冷却海水ポンプ インバーター制御


~本船「みさき」の特徴~
1) 主な特長
・ダイハツディーゼル製中速主機関駆動軸発電機(PWM装置付)を採用。
 PWM装置とは、軸発電機の回転数が変動しても常に一定周波数、一定電力の正弦波交流電流を船内に
 供給するもので、インバータによる周波数変換システムのため、高効率で幅広い使用回転範囲を持っており、
 軸発単独使用は勿論、独立した発電機との並列運転を常時可能とした。
・主機関は、発停時、入出港時おいて常時C重油の使用を可能とした。
・軸発電機にて航海中の船内消費電力をカバーし、A重油の消費を抑え、運航コストの削減を図る。
・軸発電機を採用したことで、バウスラスターを電動駆動とし、ホールド内の危険物積載区域を拡大した。
・推進器にCPPを装着。推進性能を追求し省エネを図る。
・CPPバウスラスターとフラップラダーの採用により、離着岸性能が向上した。
・荷役の効率化のため、艙内中央にキングビーム、及びセルガイドを設置した。
 また、セルガイド上部を段違いにすることで、荷役スピード向上を図る。
・甲板室を6段構造とし、甲板上に9'6"コンテナを3段積載した場合の視界を確保した。
・ハッチカバーはフォールディングタイプ前後開閉式(6パネルx2sets)を採用した。
2) 冷凍コンテナ積載
・艙内冷凍コンテナ積載のため、排熱対策として通風機及び通風ダクトを設置し、艙内の換気対策を行い、
 40型冷凍コンテナでは艙内32本が積載可能。
 また、艙内と甲板上に電源プラグを56個設置し、軸発電機286kVA×1台、主発電機300kVA×2台を搭載し、
 必要に応じて3台同時運転を行う事が可能。
・冷凍コンテナモニタリングシステムを搭載し、サロンでの集中監視を可能とした。
3) 危険物コンテナ積載
・艙内に火災警報、防爆ファン、防火構造隔壁、CO2消火設備・エジェクター式ビルジ排出装置等を装備し、
 危険物運送適合証を取得。
・上甲板及び艙内(一部区域)に危険物コンテナの火薬類、引火性液体23℃未満を積載可能とした。
4) 航海支援
・積付計算システムを設置することにより、コンテナの積載状態及び復原性を迅速、正確に確認可能。
 また、各種の情報は本船と陸上間のデータ通信により相互確認を行う。
・GPS、AISと連動した電子海図システムを搭載し、本船位置を電子海図画面に表示し、周囲の船舶位置情報
 を表示可能とした。
・航海状況監視カメラを搭載し、インターネット回線を介して船舶と陸上が海象状況や荷役作業進捗の
 画像情報を共有することを可能とした。(船舶は、船長室、一等航海士室、サロン)
・船首尾に監視カメラを設置し、船橋から離着岸作業の様子を確認可能とした。
・各士官室及びサロンに電子海図モニターを設置し、本船の電子海図位置画像を表示可能とした。
・バラスト水遠隔制御装置を船橋及びサロン(タブレット型)に設置し、バラスト水の注排水管理を容易にした。
5) 機関支援
・主機関の使用燃料は、長時間の停泊を除き、発停時、入出港時及び航海時ともにC重油を使用する。
・主機関駆動軸発電機を装備し、PWM装置により軸発電機1台、又は主発電機2台と並列運転できる。
・主機関冷却水の廃熱を利用し、C重油船体付タンクの加熱及び温水供給を可能とした。
・FO清浄機を2台搭載することにより、航海中のメンテナンスを可能とし、バックアップ体制も可能とした。
6) 省エネ効果
・ALC付CPP(可変ピッチプロペラ)を搭載する事で、翼角を制御し常時、機関出力のフル活用が可能。
 また、ALCを付加したことで負荷状況に応じ翼角を自動的に制御し、省エネ効果を高めた。
・日本ペイントマリン製超低燃費型船底防汚塗料「A-LF-Sea」を採用し、7~8%の燃料費削減効果を見込む。
・載貨効率向上の為、船底タンクを左右とサイドタンクで4分割するなど、バラストタンクを細分化した。
7) 船内環境
・居住区エアコンはセントラル式(ダクト式)とし、船橋はダクト式+独立型の併用とする。
・全室にLAN配線を行い、インターネット環境を充実した。またWIFI環境を完備した。
・居住区に温水循環装置を採用し、常時温水利用を可能とすることにより船内生活の利便性を向上させた。
8) 安全対策
・乗下船時における安全性を高めるため、起倒式ターンテーブル付アルミ製両手摺付きタラップを採用した。

井本商運株式会社

玉力汽船株式会社

ダイハツディーゼル株式会社
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