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海運ニュース

2024.04.01    カテゴリ:  新造船 

   749kw フルチューンエンジン 赤阪鐵工所 AX31R 

舛宝海運有限会社

先月竣工した舛宝海運有限会社の第三舛宝山丸の主機
エンジンのチューンとは、普通は出力アップの為にチューニングする事を意味しますが今回は出力を抑えたチューニング
DSC05350_20240401105029397.jpg
既にあるエンジンですがAX31 749kw初号機です。
 1800psの主機を1000ps(735kw)で封印ではなく、749kw(1018ps)で封印しています。
中速エンジンでは1000psではなく1018ps(749kw)の封印はよく見かけますが、何故か低速エンジンでは1000ps735kwで封印するのが主流でした。意味はないけど切りがいいから?
たかが18psされど18ps法定内で使えるなら使った方が良いと思います。
そしてこれまでの1000ps化と今回大きく違うのが過給機です。2サイクルでは、当たり前の手法ですが出力に合わせた過給機のマッチング。1018psしか使わないのに1800psの過給機は必要ないわけです。逆にマッチングしていないので効率が悪い。
DSC05353.jpg
ただ、これをすることにより、外売などで封印を切っても過給機を変えない限り元の1800psは出ない事になります。
※外売時の価格に影響は、ほぼないと思われます。
DSC05343_20240401105026e05.jpg
AX31は油圧動弁とタペット式を選択できます。
DSC05339_20240401105019a28.jpg
主発はヤンマー 180KVA 2基
DSC05354.jpg
バラストコントロール
DSC05349.jpg
エンジンコントロールルーム
DSC05342_202404011050249d3.jpg
KTCの壁掛け工具は、船主仲間からのお祝い寄贈品だそうです。粋なプレゼントですね。
DSC05340_2024040110502192e.jpg

京都機械工具(KTC) メカニキット(一般機械整備向) MK82


デッキカラーが明るいと主機が映えます
DSC05338.jpg
新造時に予備配管作っておけば低コストですね。
DSC05341_2024040110502270e.jpg

CN(カーボンニュートラル)において、内航海運も2030年に2013年度比で約17%減※181万t-CO2削減を求められています。
2013年当時 499GTは1800psが主流でした。船員不足問題の解決策として499GTの1000ps化で機関部の一機士枠を育成枠へと言う流れでしたが今回の第三舛宝山丸はCO2削減の面からも1800psの常用出力1350ps(75%)から1018ps(100%出力) 25%のCO2削減(省エネ)となります。
自動化や自律運航、EVやハイブリッド、LNGなどの新燃料、どんな最新技術よりも減速運航(出力制限)がCNに貢献すると言う事を国交省は気付いてください。気づいていても新しいトピックではないのでスルーされるのかもしれませんが。
省エネ=現場のハンドリングが必要な事が多いですが、1018psで切ることで100%フルで走っても省エネと言う現場に依存しない省エネが可能です。

今後、499GTを検討している船主様 是非、749kwフルチューンを検討してください。
たった18ps されど18ps

#749kwフルチューン
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船のエンジン、初めて見ました。
あまりの大きさに驚きです。






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