2022.10.05 カテゴリ: 海運ニュース
『船員労働ハンドブック』公開のお知らせ

◇船員労働ハンドブック◇
船員として働くときに役立つ法令の基礎知識を分かりやすく解説しています。
船員の働き方改革と同時に内航船主も手取り文化から陸と同じ総額表示に変えていく必要があります。
就職や転職の際に手取り表記だと一つの指標で分かりやすい反面、そこしか判断材料がないので結果的に
入ってから、騙されただの、言ってる事と違ったなどと言うミスマッチが起こります。
船主側もこれくらいの希望手取りだしているのだから、これくらいの仕事は、してくれるだろうと雇用すると
開けてびっくり玉手箱のような事も起こります。
船員さんは、良い会社に出会えない。船主は良い船員に出会えない。そんなミスマッチ製造マシーンが運輸局の求人端末です。
また未経験者が船員を目指す事において、入口が見つかりにくいのもこの業界の特徴です。
陸上職からの転職(未経験者)でも船乗りになる道はあります
あのこの愛媛
海洋共育センター
尾道海技大学校 第一種養成講習
JML九州海技学院(熊本)6級海技士第一種養成講習
尾道海技大学校徳島阿南校 6級海技士第一種養成講習
弊社、えびす商会でも未経験者の受け入れを開始しています。
本年1月1日より尾道海技大学校6級第一種養成講習(機関)を経て、20代の船員が入社いたしました。
鉄工所からの転職で、全国いろんなところへ行け、釣りもできるし、楽しいですとの事です。
問い合わせは、えびす商会 公式LINEより登録お願いします。
https://lin.ee/BQVY7z9

10/17~24まで定期検査のドックがありますので、就職、転職を考えている人の船内見学も可能です。
見学の問い合わせも公式LINEからお願いします
※船種は、499貨物船 穀物バラ積みです
育成をしてこなかった、育成コストを捻出できず最低定員運航を当たり前としてきた小型貨物船業界は、長年苦しんできたタンカー業界よりも先に船員リソースでクラッシュすると考えています。もちろんタンカー業界も引き続き厳しいです。
たしかにデーターを見れば新6級第一種養成課程からも毎年100~130名の船乗りが生まれ、業界定着率も80-90パーセント。
数字的にも若手が増えている傾向ではありますが頭数が増えても、戦力が増えているわけではありません。
逆に、海技系の学校卒業した新卒の退職と同時に船乗り離れも顕著です。
これは青田買いをしているネームバリューのある大手オペなどはよく考えてほしい事実です。
また、学生やこれから船乗りを目指す未経験者の方は、SNS等でいろんな情報を取得できますが
それは、その人の事例であり、参考程度で良いと思います。
とくに、リアル情報でもSNS情報でも「辞めた人間の話は50パーセントOFFで聞け」です。
その人の言い分もわかるし、会社の言い分もある。そしてその人がその環境、その仕事に合わなかっただけと言うのがほとんどです。
SNSでブラック船主だと騒ぎまくって、実は本人がポンクラ蔵之介って事はよくある事です。
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