2019.07.18 カテゴリ: 海運ニュース
どんなときもWiFi
内航船の船内福利厚生の一つにWIFI環境と言うのが一つのキーワードになっています。
しかしながら、帯域の関係で複数船員が繋ぐと重たくなる不満がありました。
浪速タンカーの社船の全居室にモバイルWIFI設置と言う取り組みをFacebookの公式ページで見ました。
船員の福利厚生を考えた非常に良い取り組みであります。
現在、ギガ難民やパケ死と言った言葉がありますが、船員にとってのギガ難民、パケ死、電波難民は絶望であります。
世の中の娯楽が、テレビからネットやスマホへ移り、船員も気軽に海上で動画や陸とのテレビ電話などが可能になり、私が船乗りになった平成12年では、考えられない快適ネット環境になりました。
私も当時から船にノートパソコンを積んでHSモバイルデータ通信 AIR-EDGEを利用していましたが、航海中は、もちろん繋がらないし、港でも街が近くないと繋がりませんでした。
あれから20年近く経った現在、通信速度も通信環境も劇的に変化しています。しかしながら海上の電波エリアは、海岸線の電波環境のおこぼれにしか過ぎず、今後も衛星データ通信などが発達しないかぎり、今後も変わらないと思います。
また5Gのように距離が飛ばない電波だと尚更、海上が弱いエリアになります。
私が思う海上で快適なインターネット環境のキーワード
1.スピードよりも、まずは電波に繋がること
ただし、1M以上は出て欲しい
2.通信制限がないこと
3.月額定額であること
この条件で良いものはないかと探しておりましたが、世の中の流れは定額からギガ縛りが主流になり、定額プランよりも格安simの流れ、使い放題と言いながら、3日でギガ制限など使い放題のようで使い放題でないプランが主流です
そして、ある時雑誌で見つけた、どんなときもWiFi
。

特徴は、次の通り
1.ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアの4G/LTE電波を使うクラウドSIM
繋がりやすい電波に繋いでくれる「トリプルキャリア対応」なので、エリアが広く通信速度も速いです。
実際は、ソフトバンク優先でドコモ⇒auとつながります
2.データ通信が無制限で使える
国内の利用なら、通信制限なしで利用できます。「月7GB」、使い放題でも「3日で10GB」「1日3GB」といった制限が設けられていません。ネット番組や動画、大人の動画、各種ダウンロードなど船の娯楽には最高な条件です。
3.月額料金が他のポケットWiFiと比較して安い!月額料金は2年間3,480円でご利用できます。
4.即日発送を行っているため、最短で翌日に受け取ってポケットWiFiを使い始める事ができます。
船乗りにとってベストな商品!
まずは、自分で使ってみようと契約。
個人契約の方は、少し機材待ちが発生しているようですが法人契約で端末カラー選ばなければ、即日発送とのことでそうしました。
二日後に到着


そして7月初めに名古屋~大阪あたりの海上電波調査してきました。
港では、もちろん陸と変わらない快適ネット環境。
樫野崎沖

三木埼から大王は、あまり良くなかった気がします。1Fでサイド側に窓のない部屋だったので部屋の場所にもよる
大王埼沖

もちろん、携帯同様船内でも部屋の場所によって善し悪しはありますが概ね5Mから20M程度出ているので航海中でも快適なネットライフが過ごせます
また、スマホを窓に近づけなくとも、このどんなときもwifi
を窓側に置き、ベッドなりソファーなり楽な姿勢でネットを楽しめます。
船での通話を快適にするならこちらがオススメ。
世界107ヶ国対応で、海外利用もこれ1台でOKですので外航船員にも良いのではないかと思いますが、おそらく海外は海外用の方が安くて良いプランがあると思います。
※どんなときもWIFIのデメリット 端末はレンタルのため返却するのが面倒 3年目以降は月額料金の割引がなくなる 契約期間の2年縛りがある 契約者数が増えたら制限が厳しくなる可能性がある(過去、他社無制限プランにて)
以上を踏まえても、海上で使った感じでは、使えるモバイルWIFIだと思いました
弊社では、各船への設置を検討しています

また、月額最大200ギガまで使えるネットで評判のFUJI WIFIもオススメです(ソフトバンク回線)
レンタルルーターは【FUJIWifi】期間縛り・解約金無し!



SIMフリールーターを利用して、定額SIMの組み合わせも一つの方法です
3G回線を利用した@モバイル
※NTTドコモの吉澤和弘社長は、3Gサービスの終了時期について「2020年代半ばを目指して進める」


ネット環境が良くなれば、船内での娯楽が増えます

美しい女性を口説こうと思った時、
ライバルの男がバラの花を10本贈ったら、君は15本贈るかい??
そう思った時点で君の負けだ。
ライバルが何をしようと関係ない。
その女性が何を本当に望んでいるのかを、見極めることが重要なんだ。
by スティーブ・ジョブズ
暫定措置事業終了後の総連合のあり方と基金の使い道を議論されていますが、全船員にとは言いませんが、全船のネット環境整備に基金を使っていただけないでしょうか?
私が船乗りになる前に余った資金で全船BS装備の補助が出てた記憶なのですが。
全船 BS(WOWOW)/CSが見れる ネットができる。これが当たり前にならないと、これからのスマホ世代の若手がこの内航業界に魅力を持って入ってくるでしょうか?
私は、まだインターネットがない時代、高校3年の時にPC98 FAと言うパソコンを買ってから、ダイヤル回線のネット ISDNとないからあるの時代を経験していますが、今の若手は当たり前にネット社会に生きてきています。
そういった環境整備をしていかないと内航海運に未来はないと思います
ある方の提案ですが、民間でも衛星を打ち上げれる時代です。内航専用の衛星インターネットを打ち上げてみてはどうかと言う提案。これは、実現不可能ではない事だと思います。
余った基金を、不況対策にと言う提案もありますが、不況の時に補助したって焼け石に水です。
そこで残る力がなければ、結局助けたところで遅かれ早かれダメと言う事です。
このWIFI及び船内インターネット環境は、早く気づいてやったもん勝ちのような気がします。
しかしながら、帯域の関係で複数船員が繋ぐと重たくなる不満がありました。
浪速タンカーの社船の全居室にモバイルWIFI設置と言う取り組みをFacebookの公式ページで見ました。
船員の福利厚生を考えた非常に良い取り組みであります。
現在、ギガ難民やパケ死と言った言葉がありますが、船員にとってのギガ難民、パケ死、電波難民は絶望であります。
世の中の娯楽が、テレビからネットやスマホへ移り、船員も気軽に海上で動画や陸とのテレビ電話などが可能になり、私が船乗りになった平成12年では、考えられない快適ネット環境になりました。
私も当時から船にノートパソコンを積んでHSモバイルデータ通信 AIR-EDGEを利用していましたが、航海中は、もちろん繋がらないし、港でも街が近くないと繋がりませんでした。
あれから20年近く経った現在、通信速度も通信環境も劇的に変化しています。しかしながら海上の電波エリアは、海岸線の電波環境のおこぼれにしか過ぎず、今後も衛星データ通信などが発達しないかぎり、今後も変わらないと思います。
また5Gのように距離が飛ばない電波だと尚更、海上が弱いエリアになります。
私が思う海上で快適なインターネット環境のキーワード
1.スピードよりも、まずは電波に繋がること
ただし、1M以上は出て欲しい
2.通信制限がないこと
3.月額定額であること
この条件で良いものはないかと探しておりましたが、世の中の流れは定額からギガ縛りが主流になり、定額プランよりも格安simの流れ、使い放題と言いながら、3日でギガ制限など使い放題のようで使い放題でないプランが主流です
そして、ある時雑誌で見つけた、どんなときもWiFi
特徴は、次の通り
1.ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアの4G/LTE電波を使うクラウドSIM
繋がりやすい電波に繋いでくれる「トリプルキャリア対応」なので、エリアが広く通信速度も速いです。
実際は、ソフトバンク優先でドコモ⇒auとつながります
2.データ通信が無制限で使える
国内の利用なら、通信制限なしで利用できます。「月7GB」、使い放題でも「3日で10GB」「1日3GB」といった制限が設けられていません。ネット番組や動画、大人の動画、各種ダウンロードなど船の娯楽には最高な条件です。
3.月額料金が他のポケットWiFiと比較して安い!月額料金は2年間3,480円でご利用できます。
4.即日発送を行っているため、最短で翌日に受け取ってポケットWiFiを使い始める事ができます。
船乗りにとってベストな商品!
まずは、自分で使ってみようと契約。
個人契約の方は、少し機材待ちが発生しているようですが法人契約で端末カラー選ばなければ、即日発送とのことでそうしました。
二日後に到着


そして7月初めに名古屋~大阪あたりの海上電波調査してきました。
港では、もちろん陸と変わらない快適ネット環境。
樫野崎沖

三木埼から大王は、あまり良くなかった気がします。1Fでサイド側に窓のない部屋だったので部屋の場所にもよる
大王埼沖

もちろん、携帯同様船内でも部屋の場所によって善し悪しはありますが概ね5Mから20M程度出ているので航海中でも快適なネットライフが過ごせます
また、スマホを窓に近づけなくとも、このどんなときもwifi
船での通話を快適にするならこちらがオススメ。
世界107ヶ国対応で、海外利用もこれ1台でOKですので外航船員にも良いのではないかと思いますが、おそらく海外は海外用の方が安くて良いプランがあると思います。
※どんなときもWIFIのデメリット 端末はレンタルのため返却するのが面倒 3年目以降は月額料金の割引がなくなる 契約期間の2年縛りがある 契約者数が増えたら制限が厳しくなる可能性がある(過去、他社無制限プランにて)
以上を踏まえても、海上で使った感じでは、使えるモバイルWIFIだと思いました
弊社では、各船への設置を検討しています
また、月額最大200ギガまで使えるネットで評判のFUJI WIFIもオススメです(ソフトバンク回線)
レンタルルーターは【FUJIWifi】期間縛り・解約金無し!


SIMフリールーターを利用して、定額SIMの組み合わせも一つの方法です
3G回線を利用した@モバイル
※NTTドコモの吉澤和弘社長は、3Gサービスの終了時期について「2020年代半ばを目指して進める」

ネット環境が良くなれば、船内での娯楽が増えます
美しい女性を口説こうと思った時、
ライバルの男がバラの花を10本贈ったら、君は15本贈るかい??
そう思った時点で君の負けだ。
ライバルが何をしようと関係ない。
その女性が何を本当に望んでいるのかを、見極めることが重要なんだ。
by スティーブ・ジョブズ
暫定措置事業終了後の総連合のあり方と基金の使い道を議論されていますが、全船員にとは言いませんが、全船のネット環境整備に基金を使っていただけないでしょうか?
私が船乗りになる前に余った資金で全船BS装備の補助が出てた記憶なのですが。
全船 BS(WOWOW)/CSが見れる ネットができる。これが当たり前にならないと、これからのスマホ世代の若手がこの内航業界に魅力を持って入ってくるでしょうか?
私は、まだインターネットがない時代、高校3年の時にPC98 FAと言うパソコンを買ってから、ダイヤル回線のネット ISDNとないからあるの時代を経験していますが、今の若手は当たり前にネット社会に生きてきています。
そういった環境整備をしていかないと内航海運に未来はないと思います
ある方の提案ですが、民間でも衛星を打ち上げれる時代です。内航専用の衛星インターネットを打ち上げてみてはどうかと言う提案。これは、実現不可能ではない事だと思います。
余った基金を、不況対策にと言う提案もありますが、不況の時に補助したって焼け石に水です。
そこで残る力がなければ、結局助けたところで遅かれ早かれダメと言う事です。
このWIFI及び船内インターネット環境は、早く気づいてやったもん勝ちのような気がします。
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