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海運ニュース

2019.08.09    カテゴリ:  海運ニュース 

   ~更なる内航海運の省エネルギー化に向けて~

2020年SOx規制に対応したA重油専焼船への改造を補助します!

国土交通省は経済産業省と連携し、燃料油硫黄分濃度規制の強化に適切に対応しつつ、内航海運の省エネルギー化を推進するため、C重油を通常燃料として使用している内航船を、より省エネルギー化が図られるA重油専焼船へ改造するために要する経費の一部を補助します。

燃料油硫黄分濃度規制の強化に適切に対応しつつ、内航海運の省エネルギー化を推進するため、C重油を通常燃料として使用している内航船をA重油専焼船に改造し、燃料のA重油転換による省エネルギー性能の実証を行う事業について、A重油専焼船への改造に要する経費の一部を補助(補助率1/3以内)します。
A重油専焼船は、燃料加熱装置や燃料洗浄装置が不要となるため、C重油を通常燃料として使用している船舶と比較して船舶全体として省エネルギー化が図られます。

公募期間  令和元年8月8日(木)~令和元年10月31日(木)17:00必着

公募申請書類については、経済産業省資源エネルギー庁のホームページでご覧ください。
https://www.enecho.meti.go.jp/appli/public_offer/1908/190808a/

A重油専焼船にすることにより、機関部の労力削減になります

A重油専焼船にすることにより、近年増えているエンジントラブル減少に繋がります

A重油専焼船にすることにより、部品代や機器類の削減に繋がります

A重油専焼船にすることでA/C値差を言われますが、ヒーティングやFO清浄器を使わなくて良い分、航海中の補機燃費の削減が可能です
(近年、いくら主機の燃費が良くなろうとも付帯電力は大きくなって補機の消費量は増えています)

A重油専焼船にすることで低負荷運転も可能になり、省エネ運航でA/C値差を限りなく縮めることが可能です

A/C値差だけでなく、働き方改革、環境に配慮した経営を考えるとA重油専焼船可能な船種(499-749貨物船、749以下タンカー)の選択肢はA重油専焼船じゃないでしょうか?
このクラスは、ほぼ5人乗船の定員ギリギリ運航です。【対象船舶 約1700隻】

皆さんがA重油専焼を選ぶことでA重油の消費が増え、結果的に値差が縮まる(A重油の価格が下がり、LSCの価格が上がり)のではないでしょうか?

どの船社も機関部育成は急務です。技量アップも大切ですが、まずは育成しやすい簡単な環境づくりも大切だと思います。
車の歴史を見ても、昔はエンジンの知識もある程度必要でした。今では、車検から車検までボンネットすら開けない人がほとんどです。自動運転も現実化のものとなってきました。
船も10年後なのか30年後なのかわかりませんが自動化が進んでいくと思います。その前に技量のいらないメンテナンスフリーに近いエンジン環境が出てくると思います。それに現在、近いのがA重油専焼船の環境です。
省力化の先には、省人化が来ます。今は船員不足ですが、人口減少、物量減少(人と物)、エネルギー転換、物流の効率化などで今ほど、船もいらないかもしれません。
そうなると、現在引く手数多の船員もそこまでいらないかもしれません。そこで生き残れる、必要とされる人物になっておくためにも、時代に合わせ、今こそ技量を磨いておく必要があるのではないでしょうか?

いつまでも、あると思うな貯金と仕事
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