2022.12.14 カテゴリ: 海運ニュース
内航タンカー、用船料一段高 主要海運会社が値上げ
一部の内航タンカーオペレーターの2022年度下半期のチャーター料(用船料)が値上げで決着した。
上げ幅は、微増。人件費高騰や人材育成の補填の意味合いが強いと思われる。
期待薄の中、サプライズのカタチとなったが、一部船主からは、“用船料の値上がりよりもJAPAN P&I CLUBの上り幅のが酷い”との声が聞こえてくる。
昨今の内航海運の諸コストアップが著しい中、JAPAN P&I CLUBが15%から20%の値上げ交渉で来ている。
理由としては、国から要請のあるRORO船白虎の引き揚げ費用に伴う部分が大きいとされる。また、外航船など近年事故の規模が大きくなりJAPAN P&I CLUBの運営も厳しくなっている。自社ビル売却など自助努力も見えるが、無事故を続けている船主からは、到底納得できない内容で怒りの声さえ聞こえてくる。
また、海上交通の要所である来島海峡ではあるが、水深60メートルに沈んでいる船を多額の費用をかけて、船主の保険料を上げてまで引き揚げる意味さえ疑問に感じる。
このほか、燃料価格,船価,船員費、修繕費,潤滑油代なども軒並み値上がりしている。
まだまだ適正コストには遠く、“我慢”と言う船主の経営努力で耐え忍んでいるのが現状だ。
コストプッシュ型インフレの影響は、まだまだ続く
上げ幅は、微増。人件費高騰や人材育成の補填の意味合いが強いと思われる。
期待薄の中、サプライズのカタチとなったが、一部船主からは、“用船料の値上がりよりもJAPAN P&I CLUBの上り幅のが酷い”との声が聞こえてくる。
昨今の内航海運の諸コストアップが著しい中、JAPAN P&I CLUBが15%から20%の値上げ交渉で来ている。
理由としては、国から要請のあるRORO船白虎の引き揚げ費用に伴う部分が大きいとされる。また、外航船など近年事故の規模が大きくなりJAPAN P&I CLUBの運営も厳しくなっている。自社ビル売却など自助努力も見えるが、無事故を続けている船主からは、到底納得できない内容で怒りの声さえ聞こえてくる。
また、海上交通の要所である来島海峡ではあるが、水深60メートルに沈んでいる船を多額の費用をかけて、船主の保険料を上げてまで引き揚げる意味さえ疑問に感じる。
このほか、燃料価格,船価,船員費、修繕費,潤滑油代なども軒並み値上がりしている。
まだまだ適正コストには遠く、“我慢”と言う船主の経営努力で耐え忍んでいるのが現状だ。
コストプッシュ型インフレの影響は、まだまだ続く
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