2021.12.31 カテゴリ: あいさつ
2021年ありがとうございました
2021年内航業界での大きなニュースとしては、今年の8月に1998年から実施していた船腹供給対策の内航海運暫定措置事業を終了。
実質、自由建造の時代に入りました。
内航総連の役目も終え、次の組織をどうするかと言う時期にどさくさに紛れてYouTubeチャンネル運用費 1200万(月2本×6か月)案とかEB債5億円運用など、査問委員会レベルの事が組合員の知らないところで行われています。
また、我々の諸先輩方が約1100億の借金の返済の為に納付してきた納金の最後の端数の20数億円も、いつのまにか総連のお金のように勘違いが起っています。
税金払ったら自由に使える云々じゃなく年末調整同様、払い過ぎたお金は返却するのが筋です。
膨大な数の分配の手間やコストを考えると、業界の為に使うのも良い事だと思いますが、だからこそ有効活用していただきたいと思います。
世間では、ウッドショックから始まり、すべての材料が2割アップが当たり前、半導体不足によるモノが入らない。
船価も同様に上昇中です。
ある船主さんが「長年、卵と用船料は物価の優等生」と会合で言ってましたが、すぐに「卵だって値上がりしとる」とツッコミが入りました。
それだけ、用船料は変わってません。額面変わってないので実質目減りです。
これまで“我慢”と言う船主の経営努力で耐え忍んできたことで返って、この用船料でもやれると見られているのか?
いや、オペも社船抱えてたら、船主もよくこの用船料でやれるよなって、逆に不思議がっているかもしれません。
この2年を見るとコロナを理由に値下げしたオペも見られました。当時は、ジェット燃料など一部を除きほとんど影響なく
用船料下げたけど、稼働率が上がっている船が多かったように感じます。
また蓋を開けてみたら、荷主も親会社も空前絶後の最高決算。
その最高決算の大手海運会社の子会社は、パワハラのようなコスト無視の用船料ダウンと言う事例も一部には見られました。そんな会社がSDGs(持続可能な開発目標)を掲げて船主が持続不可能な用船料なんて笑いにもなりません。
私がこの業界に入った2000年から人件費(保険料・税金)も船価も修繕費も全て上昇しています。
499一般貨物船の船価ベースでいくと現在が1275万平均でも何らおかしくありません。
人件費等を考慮すると1300万くらいじゃないと割に合いません。
平成10年 貸渡業者(船主) 3351業者 → 令和3年 1178業者 65パーセント減
平成10年 運送業者(オペ) 733業者 → 令和3年 613業者 17パーセント減
そのうち、船主より運送業者(オペ)の方が多くなると言う逆転現象まで起こる可能性もあります。
よく船余りや船が足りないとマーケットが騒ぎますが、実はオペ余りなんです。
ここ数年でも小舟マーケットを低コストで支えてきた一杯船主の廃業も現実として増えてきました。
また、長らく即戦力に頼ってきた199-499クラスの船員問題も団塊の世代の大量引退に伴い、風景が一気に変わりました。
STCWの基本訓練が始まれば、499クラスの船員市場はクラッシュすると想像してます。
今年は、昨年よりも人に会う機会が増えたように思います。またオミクロン株で来年は、どうなるかわかりませんが
”運気は移動距離に比例する”に則って、可能な範囲で動こうと思います。
プライベートでは、次女が産まれ、初孫でもおかしくない年齢なので娘が幼稚園、小学校入学の時におじいちゃんが来たと言われないようにしなければと決意しました(笑)
2022年が皆さまにとって良い年になりますよう、良い年越しを静かにお過ごしください
今年の走り納め



愛媛マラソンまであと30日
実質、自由建造の時代に入りました。
内航総連の役目も終え、次の組織をどうするかと言う時期にどさくさに紛れてYouTubeチャンネル運用費 1200万(月2本×6か月)案とかEB債5億円運用など、査問委員会レベルの事が組合員の知らないところで行われています。
また、我々の諸先輩方が約1100億の借金の返済の為に納付してきた納金の最後の端数の20数億円も、いつのまにか総連のお金のように勘違いが起っています。
税金払ったら自由に使える云々じゃなく年末調整同様、払い過ぎたお金は返却するのが筋です。
膨大な数の分配の手間やコストを考えると、業界の為に使うのも良い事だと思いますが、だからこそ有効活用していただきたいと思います。
世間では、ウッドショックから始まり、すべての材料が2割アップが当たり前、半導体不足によるモノが入らない。
船価も同様に上昇中です。
ある船主さんが「長年、卵と用船料は物価の優等生」と会合で言ってましたが、すぐに「卵だって値上がりしとる」とツッコミが入りました。
それだけ、用船料は変わってません。額面変わってないので実質目減りです。
これまで“我慢”と言う船主の経営努力で耐え忍んできたことで返って、この用船料でもやれると見られているのか?
いや、オペも社船抱えてたら、船主もよくこの用船料でやれるよなって、逆に不思議がっているかもしれません。
この2年を見るとコロナを理由に値下げしたオペも見られました。当時は、ジェット燃料など一部を除きほとんど影響なく
用船料下げたけど、稼働率が上がっている船が多かったように感じます。
また蓋を開けてみたら、荷主も親会社も空前絶後の最高決算。
その最高決算の大手海運会社の子会社は、パワハラのようなコスト無視の用船料ダウンと言う事例も一部には見られました。そんな会社がSDGs(持続可能な開発目標)を掲げて船主が持続不可能な用船料なんて笑いにもなりません。
私がこの業界に入った2000年から人件費(保険料・税金)も船価も修繕費も全て上昇しています。
499一般貨物船の船価ベースでいくと現在が1275万平均でも何らおかしくありません。
人件費等を考慮すると1300万くらいじゃないと割に合いません。
平成10年 貸渡業者(船主) 3351業者 → 令和3年 1178業者 65パーセント減
平成10年 運送業者(オペ) 733業者 → 令和3年 613業者 17パーセント減
そのうち、船主より運送業者(オペ)の方が多くなると言う逆転現象まで起こる可能性もあります。
よく船余りや船が足りないとマーケットが騒ぎますが、実はオペ余りなんです。
ここ数年でも小舟マーケットを低コストで支えてきた一杯船主の廃業も現実として増えてきました。
また、長らく即戦力に頼ってきた199-499クラスの船員問題も団塊の世代の大量引退に伴い、風景が一気に変わりました。
STCWの基本訓練が始まれば、499クラスの船員市場はクラッシュすると想像してます。
今年は、昨年よりも人に会う機会が増えたように思います。またオミクロン株で来年は、どうなるかわかりませんが
”運気は移動距離に比例する”に則って、可能な範囲で動こうと思います。
プライベートでは、次女が産まれ、初孫でもおかしくない年齢なので娘が幼稚園、小学校入学の時におじいちゃんが来たと言われないようにしなければと決意しました(笑)
2022年が皆さまにとって良い年になりますよう、良い年越しを静かにお過ごしください
今年の走り納め



愛媛マラソンまであと30日
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