FC2ブログ
企業広告
Google AdSense



出張・訪船のご予約はお早めに!

休暇の乗下船はANA楽パック

ゴルフ場予約サイト:楽天GORA

最近の記事
海運・造船会社要覧(2011)
ジャパネット内航
最近のコメント
月別アーカイブ
カテゴリー
検索フォーム
RSSフィード
リンク
このブログをリンクに追加する
海運ニュース

2018.09.05    カテゴリ:  海難事故 

   走錨事故例と防止【JAPAN P&I】

昨日の台風21号では最大瞬間風速は大阪市で47.4メートルを観測。45メートル以上を観測するのは1961年以来、半世紀ぶり
そのほか最大瞬間風速は和歌山市で57.4メートルと観測地点でこの数字ですので、海上及び海岸沿いでは、これ以上の風も吹いていたと想像されます。

マスコミでも大々的に走錨の事故が放送され、言われっぱなしの頓珍漢なコメンテーターにヤキモキした業界関係者も多かったと思います。
またマスコミで報道されていない、その他、走錨や艀など流出による衝突、港湾設備やクレーンの損壊、高潮浸水など近年稀に見る港湾気象災害だったと思います。その中で、海難における人命損失がなかった事は、奇跡かもしれません。

以前、ある安全会議でJAPAN P&I ロスプリベンション推進部 岡田 卓三さんのセミナーで走錨の講演がありました。

資料:走錨事故例と防止【JAPAN P&I】

PI.jpg

その中で、変針不可能域の話と圧流走錨の話をなんとなく聞いていましたが、大阪湾で走錨しいたPCCとコンテナ船を見ていると
なるほど、やはりそうなるのかと思いました

PCC 圧流走錨状態 この状態だとウインドラスの能力で揚錨は不可能です
26E153B6-6028-494D-9AF0-8FC08A6D44441.jpg
なんとか持ち直しました
4287CE30-3CA6-4F6C-93A4-9E9B1A14B0301.jpg
この広い大阪湾でもかなり流されている事がわかります
2271E669-CD9F-4AFC-8BF2-B644693600C01.jpg
コンテナ船 圧流走錨状態
34D0539F-E8DE-4E89-ABBC-DFEC304316A11.jpg

広い場所での走錨であれば、保針までの時間と距離が少し稼げますが、避難港では、比較的狭い場所が多く保針までに
他船との接触、座礁などと言った事になる可能性が高くなります。
自船がしっかりとした走錨対策、避難対策をしたとしても、他船が流れてくるような事もあります
今回の大阪港比較的、波浪の影響を受けない内港でも艀などが芋洗い状態になり、停泊船への衝突等あったようです

安全とは「危険がなく安心なこと」安心とは「気にかかることがなく心が落ち着いていること」と書いてあります。

台風時の安全避難へ向け陸の都合で安全が脅かされている可能性がないように、なってほしいと願います

また、現在、コンテナなど多くの浮遊物が大阪湾内に流れているそうです。気をつけて航行してください





関連記事
スポンサーサイト






トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)



Copyright © 内航.com All Rights Reserved.
Template basically designed by Sceneway,  Powered by FC2 Blog