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海運ニュース

2023.09.23    カテゴリ:  海運ニュース 

   二層甲板タンカー 就航を目指し始動 Marindow

Marindows株式会社は、課題が深刻な船種である499GT/749GTタンカーの二層甲板化を目指し、実現可能性調査(FS)に入る。

ロボットEV船『DroneSHIP』量産化プロジェクト始動!破壊的革新によって内航と日本の新しい未来を創出する
〜船の仕事を「キツい・汚い・危険」の3Kから「カッコいい・稼げる・革新的」の新3Kへと変革する〜

油タンカーのダブルハル化や新ILO居住区基準により、かつての主要船種であった499GT1200KL 749GT2000KLがほぼ不可能になり(船員の乗り心地と船の性能を捨てれば不可能ではない)、一時期、油タンカーの二層甲板化の議題が上がったものの、大手2社が2000KL積み=999GT化を標準とした為、一旦立ち消えとなってしまいました。

それでも依然として、特にケミカル業界を中心として499GT1200KLと言うのは汎用性が高く、また小口輸送の中心である749GT2000KLも999GTに比べ船員確保、イニシャル/ランニングコストの面で優れ、荷主、船主双方にメリットがある船種です。

これを解決するには、油タンカーの二層甲板化が急務です。
これを進めるにあたって、すでに2000KLの輸送は999GTで荷主と話しがついているオペレターから反対が出る可能性は、ありますが、持続可能な輸送を考えると、ただでさえ船員不足の内航業界で、油、ケミカルはさらに船員不足が課題の中心です。
3000KL5000KLと同じ船員数で2000KLを運ぶのか、最低定員5名が可能な749GTで2000KLを運ぶのか。

目の前の営業的な事は、抜きにして、持続可能な輸送を目指し業界全体で進むべき方向だと思います。
もし、油タンカー業界の大反対を受けるのであれば、ケミカル製品(油以外に限る)の方向でも良いと思います。

自動化、自律運航などで、少人数運航を目指すよりも、現状の解釈を変えるだけで、船員の乗り心地と安全性(復元性)と貨物ロットの確保が可能になります。技術革新として絵に描いた餅方向に進む事も大切ですが、今できる事をやる事の方がもっと大切だと思います。

【今後のアクション:実現可能性調査(FS)と初号機建造】

まず最初のステップとして総トン数499GTと749GTタンカー焦点を当てた実現可能性調査(FS)をMarindowsとパートナー企業共同で実施します。


FS期間:2023年10月から2024年3月までの6ヶ月間を予定。

初号機:期待する結果を得られば場合、2026年に初号機デリバリーを目指す。

ロボット EV船『DroneSHIP』
海洋OSマリン


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