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海運ニュース

2024.02.22    カテゴリ:  海運ニュース 

   JFEスチール 4月から値上げ

JFEスチール、4月から鋼材全種1万円値上げ 労務・物流費も転嫁


この四月の更改は、荷主理解のあったタンカーを中心に大幅UPが予想される用船料市場ですが
それ以上に2割3割とアップしているのが運航経費であり、ドック費用(日数含む)部品代、無事故でもあがり続ける保険料
STCWなどを含む陸上コストも年々UPです。

そして、国交省発表の資料じゃ読み取りにくい、人件費は個々の給与のコストUPと言うよりも
退職や病気、ケガ、家族の都合などで欠員が出た場合のコスト負担が数字に表れないくらい上がっています。
求人するも数ヶ月見つからないのは普通(希望額と出せる額が違いすぎる)、派遣会社にお願いするも
派遣会社も人手不足。

そうならない為に、育成をする会社も増えましたが、全てプラスαのコスト。
我々が頂いている用船料に含まれる人件費のコストは、最低定員分しか頂いていいません。
育成は、船主としての自主努力ですが、用船料が物価上昇に追いつかない微増の中で捻出するのは
持続可能な未来の経営の為に、持続不可能な現状を作っているようなモノです。

緩やかな円安相場のおかげで、ここ1-2年は、外売市場も良く、これを期に、廃業、減船、外航進と決断する
船主が増えました。今後も続くと思います。そうなると、荷物があっても、運ぶ船がいない。
結果的にオペレーターの売り上げが上がらないと言う負の連鎖がおこってきます。

荷主様が苦しいなら、まだ理解できますが、主要荷主は、ほとんど最高益などを叩き出しています。
今回、石油大手が理解を示し、大幅UPの雰囲気が出ています。

貨物船業界も持続可能な未来の為に理解ある用船料をお願いしたいと思います。
3~5%あがれば良いかなと言っている声も聞こえますが、あらゆるコストが20-30%平均で上がっていますから
少なく見積もっても20%アップは適正であって、持続可能なデッドラインは10%アップだと思います。
卵でさえ、ここ数年で約2倍です。

私を含め小舟1杯船主は、我慢と言う名の経営努力?をしてきた結果、現在があると同時に個人事業の延長で
会社の財布と個人の財布の境界線が曖昧で適正コストから逸脱している会社が多く、儲かっていると勘違いして
しまったり、商売として立ち行かない状態でも我慢してしまう傾向が問題です。

ある方のスピーチの一文を借りると、今後の内航海運は、強いところは残り、弱いところは淘汰される。
これは、資本主義経済では、当たり前の事です。
しかし、強いところは内航を諦め(最低限残し)、外航/近海に活路を見出すと言う流れが、現状でもあります。

これは船主だけでなく、オペレーターにも言える事です。
船を確保できないオペレーターは、淘汰されていきます。
一度減った船を増やすコストは、莫大にかかります。



私が思う持続可能な(育成とリプレース)貨物船の適正コスト

499GT 1450万円
250GT  950万円


この数字があれば、この物価上昇の中、育成と次のリプレースを考えながら安全運航できる数字だと思います。

用船料が上がって、高級車買おう、高級時計買おうと思っている船主は、ほぼいません。
船員の給料を上げて上げようと思う船主がほとんどです。

荷物があっても人がいないと船は動きません。
免状が定員分あっても全員部員じゃ船は動きません。

ニュースで報じられる事はないですが、定点観測ポイントを見ると、船は昨年から船員不足で止り始めています。
先日、隣にいた船の船員さんと話ししたら、この航海終わったら、このメンバー全員退職ですと言う人もいました。

人の事を気にしている場合ではありません。明日は我が身の精神でこの春の更改を強気で行きましょう!

トラックドライバーの賃金 来年度に10%前後引き上げへ 政府が物流革新へ中長期目標

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