内航タンカーから外航・近海中心にを
国内最強・最速工事の修繕専業ドックとして知られている(株)三和ドックを見学させてもらいました。
2007年8月期、工事隻数 450隻(内入渠工事 256隻)のダントツの工事実績を誇る三和ドックでは
12,500GTまで入渠可能なNo.5 DOCKを始め706mまで拡張された艤装岸壁など
修繕ドック不足が叫ばれている中、近年、受け入れ工事の為に積極的な設備投資をしています。
現在、国内では海難などの緊急工事などを受け入れる造船所(工事できる職人不足)が極端に
少なく、受けても工程日数がかかったりなどと、復旧までのロスが問題になっています。
そんななか、国内最速工事の異名を誇る三和ドックでは、
海難発生→三和に入渠→最短復旧と言うような図式が出来上がるくらいの実績で、
この日もある船の海難工事受け入れスタンバイ状態でした。
他にドックに冷凍運搬船・ケミカル船・499ガット船。艤装岸壁に499鋼材船・LPG
外航ケミカル・内航5000kタンカーと言う状態でした。
ドック中の監督さんに対する設備や待遇なども良く、ドックで三和ドックを選ぶ人が多いというのも
納得しました。
7.8年前に三和ドックの広告を船体にペイントした199GTがいましたね。
なかなか斬新なアイデアです。
アメリカでは、自分のおでこを広告スペースとして売りに出し
破格の広告費がついたニュースがありましたが
船体を広告スペースと考えると一部の船がオペレーター名をペイントしている以外
ほとんど使われていないスペースですから、広告マーケティング的にはもったいないですね。
もちろん、接岸による汚れや美的な面からも躊躇する方も多いとは思いますが・・・
この日は、オーナーさんの計らいで、定期検査中の第一金星丸を見学させてもらいました
第一金星丸 金洋海運(株) 鶴見サンマリン 2996GT 5450㎥
1991.11 檜垣造船 阪神内燃機工業 6EL44 4000PS
メイン航路は水島から関空向けのジェット燃料だそうです


17年目の船には見えないですね。きれいです

間近で5000kクラスを見るのは初めてでした。やはりデカイ。

船内も見学させてもらいました。
厨房のでかさにビックリ。5000kクラスでは普通なのだそうですが・・・

サロンには42インチのプラズマTVが導入されてました

検査で開放したエンジンを組み立て中


作業台を見ると機関部の几帳面さがうかがえますね。
制御室も快適でした。

荷役エンジンやセントラルクーリングなど機関設備も充実してました。
この船はファンネルが大きいので遠くからでも鶴見サンマリンのファンネルマークが見えますね

ブリッジ内
機器類は17年目ですので最新鋭ではないですが、想像するに当時では最新鋭のものが導入されて
いたのだと思います。
レーダーはJRCでした

ブリッジからの眺め


オモテから
デッキとハウスはウレタン塗料だそうです。


SULPHUR GLOBAL

なかなかタンカーを見学する機会はないので非常に勉強になりました。
天気がイマイチだったのが残念です。
お風呂場が二つや娯楽室など、大型タンカーでは普通だそうですが・・・
スペースに余裕があるのはうらやましいですね。
中・小型内航ですと、人員分のスペースをとるのがやっとで
育てる為の予備船員分のスペースすら取れません。
もちろん、大多数の船主さんは予備船員を育てるだけの金銭的余裕及びメリットがない人が
ほとんどです。
業界団体や国は、船員不足対策を問題視し対策を掲げていますが
もっと現場を見て、実効性や意味のある対策をした方がいいのではないかと
現場の人間からは感じます。
有力船主さんは、損をしてでも船員を育てるべく努力をしています。
方や、住むところもなくネットカフェ難民などと呼ばれている若者がいる現代・・・
船員への門戸を広げもっと世間にこう言う仕事でこう言う収入でとアピールしても良いのではないかと
思います。
少ないパイ(船員)を船主さん同士で奪い合うよりも、パイを増やす努力をした方が
私は得策だと思います。
船員給料相場が上がっているのは、末端の私たち船員にとっては、喜ばしいことですが
金で釣っても、やはり職場や仕事に魅力及び将来に希望が見えなければ
長続きはしません。
団塊の世代船員の大量退職・・・もう時間はありませんね。
国内最強・最速工事の修繕専業ドックとして知られている(株)三和ドックを見学させてもらいました。
2007年8月期、工事隻数 450隻(内入渠工事 256隻)のダントツの工事実績を誇る三和ドックでは
12,500GTまで入渠可能なNo.5 DOCKを始め706mまで拡張された艤装岸壁など
修繕ドック不足が叫ばれている中、近年、受け入れ工事の為に積極的な設備投資をしています。
現在、国内では海難などの緊急工事などを受け入れる造船所(工事できる職人不足)が極端に
少なく、受けても工程日数がかかったりなどと、復旧までのロスが問題になっています。
そんななか、国内最速工事の異名を誇る三和ドックでは、
海難発生→三和に入渠→最短復旧と言うような図式が出来上がるくらいの実績で、
この日もある船の海難工事受け入れスタンバイ状態でした。
他にドックに冷凍運搬船・ケミカル船・499ガット船。艤装岸壁に499鋼材船・LPG
外航ケミカル・内航5000kタンカーと言う状態でした。
ドック中の監督さんに対する設備や待遇なども良く、ドックで三和ドックを選ぶ人が多いというのも
納得しました。
7.8年前に三和ドックの広告を船体にペイントした199GTがいましたね。
なかなか斬新なアイデアです。
アメリカでは、自分のおでこを広告スペースとして売りに出し
破格の広告費がついたニュースがありましたが
船体を広告スペースと考えると一部の船がオペレーター名をペイントしている以外
ほとんど使われていないスペースですから、広告マーケティング的にはもったいないですね。
もちろん、接岸による汚れや美的な面からも躊躇する方も多いとは思いますが・・・
この日は、オーナーさんの計らいで、定期検査中の第一金星丸を見学させてもらいました
第一金星丸 金洋海運(株) 鶴見サンマリン 2996GT 5450㎥
1991.11 檜垣造船 阪神内燃機工業 6EL44 4000PS
メイン航路は水島から関空向けのジェット燃料だそうです


17年目の船には見えないですね。きれいです

間近で5000kクラスを見るのは初めてでした。やはりデカイ。

船内も見学させてもらいました。
厨房のでかさにビックリ。5000kクラスでは普通なのだそうですが・・・

サロンには42インチのプラズマTVが導入されてました

検査で開放したエンジンを組み立て中


作業台を見ると機関部の几帳面さがうかがえますね。
制御室も快適でした。

荷役エンジンやセントラルクーリングなど機関設備も充実してました。
この船はファンネルが大きいので遠くからでも鶴見サンマリンのファンネルマークが見えますね

ブリッジ内
機器類は17年目ですので最新鋭ではないですが、想像するに当時では最新鋭のものが導入されて
いたのだと思います。
レーダーはJRCでした

ブリッジからの眺め


オモテから
デッキとハウスはウレタン塗料だそうです。


SULPHUR GLOBAL

なかなかタンカーを見学する機会はないので非常に勉強になりました。
天気がイマイチだったのが残念です。
お風呂場が二つや娯楽室など、大型タンカーでは普通だそうですが・・・
スペースに余裕があるのはうらやましいですね。
中・小型内航ですと、人員分のスペースをとるのがやっとで
育てる為の予備船員分のスペースすら取れません。
もちろん、大多数の船主さんは予備船員を育てるだけの金銭的余裕及びメリットがない人が
ほとんどです。
業界団体や国は、船員不足対策を問題視し対策を掲げていますが
もっと現場を見て、実効性や意味のある対策をした方がいいのではないかと
現場の人間からは感じます。
有力船主さんは、損をしてでも船員を育てるべく努力をしています。
方や、住むところもなくネットカフェ難民などと呼ばれている若者がいる現代・・・
船員への門戸を広げもっと世間にこう言う仕事でこう言う収入でとアピールしても良いのではないかと
思います。
少ないパイ(船員)を船主さん同士で奪い合うよりも、パイを増やす努力をした方が
私は得策だと思います。
船員給料相場が上がっているのは、末端の私たち船員にとっては、喜ばしいことですが
金で釣っても、やはり職場や仕事に魅力及び将来に希望が見えなければ
長続きはしません。
団塊の世代船員の大量退職・・・もう時間はありませんね。
大井埠頭
------ BNRスピードテスト (ダウンロード速度) ------
測定サイト: http://www.musen-lan.com/speed/ Ver3.5001
測定日時: 2008/03/17 07:24:30
回線/ISP/地域:
--------------------------------------------------
1.NTTPC(WebARENA)1: 291.683kbps(0.291Mbps) 36.29kB/sec
2.NTTPC(WebARENA)2: 358.424kbps(0.358Mbps) 44.61kB/sec
推定転送速度: 358.424kbps(0.358Mbps) 44.61kB/sec
------ BNRスピードテスト (ダウンロード速度) ------
測定サイト: http://www.musen-lan.com/speed/ Ver3.5001
測定日時: 2008/03/17 07:24:30
回線/ISP/地域:
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1.NTTPC(WebARENA)1: 291.683kbps(0.291Mbps) 36.29kB/sec
2.NTTPC(WebARENA)2: 358.424kbps(0.358Mbps) 44.61kB/sec
推定転送速度: 358.424kbps(0.358Mbps) 44.61kB/sec
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