2018.10.24 カテゴリ: 船乗りが考える家づくり
温熱バリアフリー しあわせなエコハウス
2016年前厄の年明けと伴に、始まった新築計画。大手ハウスメーカーからスタートし、
9社目でたどり着いたスーパー工務店 アーキテクト工房ピュア
昨年11/28に土を耕して(起工)から318日目の10/11にようやく我が家が完成しました。

温熱設計・施工:アーキテクト工房ピュア 設計:プラン・リーブル 高岡氏
★仕様★
超高気密超高断熱 パッシブ認定クラス 耐震等級3
屋根断熱 ロックウール300mm 外壁付加断熱 200mm 基礎断熱 立上り100mm 基礎床 75mm
Q値 0.8 Ua値 0.227 C値 0.21
年間暖房負荷 14.16kWh/㎡(パッシブ基準 15以下) 年間冷房負荷 13.12kWh/㎡(パッシブ基準 15以下)
窓 UNILUX トリプル木製アルミクラッド(リビング) トリプル樹脂サッシ(その他窓)
高断熱木製断熱玄関ドア ガデリウス
床材 無垢 ナラ材・パイン材
壁紙 紙クロス・フェザーフィール塗り(ドイツ漆喰)
ヴァレーマ外付けブラインド
食洗機 ミーレ60cmタイプ
造作II型キッチン IH AEG
Federica(フェデリカ )同時給排換気扇
ダイキン アメニティエアコン 10畳用1台
トルネックス 外気清浄器
スティーベル 顕熱交換式24時間換気
リビング学習スペース・室内物干しスペース・ペットスペース・ファミリークローゼット
日本エコハウス大賞2017を受賞したアーキテクト工房の社長 高岡氏の自邸が表紙になっている建築知識ビルダーズNo31

リビング窓は、UNILUX トリプル木製アルミクラッドサッシ 外には、ドイツ・ヴァレーマ社製 外付けブラインド 「ヴァレーマ」

2Fは子供部屋 ロフト付き

キッチンはⅡ型造作キッチン IH AEG(アーエーゲー)ELECTROLUX IHクッキング AEG AHI635CA

食洗機はmiele ミーレ G 6620 600mm幅 【旧:G6100SCU】

洗面台 造作

室内物干し


土間収納 手洗いの上に見えるのが第一種換気システム スティーベル
トルネックス外気清浄機で浄化された外気と室内の汚れた空気が熱交換されながらダイキンアメニティエアコン 10畳用
に送られ、各部屋へダクトで送られる仕組みです

パナソニック(Panasonic)スマートHEMS
太陽光は、ゼロエネになる程度の5.8kw



室内どこでも、どの時間帯でもほとんど温度湿度変化のない温熱バリアフリーです。
今は、住み始めなので室温コントロールイロイロ試していますが、基本的には24時間エアコンつけっぱなし 夏場設定27-28度 冬場 20度設定で快適な温熱環境になるそうです。通常の夏冬逆設定ですね。
エアコン暖房、つけっぱなしとこまめに入り切りはどっちが得か~ダイキンが検証
タニタ グラフ付きデジタル温湿度計 TT-580 ホワイト

外気の状況もわかるようにシチズン コードレス温湿度計 THD501 THD501

この2年くらいで、住宅業界の勉強はよくできました。そして、日本のハウスメーカーが世界から、いかに遅れているかわかりました

日本では年間1万7000人もの人がヒートショック、つまり冬場のお風呂場やトイレで亡くなっていると言われています。
交通事故で亡くなる人より、ずっとずっと多いのです。しかも、北海道など寒い地域より、温暖な西日本の方がヒートショック率が高いと言う結果が出ています。

年中、頭の中が新居浜太鼓祭りの息子も新居で太鼓祭りを迎える事ができました

機動隊もズラリ勢揃いの工場前



西原と新須賀の太鼓台鉢合わせ

昭和通りで西町と東町の激しい鉢合わせ

一宮神社での西原と新須賀の鉢合わせ

豪邸は、お金を出せばできますが高性能な家は、温熱設計までできる設計と良い施工業者・ビルダーと出会わなければできません。
温暖な愛媛にオーバースペックな家との見方もできますが、アーキテクト工房高岡社長の考えは、「なんでこんなに作りやすいところに高断熱の家を作らないの?」と思っています。少し断熱を入れるだけで、こんなにも素晴らしい家ができる。
壁などは北国の1/2で充分にパッシブハウスの基準に達することができるんです。だそうです。
2年前、突如始まった新築計画。当初は、ハウスメーカーで作れば問題ないだろうと思っておりました。
動線と間取りさえしっかりしていれば、どこのハウスメーカーでも同じように作れるとも思っていました。
最初の大手ハウスメーカーのファーストプランがイマイチでこちらの要望を言えば言うほど、図面へ落とし込んで行ってくれるのですが、回り回って、これ使い勝手どうなんだろう?と言う図面になってしまいました。
そこから、ある程度仕様固めをしていって、仕様書を出して、ハウスメーカー・工務店にプランを書いてもらう。
見学会など何社か回るうちに、家にも燃費と言う考えがある事を知り、温熱性能重視の方へシフトしていきました。
そこにしようかと、だいぶ傾きかけましたが、着手金30万だったか50万だったか入れないとプランは書けないとの事で諦め
高気密高断熱な家を作れる県内工務店・ハウスメーカーを探しました。
最後に2社にしぼり、あとはプランと仕様内容でのやり取りがしばらく続き、高気密高断熱で数値も出しているが設計提案力が少し劣るO社と若い会社だけど設計提案力と勢いのあるC社のどちらかで選択を迫られていました。
C社で一緒にチャレンジしたい気持ちもありましたが、断熱が発泡ウレタンと言うのが自分の中で納得行かず、C社温熱担当者から
そこまでやりたいのでしたら、アーキテクト工房ピュアに行かれてみては、どうですか?と言う一言がきっかけでこの家になりました。
どの業界でもそうですが、業界人が認める会社がホンモノだったりします。
最後の2社の時に仕様書も確定していたので、あとはスムーズに打ち合わせ。設計士のプラン・リーブル 高岡氏ファーストプランで
仕様書に書いてた事が落とし込まれ、非の付け所のない良い図面で即決。
あとは、設備や部材などお金をかける部分、減額する部分など選択していきました。
この家で一番、お金がかかったのは、UNILUXの窓です。
国内メーカーでもAPW430など高性能なトリプルサッシも登場してきていますが、ハウスメーカーは、ペアガラスが主流
しかもペアガラス&アルミサッシと言うのが大半です。日本の最低基準も世界から大きく遅れています。
低い断熱性なぜ放置、世界に遅れる「窓」後進国ニッポン
日本の窓と世界各国の窓事情 国の基準値の違い
国内の窓の性能や断熱性能を上げてあげれば日本の電力消費も減り、ヒートショックによる死者も減る
しかしながら、そうなると困る業界団体の勢力(政治力)が強いから、なかなか進まないのだと思います
現在、日本の家は、資産ではなく消耗品と言われています。30年の長期ローンを組んで30年後には、無価値
ヨーロッパの先進諸国では戸建て、マンションともに築年数が古くなっても価値が下がらない(あるいは上がるときもある)物件が多い。だから資産価値を有し、買う価値がある。
高度経済成長期には、日本でも資産価値は上がったがこれは、建物の価値と言うより、土地の価値
もうすでに、家を建ててしまっている人でも、リフォームの際には断熱改修と言う方法もあります。
オーニング
で日射遮蔽、ハニカムスクリーン
で窓断熱するだけでも快適さは増します。
これから、家を建てる人は、仕様決め(各部屋の広さも)をしっかりして、ハウスメーカー・工務店を選定された方が良いと思います。
新築計画は、突如やってきて、あっという間に決まってしまうパターンが多いそうです。
特にハウスメーカーの営業マンはプロですので、まだイロイロ決まってないのに、そろそろ決めないとと言うように誘導がうまいです。
良きハウスメーカーの担当者に出会っても、建てるのは、そのメーカー下請け業者です。
唯一、ハウスメーカーで実測数値、性能ともに高気密高断熱と言って過言ではないのは、一条工務店です。
住宅は性能と謳ってるだけの性能、数値は出しています。窓もハウスメーカーで唯一、トリプルサッシが標準。
外観や内装には、好みが分かれるとこだと思いますが・・・
ハウスメーカーは、膨大な数をこなしているだけあって設計提案力は、素晴らしいものがあります。
しかしながら、住宅展示場のコスト、営業マン費用などが建築費に乗っかってきて割高感はあります。
賃貸・分譲マンション・建売・注文住宅、それぞれの価値があり、メリットデメリットあります。
損得よりも、自分のライフスタイルに合った暮らしが大切だと思います。
家づくりを通して思ったのが、良い家を作れば、施主が喜んでくれ、しあわせを与える事ができる。
海事従事者として、我々の仕事は、物流にはなくてはならない存在なのに、時化の中、必死に荷物を運んでも、「ありがとう」と言われる事は、少ない。
サステナブルな社会を目指すには、内航輸送が不可欠だと言うことが大規模災害の際によくわかります。
内航海運とずいぶんかけ離れた、家づくりの話題になってしまいましたが、私自身、内航の為に勉強になったコトがたくさんありました。
これから、家を計画している人は、消費増税の駆け込みに踊らされてつくるのではなく、じっくり勉強して計画されて納得いく家づくりをしてください。
業界では西の横綱と言われているスーパー工務店 アーキテクト工房Pure
9社目でたどり着いたスーパー工務店 アーキテクト工房ピュア
昨年11/28に土を耕して(起工)から318日目の10/11にようやく我が家が完成しました。

温熱設計・施工:アーキテクト工房ピュア 設計:プラン・リーブル 高岡氏
★仕様★
超高気密超高断熱 パッシブ認定クラス 耐震等級3
屋根断熱 ロックウール300mm 外壁付加断熱 200mm 基礎断熱 立上り100mm 基礎床 75mm
Q値 0.8 Ua値 0.227 C値 0.21
年間暖房負荷 14.16kWh/㎡(パッシブ基準 15以下) 年間冷房負荷 13.12kWh/㎡(パッシブ基準 15以下)
窓 UNILUX トリプル木製アルミクラッド(リビング) トリプル樹脂サッシ(その他窓)
高断熱木製断熱玄関ドア ガデリウス
床材 無垢 ナラ材・パイン材
壁紙 紙クロス・フェザーフィール塗り(ドイツ漆喰)
ヴァレーマ外付けブラインド
食洗機 ミーレ60cmタイプ
造作II型キッチン IH AEG
Federica(フェデリカ )同時給排換気扇
ダイキン アメニティエアコン 10畳用1台
トルネックス 外気清浄器
スティーベル 顕熱交換式24時間換気
リビング学習スペース・室内物干しスペース・ペットスペース・ファミリークローゼット
日本エコハウス大賞2017を受賞したアーキテクト工房の社長 高岡氏の自邸が表紙になっている建築知識ビルダーズNo31

リビング窓は、UNILUX トリプル木製アルミクラッドサッシ 外には、ドイツ・ヴァレーマ社製 外付けブラインド 「ヴァレーマ」

2Fは子供部屋 ロフト付き

キッチンはⅡ型造作キッチン IH AEG(アーエーゲー)ELECTROLUX IHクッキング AEG AHI635CA

食洗機はmiele ミーレ G 6620 600mm幅 【旧:G6100SCU】

洗面台 造作

室内物干し


土間収納 手洗いの上に見えるのが第一種換気システム スティーベル
トルネックス外気清浄機で浄化された外気と室内の汚れた空気が熱交換されながらダイキンアメニティエアコン 10畳用

パナソニック(Panasonic)スマートHEMS



室内どこでも、どの時間帯でもほとんど温度湿度変化のない温熱バリアフリーです。
今は、住み始めなので室温コントロールイロイロ試していますが、基本的には24時間エアコンつけっぱなし 夏場設定27-28度 冬場 20度設定で快適な温熱環境になるそうです。通常の夏冬逆設定ですね。
エアコン暖房、つけっぱなしとこまめに入り切りはどっちが得か~ダイキンが検証
タニタ グラフ付きデジタル温湿度計 TT-580 ホワイト

外気の状況もわかるようにシチズン コードレス温湿度計 THD501 THD501

この2年くらいで、住宅業界の勉強はよくできました。そして、日本のハウスメーカーが世界から、いかに遅れているかわかりました

日本では年間1万7000人もの人がヒートショック、つまり冬場のお風呂場やトイレで亡くなっていると言われています。
交通事故で亡くなる人より、ずっとずっと多いのです。しかも、北海道など寒い地域より、温暖な西日本の方がヒートショック率が高いと言う結果が出ています。

年中、頭の中が新居浜太鼓祭りの息子も新居で太鼓祭りを迎える事ができました

機動隊もズラリ勢揃いの工場前



西原と新須賀の太鼓台鉢合わせ

昭和通りで西町と東町の激しい鉢合わせ

一宮神社での西原と新須賀の鉢合わせ

豪邸は、お金を出せばできますが高性能な家は、温熱設計までできる設計と良い施工業者・ビルダーと出会わなければできません。
温暖な愛媛にオーバースペックな家との見方もできますが、アーキテクト工房高岡社長の考えは、「なんでこんなに作りやすいところに高断熱の家を作らないの?」と思っています。少し断熱を入れるだけで、こんなにも素晴らしい家ができる。
壁などは北国の1/2で充分にパッシブハウスの基準に達することができるんです。だそうです。
2年前、突如始まった新築計画。当初は、ハウスメーカーで作れば問題ないだろうと思っておりました。
動線と間取りさえしっかりしていれば、どこのハウスメーカーでも同じように作れるとも思っていました。
最初の大手ハウスメーカーのファーストプランがイマイチでこちらの要望を言えば言うほど、図面へ落とし込んで行ってくれるのですが、回り回って、これ使い勝手どうなんだろう?と言う図面になってしまいました。
そこから、ある程度仕様固めをしていって、仕様書を出して、ハウスメーカー・工務店にプランを書いてもらう。
見学会など何社か回るうちに、家にも燃費と言う考えがある事を知り、温熱性能重視の方へシフトしていきました。
そこにしようかと、だいぶ傾きかけましたが、着手金30万だったか50万だったか入れないとプランは書けないとの事で諦め
高気密高断熱な家を作れる県内工務店・ハウスメーカーを探しました。
最後に2社にしぼり、あとはプランと仕様内容でのやり取りがしばらく続き、高気密高断熱で数値も出しているが設計提案力が少し劣るO社と若い会社だけど設計提案力と勢いのあるC社のどちらかで選択を迫られていました。
C社で一緒にチャレンジしたい気持ちもありましたが、断熱が発泡ウレタンと言うのが自分の中で納得行かず、C社温熱担当者から
そこまでやりたいのでしたら、アーキテクト工房ピュアに行かれてみては、どうですか?と言う一言がきっかけでこの家になりました。
どの業界でもそうですが、業界人が認める会社がホンモノだったりします。
最後の2社の時に仕様書も確定していたので、あとはスムーズに打ち合わせ。設計士のプラン・リーブル 高岡氏ファーストプランで
仕様書に書いてた事が落とし込まれ、非の付け所のない良い図面で即決。
あとは、設備や部材などお金をかける部分、減額する部分など選択していきました。
この家で一番、お金がかかったのは、UNILUXの窓です。
国内メーカーでもAPW430など高性能なトリプルサッシも登場してきていますが、ハウスメーカーは、ペアガラスが主流
しかもペアガラス&アルミサッシと言うのが大半です。日本の最低基準も世界から大きく遅れています。
低い断熱性なぜ放置、世界に遅れる「窓」後進国ニッポン
日本の窓と世界各国の窓事情 国の基準値の違い
国内の窓の性能や断熱性能を上げてあげれば日本の電力消費も減り、ヒートショックによる死者も減る
しかしながら、そうなると困る業界団体の勢力(政治力)が強いから、なかなか進まないのだと思います
現在、日本の家は、資産ではなく消耗品と言われています。30年の長期ローンを組んで30年後には、無価値
ヨーロッパの先進諸国では戸建て、マンションともに築年数が古くなっても価値が下がらない(あるいは上がるときもある)物件が多い。だから資産価値を有し、買う価値がある。
高度経済成長期には、日本でも資産価値は上がったがこれは、建物の価値と言うより、土地の価値
もうすでに、家を建ててしまっている人でも、リフォームの際には断熱改修と言う方法もあります。
オーニング
これから、家を建てる人は、仕様決め(各部屋の広さも)をしっかりして、ハウスメーカー・工務店を選定された方が良いと思います。
新築計画は、突如やってきて、あっという間に決まってしまうパターンが多いそうです。
特にハウスメーカーの営業マンはプロですので、まだイロイロ決まってないのに、そろそろ決めないとと言うように誘導がうまいです。
良きハウスメーカーの担当者に出会っても、建てるのは、そのメーカー下請け業者です。
唯一、ハウスメーカーで実測数値、性能ともに高気密高断熱と言って過言ではないのは、一条工務店です。
住宅は性能と謳ってるだけの性能、数値は出しています。窓もハウスメーカーで唯一、トリプルサッシが標準。
外観や内装には、好みが分かれるとこだと思いますが・・・
ハウスメーカーは、膨大な数をこなしているだけあって設計提案力は、素晴らしいものがあります。
しかしながら、住宅展示場のコスト、営業マン費用などが建築費に乗っかってきて割高感はあります。
賃貸・分譲マンション・建売・注文住宅、それぞれの価値があり、メリットデメリットあります。
損得よりも、自分のライフスタイルに合った暮らしが大切だと思います。
家づくりを通して思ったのが、良い家を作れば、施主が喜んでくれ、しあわせを与える事ができる。
海事従事者として、我々の仕事は、物流にはなくてはならない存在なのに、時化の中、必死に荷物を運んでも、「ありがとう」と言われる事は、少ない。
サステナブルな社会を目指すには、内航輸送が不可欠だと言うことが大規模災害の際によくわかります。
内航海運とずいぶんかけ離れた、家づくりの話題になってしまいましたが、私自身、内航の為に勉強になったコトがたくさんありました。
これから、家を計画している人は、消費増税の駆け込みに踊らされてつくるのではなく、じっくり勉強して計画されて納得いく家づくりをしてください。
業界では西の横綱と言われているスーパー工務店 アーキテクト工房Pure
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