村上秀造船でドック中のなんせい丸を見学させてもらいました。
なんせい丸 初高汽船(株) 南西海運 749GT 1349DW
沖縄離島航路 コンテナ・雑貨兼用船
2003.6 三浦造船 阪神内燃機工業 7L35MC 4072馬力
なんせい丸はShip Of The Year'2003 にノミネートされてます

潜水艦のような見事なバルバスです

5階建てのブリッジ
Nは南西海運のファンネルですね

この船の船型の一番の特徴である見事なお尻です


まさにヨットのようなトモの造りです


宴会ができるような広さです
沖アンカーしたらここで釣りできますね。

なんせい丸のホールドは二層式のトモオモテが凸型のホールドで
トモとオモテは、二つ折れタイプのハッチがついています。
中央部もポンツーン式になっているそうですがコンテナを積むのでほとんど使われてないそうです
見てもわかるように、オモテがかなり絞りこまれているのがわかりますね

下段に雑貨〔鋼材や電柱など〕を積み中央部は、フラットトラックが多いそうです。
中段からオンデッキまではコンテナ。冷凍コンテナも常時積載しているそうです。

コンテナ船では珍しい、エルマンハッチ



コンテナが波で流れないように、波よけ板がついてます

オモテもギリギリまで絞ってますね

凄まじい角度ですね・・・
勢いもあるからと言ってましたが・・・
これくらい勢いがつくくらい傾くと言う事ですね。CDラジカセは、ローリング防止装置〔ハンモック〕の中に載ってました。

阪神内燃機工業 7L35MC 2ストローク 4072PS
749クラスではモンスター級のエンジンですね。
航海速力18.5ノット 最高速力は20ノットオーバーだそうです


バラストポンプ

補機

セントラルクーリングも大きかったです

エンジン制御室

2ストロークの為、1階の中央部もエンジン場になってました

1階部分は、ストアとエンジン場の一部と言う感じです

エンジンもモンスター級なら、送風機もモンスター級のファンでした

ハッチ

全長が100m近いので5段ブリッジでもあまり高さを感じさせないバランスですね

二階がサロンと厨房になってました

スラスター室
バルバスの中にいるというのがわかりますね


吊り舵で可変ピッチペラです
常に荒天航海・船速を考えると可変ピッチがジャストフィットですね。
港内の停止距離も良いそうです


見事なトモの曲線美ですね。
とても鉄板で造られたとは思えません


まさにヨットのような船型



鉄板の芸術作品ですね



船舶として理想的なオモテ形状です



先端が極限まで細くされてますね
波を切り裂く形ですね。

大まかに言うと船型の優とされている潜水艦とヨットの良いところをとった船型ですね



ここからがお尻の美学です


このような美しいお尻を持った船はいないような気がします


私が見学したい船の中のひとつであった、なんせい丸の見学が実現して
非常にうれしかったです。
こういったオンリーワンの船を開発できる三浦造船の設計力と技術力。
船と言うよりひとつの芸術作品ですね。
美しい船体とは別に、航海は南西諸島の荒波を突き抜けていく
力強い走りなのですが・・・
そろそろドックアウトだと思いますので、運が良い人は、瀬戸内海を沖縄向けて走るなんせい丸に遭遇するかもしれませんね。
なんせい丸 初高汽船(株) 南西海運 749GT 1349DW
沖縄離島航路 コンテナ・雑貨兼用船
2003.6 三浦造船 阪神内燃機工業 7L35MC 4072馬力
なんせい丸はShip Of The Year'2003 にノミネートされてます

潜水艦のような見事なバルバスです

5階建てのブリッジ
Nは南西海運のファンネルですね

この船の船型の一番の特徴である見事なお尻です


まさにヨットのようなトモの造りです


宴会ができるような広さです
沖アンカーしたらここで釣りできますね。

なんせい丸のホールドは二層式のトモオモテが凸型のホールドで
トモとオモテは、二つ折れタイプのハッチがついています。
中央部もポンツーン式になっているそうですがコンテナを積むのでほとんど使われてないそうです
見てもわかるように、オモテがかなり絞りこまれているのがわかりますね

下段に雑貨〔鋼材や電柱など〕を積み中央部は、フラットトラックが多いそうです。
中段からオンデッキまではコンテナ。冷凍コンテナも常時積載しているそうです。

コンテナ船では珍しい、エルマンハッチ



コンテナが波で流れないように、波よけ板がついてます

オモテもギリギリまで絞ってますね

凄まじい角度ですね・・・
勢いもあるからと言ってましたが・・・
これくらい勢いがつくくらい傾くと言う事ですね。CDラジカセは、ローリング防止装置〔ハンモック〕の中に載ってました。

阪神内燃機工業 7L35MC 2ストローク 4072PS
749クラスではモンスター級のエンジンですね。
航海速力18.5ノット 最高速力は20ノットオーバーだそうです


バラストポンプ

補機

セントラルクーリングも大きかったです

エンジン制御室

2ストロークの為、1階の中央部もエンジン場になってました

1階部分は、ストアとエンジン場の一部と言う感じです

エンジンもモンスター級なら、送風機もモンスター級のファンでした

ハッチ

全長が100m近いので5段ブリッジでもあまり高さを感じさせないバランスですね

二階がサロンと厨房になってました

スラスター室
バルバスの中にいるというのがわかりますね


吊り舵で可変ピッチペラです
常に荒天航海・船速を考えると可変ピッチがジャストフィットですね。
港内の停止距離も良いそうです


見事なトモの曲線美ですね。
とても鉄板で造られたとは思えません


まさにヨットのような船型



鉄板の芸術作品ですね



船舶として理想的なオモテ形状です



先端が極限まで細くされてますね
波を切り裂く形ですね。

大まかに言うと船型の優とされている潜水艦とヨットの良いところをとった船型ですね



ここからがお尻の美学です


このような美しいお尻を持った船はいないような気がします


私が見学したい船の中のひとつであった、なんせい丸の見学が実現して
非常にうれしかったです。
こういったオンリーワンの船を開発できる三浦造船の設計力と技術力。
船と言うよりひとつの芸術作品ですね。
美しい船体とは別に、航海は南西諸島の荒波を突き抜けていく
力強い走りなのですが・・・
そろそろドックアウトだと思いますので、運が良い人は、瀬戸内海を沖縄向けて走るなんせい丸に遭遇するかもしれませんね。
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今引き合いを出すと5年後くらいが納期でしょうね(笑)
(クランクが無いからなあ…)
その反面 クリノメーターを見て また驚きです。五段ブリッジで あの角度。
美しさと強さ。なんせい丸 恐るべし。
いつも楽しく拝見させて貰ってます。
写真を見て驚きました!!
なんせい丸は、今日の朝一で修繕を終えて出向していきましたよ。
自分は、エンジン関係者です。
最近まで隣のコンテナ船で作業をしておりました。
なんせい丸がこんな特殊な船だったなんて...
実は、工具を借りるためになんせい丸へ行きました(写真に写っている人もだいたいわかります)
ちなみに、隣のコンテナ船(今は進水しております)には、三菱製6気筒・UEC50LSEが主機です。
私 船のラジコン模型を作っているもので、初高さんのなんせい丸の模型は以前に拝見し感動しましたが、本物を見せていただき感激です!
いつかはこんな模型作ってみたいですね
有り難うございました
同じような設計の南日本汽船のりゅうなんは
ダイハツのエンジンを入れているようです。
ウォリック様
通常はホールド優先のカーゴで曲線面は少なくなってしまいますが直線面の少ない見事な船型でした。
ドック明けさっそく台風とガチンコだそうです。
隣の船から 様
このコンテナの写真は撮ってないのですが
バルバスの尖がり具合がすごい船ですね。
時間がなかったので隣の船まで見る時間は
ありませんでした。
ブリッジの眺めも良いのでしょうね。
くろしま様
なんせい丸の模型は、骨組みは本物とほぼ同じですから構造的には本物に忠実に作られています。
初高汽船にあるなんせい丸は、2番船で
1番船は、南西海運の事務所にあるそうです。
丸三海運の「なは」「海邦」がこれより大きい8L35MCを入れてます。
船型、積荷、航路等はこのなんせい丸と似たものでしょう。
これも正にモンスター級。
大阪~那覇航路を一昼夜で行くとか?(常時18ノットで)
凄いですね~船窓から見える景色はどうなのでしょうか?(笑)
「なんせい丸」、Cb0.6,Cm0.9なんですけれど数字なんか関係なく「美しい」ですね。
丸三さんの「なは」も数字上かなり近い船型です。
こちらは山中さんですからまた違うラインだと思います。
機会があればぜひ見てみたいものです。
宮崎沖で「なは」「海邦」に抜かれたことがありますが、斜め後ろに船を確認してからあっと言う間に抜いていきました。
航路が航路だけにハードな海況でも突っ切っていくそうです。
通行人様
「なは」が992GT1800DW 「海邦」が1090GT2000DWですが垂線間長や型幅・ハッチサイズなどはほとんど似てますね。
垂線から下がどのようなラインになっているのか興味ありますね。このクラスなら瀬戸内のどこかの造船所でドックのような気がしますけど。
りゅううなんは、なんせい丸とエンジンが阪神とダイハツの違いはあっても見た目も
同じような感じですね。
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