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海運ニュース

2022.06.17    カテゴリ:  海運ニュース 

   ちょっと待った~ 洋上風力発電へモノ申す

2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、再生可能エネルギーが注目されていますが、とりわけ洋上風力発電は、洋上風力発電バブルと言われるくらい産業、雇用創出にも期待がされています。

そして、今回『響灘地区を洋上風力発電産業の一大拠点に』との掛け声で、九州電力の子会社など5社で作る「ひびきウインドエナジー」が総額1750億円程度を投じて洋上風車25基を設置し、最大22万キロワットを発電するプロジェクトを進めています。

https://www.asahi.com/articles/ASP1P7DLSP1MTIPE02G.html


次の資料を見てください。
Screenshot 2022-06-17 at 14-26-57

風車設置区域のAとBの可航部が0.8マイル。ここは、風車がなくとも199~749GTクラスの西九州航路の輻輳海域です。
冬の玄海ならば、Dの区域近くまで上ったり下ったりで波受けしながら走ります。
B,C,Dは、なんとか許容したとしてもAの区域は、事故の原因になります。

そしてこれだけの風車群だとレーダーの偽像の発生は必至です。なおかつ、この狭い0.8マイル内の航路前方に偽像が出たら恐怖でしかありません。

0.8マイルの幅だと備讃瀬戸航路幅(約0.4マイル)より広いのですが、行き違いで、なおかつ外にオーバーできない0.8マイルは、かなり狭いと思います。
前述したように冬場の玄海から響灘は、Dの海域あたりまでゴロンゴロンしながら走ります。
IMG_8591_2022061715170970f.jpg

そして、広いように見える響灘も輻輳します。
時化れば当然、船間距離を多く取りますから、風力発電群が障害になります。
IMG_8597_2022061715171158c.jpg

洋上風力発電1基あたり、数十億です。怪しい中国船、韓国船も多く通っている事実も把握した方が良いと思います。
もちろん、我々内航船も加害者になる可能性が増えます。倒しでもしたら、船主責任制限法がありますから、ごめんなさいして終わりです。

この、洋上と言いながら内航海運業界の意見が全く反映されていない。もしくは、意見した段階では、もう遅いと言う段階に来ている事が多いのが現実です。
以前、九十九里沖のAISデータで内航船があまり通らないデータを持ち合いに出し、風力発電設置場所を提示しておりましたが
それは、夏場のデータで、冬では多くの船が風や波を避けて通る海域でした。

今回も、AISデータを元に区域設定しているそうですが499以下だとAIS搭載していない船もまだ、あります。
11月から3月までのAISデータを重畳したら良くわかると思います。

2022年度末の工事着工を目指し、現在は設備の詳細設計の段階なので、もう遅いかもしれませんが、A区域の風車に当たる船は、絶対に出ると思います。

洋上ウインドファームの計画概要

私は、洋上風力に反対意見を述べているのではなく、Aの区域設置は、危なすぎる(海難事故の元)と言う事。


風力発電は経産省なので国交省の立場が弱いのかどうかわかりませんが船主と国の調整役の立場である、
内航総連には、EB債5億円運用で出した損失3800万の汚名返上の為に今一度、Aの区域の再検討に向け調整役をお願いいたします






世界の再生可能エネルギーと電力システム 風力発電編 第2版 (NextPublishing)



海事総合誌COMPASS2019年3月号 洋上風力発電、日本に夜明け 制度・インフラ整備徐々に 潜在力生かせるか
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