2022.07.05 カテゴリ: ペンキ概論
イニシャルとランニング
7月2日で進宝丸も進水から8年を迎えました。
当時、お腹の中で支綱切断した息子も小2になり、私に似て勉強嫌いの息子に仕上がりつつあります。
さて、当時を思い起こすと先代の進宝丸で苦労した錆び打ちとペン塗りの労務負担軽減。
20年運航にかかるコスト軽減。そのようなコンセプトで考えたと思います。
まず、ウインドラスは、クラッチハンドル、クラッチ台、ブレーキハンドル、バンド、ドラム内側をSUS仕様とし、なおかつウレタン塗装としました。
8年目のウインドラスがこちら
塗料は関西ペイントマリンのレタン6000


ウレタン塗装は、贅沢仕様に見えますが二液性の為、塩ゴムやアクリルに比べ硬化し、防水性が増す傾向にあります。
※ウレタン塗装に防錆効果はないですが、防水性が上がる事で塩ゴムやアクリルに比べ錆びにくい効果
また、シビアなペンキの為、ペンキ屋さんも丁寧に塗らざるを得ないので、より効果的です。
デメリットと言えば、タッチアップなど上塗りの際、塗装面にホコリや水分があると剥がれやすく、多少目荒らしなどをしてやる必要がある事です。
それでも、この8年で、タッチアップ程度のペン塗りでこの状態なら上出来ではないでしょうか。
また、ハッチもウレタン仕様です。6年目に自分たちでオールペンしましたが、ハッチもタッチアップ程度でまだピカピカです。

中国塗料 ノバスーパーエコ 1kg缶のテスト塗装の五か月後
ユーザーの声を商品開発に 中国塗料 ノバ スーパーエコ


2月のテスト塗装




現在、SUSが100万円/tと言われています。何でもかんでもSUSが良いと言う訳でもありません。
適材適所、ペンキや部材の特性を生かして、イニシャルとランニングのバランスを取る事が持続可能な船だと思います。
ある一定の仕様を超えたら限界効用があり、設備投資の割に得られる効果が薄い、趣味の世界になってしまします。
お金もメンテもかけず、イニシャルとランニングを抑えて安く乗ると言うのも極端ではありますが、一つの考えだと思います。
予算は有限 アイデア無限
出始めよりはマシですが、どのメーカーもアクリル塗料は、苦戦しています。
また比較的扱いやすかった塩ゴムの供給は、現在関西ペイントマリンとカナエ塗料だけですが
こちらも樹脂の高騰や確保困難など永続的に供給は、難しい見解です。
アクリル塗料が舶用に向かないのであれば、一液性のウレタン塗料の開発など頑張って欲しいところであります。
当時、お腹の中で支綱切断した息子も小2になり、私に似て勉強嫌いの息子に仕上がりつつあります。
さて、当時を思い起こすと先代の進宝丸で苦労した錆び打ちとペン塗りの労務負担軽減。
20年運航にかかるコスト軽減。そのようなコンセプトで考えたと思います。
まず、ウインドラスは、クラッチハンドル、クラッチ台、ブレーキハンドル、バンド、ドラム内側をSUS仕様とし、なおかつウレタン塗装としました。
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ウレタン塗装は、贅沢仕様に見えますが二液性の為、塩ゴムやアクリルに比べ硬化し、防水性が増す傾向にあります。
※ウレタン塗装に防錆効果はないですが、防水性が上がる事で塩ゴムやアクリルに比べ錆びにくい効果
また、シビアなペンキの為、ペンキ屋さんも丁寧に塗らざるを得ないので、より効果的です。
デメリットと言えば、タッチアップなど上塗りの際、塗装面にホコリや水分があると剥がれやすく、多少目荒らしなどをしてやる必要がある事です。
それでも、この8年で、タッチアップ程度のペン塗りでこの状態なら上出来ではないでしょうか。
また、ハッチもウレタン仕様です。6年目に自分たちでオールペンしましたが、ハッチもタッチアップ程度でまだピカピカです。

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ある一定の仕様を超えたら限界効用があり、設備投資の割に得られる効果が薄い、趣味の世界になってしまします。
お金もメンテもかけず、イニシャルとランニングを抑えて安く乗ると言うのも極端ではありますが、一つの考えだと思います。
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出始めよりはマシですが、どのメーカーもアクリル塗料は、苦戦しています。
また比較的扱いやすかった塩ゴムの供給は、現在関西ペイントマリンとカナエ塗料だけですが
こちらも樹脂の高騰や確保困難など永続的に供給は、難しい見解です。
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