2021.11.16 カテゴリ: 海運ニュース
ナカシマプロペラ 新型ジェットスラスターを開発
ナカシマプロペラ株式会社は499GT貨物船を主なターゲットとしてジェットスラスター STEER-JETを開発



特徴としては、トンネル型スラスターに比べ、吸い込み口が船底なのでロープの巻き込みの心配がない
吐出口が360度回転するので前後も含め自在な操船が可能。
また従来のポンプジェット式スラスターより構造が単純化でき、メンテナンスやコストも削減
主機・舵・ジェットスラスターを組み合わせジョイスティック操船も視野に入ってます。
また駆動機は、原動機・モーター共に使用可能。
今まで船長の技量に頼ってた操船を技術でアシストして、安全な離着桟を目指す開発です。
従来型のポンプジェット(下記写真)はドイツの推進機器メーカーのショッテル社で開発・製造され、ナカシマプロペラが日本代理店として輸入・販売している推進器です。
1995年頃から199を中心に搭載され始め、当時搭載した船のリプレースは必ず新造船もジェットになるくらい使うと便利な設備です。

旋回盤
新型は吐出口のみが旋回しますがショッテル社のジェットは全体が旋回します。

ジェットの操作パネル

来春に”試作機”が完成予定です。
ナカシマプロペラ株式会社



特徴としては、トンネル型スラスターに比べ、吸い込み口が船底なのでロープの巻き込みの心配がない
吐出口が360度回転するので前後も含め自在な操船が可能。
また従来のポンプジェット式スラスターより構造が単純化でき、メンテナンスやコストも削減
主機・舵・ジェットスラスターを組み合わせジョイスティック操船も視野に入ってます。
また駆動機は、原動機・モーター共に使用可能。
今まで船長の技量に頼ってた操船を技術でアシストして、安全な離着桟を目指す開発です。
従来型のポンプジェット(下記写真)はドイツの推進機器メーカーのショッテル社で開発・製造され、ナカシマプロペラが日本代理店として輸入・販売している推進器です。
1995年頃から199を中心に搭載され始め、当時搭載した船のリプレースは必ず新造船もジェットになるくらい使うと便利な設備です。

旋回盤
新型は吐出口のみが旋回しますがショッテル社のジェットは全体が旋回します。

ジェットの操作パネル

来春に”試作機”が完成予定です。
ナカシマプロペラ株式会社
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