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海運ニュース

2007.05.08    カテゴリ:  内航船〔カーゴ〕 

   21エーコープ 

省エネと省力作業を追及した21エーコープ

2001年8月三浦造船建造。
オーナーのこだわりとアイデア、三浦造船の技術が随所に見られる船である。
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プロペラの前にある4枚の羽は フレンドフィンと言って
水流をプロペラに効率よく当てるためのもの。
おそらく資料に使われている写真は、舵の形や喫水からいって21エーコープのものだと推測できる。
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ホールドはステンレス張り。ダブリングではなく半分ステン半分鉄板の合板の鉄板を使用。当時でも高かったみたいだが
今の鋼材相場だと目が飛び出る金額ではなかろうか?
2年位前の199GTクラスのステンレス張りのホールドで2000万くらい余分にかかると聞いたことがある。
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2台の高性能レーダー。199GTクラスでは、ずば抜けて高性能なレーダーを搭載している。
奥に見えるTVモニターでエンジンルームの監視ができる。
これは、防犯カメラを利用して比較的安価で設置したそうだ。
エンジンルーム監視システム〔リモートカメラ〕だと100万位すると
聞いたことがある。
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ここからの写真は、オーナーさんのご厚意によりバラ積み船などの参考に
なればと提供していただいたものである。

カーテン式電動ハッチシートカバー
CIMG0027.jpg

バラ積みは、荷物の飛散やクレーンの位置によれば、ハッチの
収納した場所に荷物がかかるのは、多々ある。
シートをしてないと、ハッチの溝に荷物がたまり
ハッチの開閉時に前港荷物がホールド内に混入する可能性がある。ブルーシートなどだと〔本船も以前はブルーシート使用〕風があるとすぐに破れたりする。数年前に専用のシートをハッチのサイズに合わせて作ってもらった。
二人でハッチの上に上り引き上げるのだがこれが重たい…
これをなんとか一人でできないかと工夫したのが21エーコープのオーナさんである。
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操作しているのはオーナーさんの息子さん。
私のブログも見てくれていて、船に非常に興味があり、
次の時代の若手船員の卵である。
彼が船乗りになるころに、今より船員環境が良くなっているようにがんばりたいものである…
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ステンレスのパイプで頑丈なやぐらになっている。
大豆カス荷役風景CIMG0028.jpg

きれいにペイントされたエンジンルーム
手前のハンドレールはメッキ仕様
6年目の船には見えない…
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きれいに磨かれたエンジンCIMG0033.jpg

オーナー指定色の配電盤CIMG0034.jpg

この船は、シーズンになると種子島からの砂糖輸送専用船になる。
その輸送に必要な袋類を積んだコンテナをボートデッキに
積載可能。CIMG0035.jpg

リモコン式ユニッククレーンにて荷役。
操作は、オーナーの親父さん。CIMG0036.jpg

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砂糖荷役風景
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セパレート式ホールド
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これにより2種類の荷物を積載可能
通常はトモ側に固定されトモ側の壁になっているが、セパレート使用時は、ハッチ上のウインチで吊り上げハッチを移動させることにより、所定の位置に移動する。
チェーンブロックで吊り上げる船もいるが省力化の為にウインチを使用CIMG0045.jpg

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セパレートの重量でハッチが持ち上がらないようにローラーが付けられている。
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サイドと船底側をピンでロックCIMG0052.jpg

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ホールド内を動かすのだから当然、少し隙間が必要。
固定した後は、荷物がもれないようにスポンジでシーリングCIMG0053.jpg

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オモテから見た感じCIMG0059.jpg

積み風景CIMG0060.jpg

荷物がもれていないのがよくわかると思う。
積みも揚げも片方づつなのでセパレート自体に結構な負荷がかかるので
強度もある程度なければならない。CIMG0061.jpg

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同じメイズじゃないかと思われる方もおられるかと思いますが、
最近は、遺伝子組み換えや非遺伝子組み換えなど同じ家畜飼料でも種類があるのです。CIMG0064.jpg

揚げ荷役風景CIMG0063.jpg


貴重な写真を提供してくださいました邦久汽船のオーナー様に感謝します。
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すばらしいレポートですね。
バラ積みのわからない私にもわかりやすい内容でした。
これからもいろいろとレポートお願いします。
船同士、ライバルでありまた、仲間でありますから、こういった技術やアイデア公開、船造りの参考になる方がいれば21エーコープのオーナーさんも喜んでくれると思います。
人間インプットも大切ですがアウトプットも大切です。
情報公開したと言うことは、更なるステージアップが期待できるのではないでしょうか?
省エネ船、省力作業船…これからの船造りに求められるキーワードだと思います。






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