2021.02.18 カテゴリ: 海運ニュース
中海連青年部の取り組み
タイムリミットが迫る中、次の内航総連の在り方が議論されている内航海運
内航総連は5組合の組織から構成され内航海運組合法に基づいて、国土交通省より設立認可された内航海運事業者の団体です。
その5組合の中の全海運(全国海運組合連合会) 所属事業者数 1,569者 船腹量 1945隻 1,421,921総トン 2,792,766重量トン
5組合の中でも一番事業者数の多い組合で、九州、中国地区、徳島などの船どころを中心とした船主に加え、砂利船などの自家用船、オペレーターなど、様々な立場の組合員がいるのが特徴です。
また、四海連、中海連、九海連それぞれの青年部(委員会)が設けられ青年経営者と親会と呼ばれる理事たちとの意見交換が行われています。
既に、紙面などでも見ていると思いますが、その中の中海連青年部(中国地区内航船員対策協議会)の取り組みが素晴らしかったので紹介します。
中海連船員絵部は、広島市を拠点に放送する「FMちゅーピー/イブニングストリーム」という番組に出演し、
内航業界や内航船員に関する内容をお知らせしています。
この回は、前園真聖氏(通称 古中洋平委員長 井原海運(株) )が出演し「知られざる内航の世界!」をお伝えしています
中国地方海運組合連合会のホームページもブログ更新などメディア戦略に力を入れています
中国地方海運組合連合会
全国海運組合連合会(全海運)
私も含め、愛媛・今治地区の船主は、愛媛内航海運組合連合会(県連)と言う強固な地盤の元、全日本内航船主海運組合(全内船)と全国内航タンカー海運組合(内タン)に所属している船主が多いのが特徴です。
現在、内航総連の次の在り方の議論の中でオペと船主が同じ組合組織にいてはダメだという議論もあります。
全内船は、かつての諸先輩方が全海運から船主だけの団体を作ろうと独立してできた組合と聞いています。
そんな諸先輩方の想いや歴史を大事にしつつも、セリーグやパリーグ、四国アイランドリーグとそれぞれの思惑、立場は抜きにして
ミライの内航海運の為にオールジャパンでNEXT内航総連を作るくらいの気概が必要だと思います。
生き残る種とは、最も強いものではない。最も知的なものでもない。それは、変化に最もよく適応したものである。 - ダーウィン -
木帆船から鋼船へ、石炭から石油へ、内航二法と商売が生きるか死ぬかの幾多の困難を諸先輩方が乗り越え、今残っている船主、オペレーターは、社歴50年60年が当たり前の業界です。
「キリンの首は、高所の葉を食べるために進化して長くなったから生物として生き残れた」という考えもありますが
キリンの祖先が、首が長いことを「しょうがない」と受け入れて、「今いるところで頑張った」と言う考えもあります。 - 長沼毅 -
諸先輩方が乗り越え、残してきたモノに対し、環境に合わせて生き方を変える個々の努力が我々若手船主(若手業界人)には必要だと思います。
そして、内航海運を築き上げてきた、諸先輩方と違う点が一つだけあります。
それはネットワーク。
組合やオペが違っても情報共有や情報交換で繋がっていくのが、今の若手船主の良いところだと思います。
ライバルであっても敵ではない。
この中海連の取り組みを見て、他の地区、他の組合がヨシ、こちらも!と活性化する事が大切だと思います。
内航総連組織図(日本内航海運組合総連合会)

内航総連は5組合の組織から構成され内航海運組合法に基づいて、国土交通省より設立認可された内航海運事業者の団体です。
その5組合の中の全海運(全国海運組合連合会) 所属事業者数 1,569者 船腹量 1945隻 1,421,921総トン 2,792,766重量トン
5組合の中でも一番事業者数の多い組合で、九州、中国地区、徳島などの船どころを中心とした船主に加え、砂利船などの自家用船、オペレーターなど、様々な立場の組合員がいるのが特徴です。
また、四海連、中海連、九海連それぞれの青年部(委員会)が設けられ青年経営者と親会と呼ばれる理事たちとの意見交換が行われています。
既に、紙面などでも見ていると思いますが、その中の中海連青年部(中国地区内航船員対策協議会)の取り組みが素晴らしかったので紹介します。
中海連船員絵部は、広島市を拠点に放送する「FMちゅーピー/イブニングストリーム」という番組に出演し、
内航業界や内航船員に関する内容をお知らせしています。
この回は、前園真聖氏(通称 古中洋平委員長 井原海運(株) )が出演し「知られざる内航の世界!」をお伝えしています
中国地方海運組合連合会のホームページもブログ更新などメディア戦略に力を入れています
中国地方海運組合連合会
全国海運組合連合会(全海運)
私も含め、愛媛・今治地区の船主は、愛媛内航海運組合連合会(県連)と言う強固な地盤の元、全日本内航船主海運組合(全内船)と全国内航タンカー海運組合(内タン)に所属している船主が多いのが特徴です。
現在、内航総連の次の在り方の議論の中でオペと船主が同じ組合組織にいてはダメだという議論もあります。
全内船は、かつての諸先輩方が全海運から船主だけの団体を作ろうと独立してできた組合と聞いています。
そんな諸先輩方の想いや歴史を大事にしつつも、セリーグやパリーグ、四国アイランドリーグとそれぞれの思惑、立場は抜きにして
ミライの内航海運の為にオールジャパンでNEXT内航総連を作るくらいの気概が必要だと思います。
生き残る種とは、最も強いものではない。最も知的なものでもない。それは、変化に最もよく適応したものである。 - ダーウィン -
木帆船から鋼船へ、石炭から石油へ、内航二法と商売が生きるか死ぬかの幾多の困難を諸先輩方が乗り越え、今残っている船主、オペレーターは、社歴50年60年が当たり前の業界です。
「キリンの首は、高所の葉を食べるために進化して長くなったから生物として生き残れた」という考えもありますが
キリンの祖先が、首が長いことを「しょうがない」と受け入れて、「今いるところで頑張った」と言う考えもあります。 - 長沼毅 -
諸先輩方が乗り越え、残してきたモノに対し、環境に合わせて生き方を変える個々の努力が我々若手船主(若手業界人)には必要だと思います。
そして、内航海運を築き上げてきた、諸先輩方と違う点が一つだけあります。
それはネットワーク。
組合やオペが違っても情報共有や情報交換で繋がっていくのが、今の若手船主の良いところだと思います。
ライバルであっても敵ではない。
この中海連の取り組みを見て、他の地区、他の組合がヨシ、こちらも!と活性化する事が大切だと思います。
内航総連組織図(日本内航海運組合総連合会)

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