2020.08.13 カテゴリ: 新造船
5000KLタンカー 第一金洋丸 船内探訪【デッキ編】
第一金洋丸【Kinyo Maru No1】多田海運・金力汽船・JRTT 鶴見サンマリン3933GT 5499m3【白油】
2020.8 伯方造船 ダイハツディーゼル 6DCN-32Fe 4000ps
補機 ダイハツディーゼル 6DL-16A2 450KVA×3
LOA 104.95m B 16.00m D 8.70m
デッキは、トランクデッキなしのアッパーデッキTypeです。
ペンキメーカー 関西ペイントマリン株式会社
船底塗料は、タカタクォンタム HP
甲板上、マスト、デッキ構造物、配管、デッキ通路、ハウス、煙突は全てウレタン塗装のハイグレード仕様になっています レタン6000
甲板上歩行部分は、ノンスリップ塗装
一見、贅沢に見えるウレタン塗装もアクリルやラバーに比べ、2液性なので硬化しやすく、防水、防錆の面から考えても、一つの方法です。

ウインドラスは株式会社SKウインチのSKウインチ Type kinriki 油圧機器はボッシュレックスロス製

スリップストッパーのターンバックル置き場はSUS板
センターは、通れるように動線を作り、ドラム下は、メンテナンスしやすいよう高さを取っています。

随分、操作台が高いなと思いましたが、リモコン操縦者がデッキのロープ状態や作業を見やすいよう高めに設定だそうです。


チョッサーデッキは、半周囲くらいで少し長めに配置

水道蛇口は、ボールバルブ式
一般的なメッキハンドルだとサビてガタガタになる事が多いです


ピストンフォーン

意外と盲点なのがピストンフォーン下の手入れが出来ない事
こうすることで、手入れができます。また新造時に本体を塗装するのも長持ちに繋がります
ピストンフォーンを付けている船をよく見てください。たいてい下の方がボロボロになっています

スカッパーの工夫
フォクスルデッキのあるタンカーは、この二段階スカッパーが可能です。
甲板上のSSパイプは、全てSUS角棒の3点溶接止めになっています(SUSパイプは、そのまま)

アッパーデッキトモ側のスカッパーの工夫
台を付けることで、大量に水が溜まっても濡れずに開放しにいけます。
階段は、ダンボールなど荷物を持って上がれるよう広めの設定

フォクスルデッキ コンパニオン
ここは、ワンタッチロックではなく、6点SUSロック

溶接機

スラスター ナカシマプロペラ 電動 8.0t 506kw

ボースンストア
ワンタッチSUSロック【京泉工業】 この水密ドアを使った事ある人ならわかると思いますが「ガッチャン」と気持ちよくロックがかかります。

ボースンストアの奥がペイントストア

駐輪場
トランクデッキがないので自転車の動線は良いですね

オイルタイトハッチ

アレッジホール 二連窓

フライングパッセージはSUSポルカプレート

アッパーデッキ トランクデッキがないことでペン塗りや作業動線は良くなります。

スピルタンク

レジューサー(一部アルミ仕様)置き場

マニホールド

コンタミ防止の観点から中央ラインをなくしています


燃料液面計

液面計や高液面警報、二次警報などあらゆる機器に勝るのが、液面目視です。
第一金洋ではCFOタンクのオイルハッチを装備し、バンカー手順の中に目視での確認も行って漏油防止に努めています


ハウス前スプリングウインチ

ワンタッチロック式水密ドア(京泉工業)

ドアフックは、レバーを利用し

こちらもワンタッチロック


トモ ムアリングウインチ

ウインチの並びとフェアリーダーの取り方は、各社それぞれの考え方があります

リギンワイヤー・リギンスクリュー SUS

騒音コードの関係でファンネルが後ろ寄りになりナビゲーションデッキに大きなスペースができました

その結果、機関室送風機をデッキ下に配置できました

多目的テラスです


ナカシマプロペラ NHV エコキャップ付き

多田海運株式会社・金力汽船株式会社
関西ペイントマリン株式会社
株式会社SKウインチ
京泉工業株式会社
ナカシマプロペラ株式会社
2020.8 伯方造船 ダイハツディーゼル 6DCN-32Fe 4000ps
補機 ダイハツディーゼル 6DL-16A2 450KVA×3
LOA 104.95m B 16.00m D 8.70m
デッキは、トランクデッキなしのアッパーデッキTypeです。
ペンキメーカー 関西ペイントマリン株式会社
船底塗料は、タカタクォンタム HP
甲板上、マスト、デッキ構造物、配管、デッキ通路、ハウス、煙突は全てウレタン塗装のハイグレード仕様になっています レタン6000
甲板上歩行部分は、ノンスリップ塗装
一見、贅沢に見えるウレタン塗装もアクリルやラバーに比べ、2液性なので硬化しやすく、防水、防錆の面から考えても、一つの方法です。

ウインドラスは株式会社SKウインチのSKウインチ Type kinriki 油圧機器はボッシュレックスロス製

スリップストッパーのターンバックル置き場はSUS板
センターは、通れるように動線を作り、ドラム下は、メンテナンスしやすいよう高さを取っています。

随分、操作台が高いなと思いましたが、リモコン操縦者がデッキのロープ状態や作業を見やすいよう高めに設定だそうです。


チョッサーデッキは、半周囲くらいで少し長めに配置

水道蛇口は、ボールバルブ式
一般的なメッキハンドルだとサビてガタガタになる事が多いです


ピストンフォーン

意外と盲点なのがピストンフォーン下の手入れが出来ない事
こうすることで、手入れができます。また新造時に本体を塗装するのも長持ちに繋がります
ピストンフォーンを付けている船をよく見てください。たいてい下の方がボロボロになっています

スカッパーの工夫
フォクスルデッキのあるタンカーは、この二段階スカッパーが可能です。
甲板上のSSパイプは、全てSUS角棒の3点溶接止めになっています(SUSパイプは、そのまま)

アッパーデッキトモ側のスカッパーの工夫
台を付けることで、大量に水が溜まっても濡れずに開放しにいけます。
階段は、ダンボールなど荷物を持って上がれるよう広めの設定

フォクスルデッキ コンパニオン
ここは、ワンタッチロックではなく、6点SUSロック

溶接機

スラスター ナカシマプロペラ 電動 8.0t 506kw

ボースンストア
ワンタッチSUSロック【京泉工業】 この水密ドアを使った事ある人ならわかると思いますが「ガッチャン」と気持ちよくロックがかかります。

ボースンストアの奥がペイントストア

駐輪場
トランクデッキがないので自転車の動線は良いですね

オイルタイトハッチ

アレッジホール 二連窓

フライングパッセージはSUSポルカプレート

アッパーデッキ トランクデッキがないことでペン塗りや作業動線は良くなります。

スピルタンク

レジューサー(一部アルミ仕様)置き場

マニホールド

コンタミ防止の観点から中央ラインをなくしています


燃料液面計

液面計や高液面警報、二次警報などあらゆる機器に勝るのが、液面目視です。
第一金洋ではCFOタンクのオイルハッチを装備し、バンカー手順の中に目視での確認も行って漏油防止に努めています


ハウス前スプリングウインチ

ワンタッチロック式水密ドア(京泉工業)

ドアフックは、レバーを利用し

こちらもワンタッチロック


トモ ムアリングウインチ

ウインチの並びとフェアリーダーの取り方は、各社それぞれの考え方があります

リギンワイヤー・リギンスクリュー SUS

騒音コードの関係でファンネルが後ろ寄りになりナビゲーションデッキに大きなスペースができました

その結果、機関室送風機をデッキ下に配置できました

多目的テラスです


ナカシマプロペラ NHV エコキャップ付き

多田海運株式会社・金力汽船株式会社
関西ペイントマリン株式会社
株式会社SKウインチ
京泉工業株式会社
ナカシマプロペラ株式会社
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