2022.06.20 カテゴリ: 海運ニュース
無人運航船プロジェクトが第2フェーズへ~
無人運航船プロジェクトが第2フェーズへ~MEGURI2040における実証実験・前編~
無人運航船プロジェクトが第2フェーズへ~MEGURI2040における実証実験・後編~
無人運航、自動運航と表現すると現役の船乗りから、ものすごく反感、違和感を感じるそうですが、
これは実質無人運航(シャドー運航)で行う実験です。
実際は、実験と言う事もあり、5人で運航できる749GT型コンテナ船を船内システムと陸のシステム合わせて数十人に見守られながら動かします。
法的な部分は抜きにして近未来的には、陸の支援センターで1人が1隻を動かせる事が理想だと思いますが、技術的には可能だとしても、イニシャルとランニングが現実的な事かどうかは、技術革新より問題だと思います。
世界の主導権を握れるように今後も技術革新は、進めて行って欲しい反面、タンカーなどオペレターの無駄な書類の自動化の方が船員にとっては欲しい技術だと思います。
現在、車でも自動運転は、一丁目一番地ですが車には様々なアシスト機能が当たり前に装備されています。
船も船長をアシストする装置。チョッサーをアシストする装置。機関長をアシストする装置。
そう言った視点でいくと、まだまだビジネスチャンスがあるのではないかと思います。
省エネ(CO2削減)もそうですが、イニシャルやランニングの部分が語られず進められています。
そして、省エネ船も非省エネ船も評価(貰える用船料・運ぶ海上運賃)は現状は一緒です。
2050年カーボンフリーに向け、荷主と一体となって相互にメリットを享受し、イニシャルとランニングを支えていく事が大切だと思います。
#749kwフルチューン
#操船アシスト
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